240625 5月の花

本来は紫陽花について書くはずでした
ところが時期的に遅れてしまったのと、5月に撮りためた花もぜひアップしたくなって・・・・
こうやって見ると、けっこう庭の中には花があるもんだなと感心してしまう

それでは、まずは生垣から顔を覗かせている「つるバラ」です
例年この花の時は母親について書くのが定番です
となりは「ドクダミ」です
ドクダミと言えば安曇野の彼が引っ越す前に中津の家にあったものを置いていった八重のドクダミですが、今ではすっかり親分みたいにはびこっています
そこで今回は、昔から椿の下にひっそり咲いている「十薬」です

次は「シモツケ」
小さくて鮮やかな赤い花の集まりが好きです
そのとなりは「ヤマボウシ」
ある人に教えてもらい、今はもうなくなった太宰府の山野草のお店で買ったのを思い出します

240620 嵯峨野散策32(常寂光寺4・本堂)

本堂は瓦葺の二層構造の屋根になっています
あまり見たことはありません
真正面には格子状の柵があって中を見ることはできません
正面の扁額の文字はかすれていて判別できません
判別できたとしても、読めなかったことでしょう

ということで、ここは早々に切り上げて上を目指そうと思います
それにしても、本堂の向かって左の紅葉の見事なこと
真紅と言えそうな鮮やかさです

240616 嵯峨野散策31 (常寂光寺3・男坂)

仁王門をくぐると、石段が迫ってくる
いったい何段あるんだろう、つい愚痴りたくなる
この現象もいつもいう「加齢」なのだろうか
この石段は「男坂」と呼ばれている
男坂というくらいだから急でもあり、段数の多さも仕方のないことだと思うが、
それなら「女坂」はどこにあるんだろう

振り返って見ると、仁王門は前から見た時とは全く違う姿を見せている
壁の白さもそうですが、
私が言いたいのは屋根の上ですよ
前景では枯れ葉一枚もないきれいな茅葺きの肌をしているのに、
後からは枯れ葉どころか草も生え、雑木さえ生えている
これはこれで趣があると言えないこともないけど・・・
手抜きというか、ずぼらというか・・・・・

夜中、今日借りてきた本を読んでいると、何かが気になって仕方なかった
そうだ!今日は15日だ。ブログを書く日じゃないか…
もう12時前だ 明日朝に書こう!!

 

240610 嵯峨野散策30(常寂光寺2・仁王門)

茅葺きの屋根が非常に特徴的です
瓦葺よりも、この方が嵯峨野の地にふさわしく上品に感じます

とも思いますが、仁王門という言葉の響きには少し似合わないかな
それにしても紅葉に包まれた茅葺きの仁王門もいいですね

門の両側には運慶作の阿吽の仁王像(←クリック)が境内を守護しています
東大寺の阿吽の像はすごい迫力の筋肉美でした
ここの仁王像は規模ではとても敵いませんが、守護という言葉にふさわしい目力です
ところがそれを表現する写真が私のアルバムの中にはありません

ということで、ネットの中に見つけましたのでリンクしておきます

240605 嵯峨野散策29(常寂光寺1・山門)

このお寺は嵐山を形づくる一山である小倉山の山肌に張り付いています
百人一首の26番歌・藤原忠平の歌に
「小倉山峰のもみじ葉心あらば 今ひとたびの御幸待たなむ」と歌われています
中学校で担任をした時は、学級会では百人一首大会、
国語の授業の古典の時は、枕草子や徒然草に奥の細道の冒頭の文章を暗記させていました
15・6年前の同窓会では、全員が「春はあけぼの・・・」と暗唱してくれたし、
自分の好きな百人一首の歌を歌ってくれました
けっこういい教師をしていたのではないかな
自分で言っちゃうか?とは思うが、せめて自分でもこうして痕跡は残しておかないと
存在さえなくなってしまうのではと不安です

太い角材を格子に組んだ山門
すき間から境内がうかがえる
よく言えば「開放的」です
妙に立派なものより、寺の大きさに、そして、この地の景色に溶け込んだ門と言えるのではないか
そういえば、どこかで「ここは塀のない寺」と書いていたのを思い出した
たしか鎌倉でだったと思う

ありました!!!
浄智寺の門でした