161231 山の会6(涛音寮2)

今回は建物以上に 和田木乃実さんのおもてなしに感動!
彼女は涛音寮(=三階屋)の5代目当主であり
女性表具師としても着物や古布を使って素晴らしい創作屏風を制作・展示している
彼女自らの案内で作品や建物を丁寧に見せてもらうことができた
申し訳ありませんでした

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おまけ(?)として息子さんの抱く可愛いお孫さんにも出会いました
生後2カ月ということですが すでに7代目当主としての風格あり
最後には涛音寮をバックに全員の集合写真まで撮っていただきました
ありがとうございました

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木乃実さん スタイルのいい・知的な・素敵な女性でした

無事に16年度のブログも終わることができました
体力も 気力もずいぶん弱くなって
外に出るのが億劫になるばかりです
なんとか頑張っていこうと願っています
来年もよろしく

161228 山の会5(涛音寮1)

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「涛音寮」 国東半島の最北端 国東市の伊美港の近くにある
もう何度も訪れているが 来るたびに建物の豪壮さに圧倒される
明治の初期に建てられたという三階建ての その三階部分はまるで天守閣である
いまでは鄙びたこの地も江戸から明治にかけては海運業で栄えたという
その富の蓄積の凄さはどれほどのものであったのだろう
その「三階屋」にその往時が偲ばれる

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3階のテラス(というのかな)からは
まるですぐ目の前にあるように海と姫島が見える
暖かさに誘われて海の方まで歩くと
何軒か先にアメリカ風の大邸宅が建っている
ところが あちこちにサビが浮き 雑草も生えて全体がくすんでしまっている
いまは人は住んでいないそうだが 近くの病院の院長のものだったとか
その成金趣味にはへどが出そうだし 医者そのものへの信頼も無くなりそうだ
140年の時間が育んだ「三階屋」の気品とのあまりの違いに呆然とする

161225 拓郎

おとうさん 今晩 拓郎のコンサートがあるよ
あわてて録画することにした
9月に放映されたものの再放送のようだ
完全に見落としていた

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翌日(24日) 再生してみて愕然とした
これが あの あの拓郎なのか!?
永遠のガキ大将だと思っていた あの拓郎なのか・・・
何年か前 やはりNHKのBS だったか ライブがあった
その時もやはりそれなりに年は取っていた
それでも「拓郎」だった

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インタビューの中で70歳になった今の心境が語られていたが
「70歳」になるとこんなにも変わるものなのか
私は71歳だよ!!!

161223 山の会4(旧千燈寺跡)

次は 「旧千燈寺跡」
昔 むかし 訪れたことがあるような・・・・・・
文殊仙寺のつもりでいたのはたしかですが

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石畳の上の落ち葉を踏みながら少し上ると石垣が迎えてくれる
「山伏」さんの視線の向こうに
奥には本堂の跡の石段が残るのみ
手前には一対の仁王像
石板にレリーフのように半肉彫りしたもの 「鎌倉期と思われる」とあるが・・・・・
左の吽像は修理中とかでビニールに覆われている
二重の意味で「栄枯盛衰」という言葉がぴったりの場所でした

ここを後にして
海岸通りまで出て「道の駅 くにさき」で遅い昼食
遅いせいもあったのか「たこ飯」の美味しかったこと
スタッフさんが自慢してお薦めしただけあった

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161220 山の会3(五辻不動尊2)

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眼下のスギ林の上をトンビがゆうゆうと飛んでいる
紅葉がまだ残る山肌の向こうには豊後水道に姫島が浮かんでいる
遠くには四国や中国地方も望める

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おそらく古代の人々は小舟に乗って自由自在にこの海を行き来していたのでは・・・・・・・
新幹線よりも簡単に 早く・・・・・・・・・・
なんて つい夢想してしまった

山伏さんには 感謝・かんしゃ・カンシャ !!!
ぶつぶつ文句を言ってすみません

161217 山の会2(五辻不動尊1)

みんなから「山伏」とか「行者」とか呼ばれる女性がいる
女性にしては珍しく山岳信仰的なものが好きなのである
その人がぜひ「五辻不動尊」をみんなに見せたいというのでそこを目指す

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返事をしたもののそこまでの道のりの険しいこと
丸太で作った階段を上り
馬の瀬と呼ばれる狭い岩場をクサリを頼りによじ登る
それでも一対の石灯籠越しには文字通りの絶景が眼下に広がる
しばし言葉も忘れて眺めるのみ

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161214 山の会1(両子寺)

10日(土) 山の会がありました
毎年 11月に計画はするのですがいつも12月にずれ込みます
11月には公民館活動や合唱会があって参加できませんという人が出てきます
早く言ってよ~!
打ち合わせ会という名の飲み会では
一応予定日と方向だけは決めてあとは幹事さんにお任せというアバウトなもの
まあ ある方の強い要望で国東の「両子寺」だけは決まっていたのですが・・・・・・

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案の定 紅葉はほとんど散ってしまっていた
墓地の一か所だけに残っていたのはどうしてだろう
2年前の11月26日 佐藤さんと来た時にも
「もう2週間早ければよかったのに」と嘆いたのを覚えている
12月の10日というのに 日向ではぽかぽか陽気の小春おばさんである
そういえば女性陣 すっかりおばさん(?)になったなあ

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次の写真は雀の生活のコメントに応えてのものです

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161211 登校班

春日大社で中断している奈良紀行の行く末が気になるのですが・・・・・

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起きて最初に新聞を取りに行きます
そして 歯を磨いて ひげを剃ります
年を取って無精ひげを伸ばすとなんともみすぼらしくなって
我ながら鏡を見るのが嫌になります

そうこうしていると
遠くから子どもたちのにぎやかな声が聞こえてきます
寒いのですが 窓を少し開けます
この声を聞くことがもうひとつの大切な行事なのです

昔は田んぼが広がっていただけのところに
家が建ち始め アパートが林立するようになりました
娘たちが小学生の頃は近所に6名しかいなかった登校班も
今では軽く30名を超えています
それが海の方から 追いかけっこしたり ぺちゃくちゃおしゃべりをしたり 賑やかなこと
生垣の雀に似ています

毎朝 雀と登校班に癒されています