120404 県立工科短期大学1

   
   

 我ながらこの木を選んだ自分をほめてやりたい、と誰かのまねをしたいくらい大好きな花である。名前を「姫辛夷」という。名前の通りいつまでたっても大きくならない。それを補って余りあるなんとも上品な色の花をつけてくれる。

     
     

 今日は昨日の春の嵐が嘘のような陽気だが、風だけはまだ強い。それでもあの激しい風にもまけずに校内の桜は咲いている。8分くらいか。明後日の入学式には満開の花で新入生たちを迎えるだろう。最近では桜は卒業式の花になっていたのだが。
 それにしてもこの年になってまだ働けるとは。他人も娘も「もったいないね」と言ってはくれるのだが、ほんとに働けるようになるとは・・・・・。それも若い学生たちに関わることのできる仕事なんだから言うことがない。
 私以上に喜んでいるのはスーツやネクタイたちかもしれない。公民館での5年間はほとんどスーツを着たことがなかったし、辞めてからは結婚式で1度ネクタイをしただけである。おまけにこの年ではもうきることもないだろうと一度は処分しかかったくらいだ。それでも気に入ったものや思い出のあるものは残しておいた。そのスーツたちも久方ぶりの出番である。
 とはいえ、朝、スーツに着替えて鏡を見ると違和感を覚えて仕方がない。早くこの姿にも慣れないと! 

“120404 県立工科短期大学1” への1件の返信

  1. くいしんぼう

    若い方々と共に生きる充実した時間を過ごせそうで桜はなによりの祝花となりました。
    ライトアップの夜桜も素敵ですが昨夜、車中より咲き誇った花々に満月?のあかりに浮かぶ桜も風情があって思わず降車して見入っていました。
    お忙しくなりますが写真紀行も楽しみにしています。

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