121128 築城航空祭10(ブルーインパルス1)

これまで航空祭の嫌なところばかり書いてきた(こんな自分が我ながら嫌になってきていた)が、「ブルーインパルス」は文句なしにすばらしい。名前がまたいい。日本語で「蒼い衝撃」と訳しているが、「青い」ではなく「蒼い」がたまらない。「青」では軽すぎる。「蒼」にはなにか「とんがった」ところがあってたまらない、なんて屁理屈をこねるよりも、つたない写真ですが4回に分けてアップしますので見てください。あと3回にはできるだけ言葉はつけないように(できるかな?)します。そうそう、蒼い空の中の「ブルーインパルス」はたまりません

121123 築城航空祭9(肉巻きおにぎり)

スクランブルの後は13時からの「ブルーインパルス」まで80分間の休憩がある。なにはとあれ何か腹に入れておかないとと、出店の並んだ場所へと急ぐ。本当は、昔子供会で来た時においしい「食堂カレー」を食べたという連れ合いの言葉に、どこかに出ていないかと探したのだが見当たらない。と思ったら「隊員食堂カレー」という名前のレトルト食品になって売られていた。全国の基地の中でも一番美味しいカレーというのが売りだが、一度は食べておかないと話にならない。
はじめは焼きそばの列に並んだのだが、なかなか前に進まないのでしびれを切らして隣の宮崎名物「肉巻きおにぎり」に移る。よくある話。これが運の尽き。回転がいいのは有難かったが、なんと小さなおにぎりが1個400円。前に貼ってある写真では2個並んで400円とあったので、1個が200円と思いこんでしまったのだ。思い込んだこちらのミスかもしれないが紛らわしい表現をするな。腹が立つ。
いまさら止めますとも言えず、呆れながらも千円を出してやっと2個買った。東国原の似顔絵があったが、あのはげ頭がいよいよ憎たらしくなった。今度の都知事選に出ても応援(したくてもできないけれど)してやらないぞ。食べ物の恨みは怖いからな。

121120 築城航空祭8(対地射爆撃展示)

 そういえば、スクランブルの前にあった「対地射爆撃展示」も編隊が上空を通り過ぎた後、遠くの原っぱで「ドン!」と音がした。何でこんな時に、あんなところでうろちょろしてるのかと不審に思っていたのだが、こんなことだったのか。そうだろうな。こんな人出の中で本物の射爆撃をやって、万一事故でも起こしたら目も当てられない。私が責任者でもやらない、やらせないが、ただの見学者としては「射爆撃」なんて書いてあったら、ひょっとしたらなんて期待してしまう。
 それにしてもあの「ドン!」だけはちょっと馬鹿にされたような気になってしまった。

 ヒロさん、この飛行機はなんですか?

121117 築城航空祭7(模擬スクランブル)

 地上整備員がやってきて、空対地(空対空かな?ヒロさん、解説お願いします)ミサイルを取り付け始めた時には観客から「お~っ!」という声が上がったが、スクランブル発進はなかった。タキシングで滑走路の端まで行って、機種を変えたのでまた「お~っ!」と、今度は声は上がらず思ったのだが、目の前をお通りになっただけ。そうだろうな。こんなに大勢の観客の中で、それも目の前でスクランブルなんてやるわけないわな。

121116 築城航空祭6(陸自機動飛行)

 航空祭唯一の陸上自衛隊の出番。機種は「AH-64D」。通称「アパッチ・ロングボウ」。世界最強の攻撃ヘリコプター。どうしても見たかったものの一つだ。イメージとしてはカマキリが獲物を狙う姿に似ている。兵士にとっては高い空を飛ぶ戦闘機や爆撃機よりも、目の前に浮かびじっと睨みつけるヘリは恐怖の的だろう。たしかに上から襲いかかる姿勢の時が一番精悍で、一番似合っている。

121113 築城航空祭5(救難団救難展示)

 アトラクション1の「救難団救難展示」。なんとも分かったようでいま一つ分からない言葉の羅列。いかにも官僚!といった表現である。分からないのは言葉だけではない。肝心の実演がけっこう遠くで行われているので何があっているのかいまいちだ。ロープを使って降下する場面だけは「お~」と声が出た。

121111 築城航空祭4(観客あれこれ2)

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けっこう服装に凝っている人が多い。こういう場所にはこういう服装というTPOというやつだ。ところが、迷彩服などは当たり前でかえって目立たない。この人は遠め目には基地の関係者に見えたのだが、それにしてもその人がなんでこんな場所で、おまけに携帯で写真を撮っているのかと思ったら、よく見ると上着は制服に見えたが下はジーパン。おまけに略章に見えたのはただのバッジだった。

目の前のショーはそっちのけでよくしゃべる。夫婦であんなにしゃべるのは見たことがない。おまけにしゃべっっているのは男の方ばかり。こういう男の人って時々見かけるが、ほんとによくしゃべる。そして、いかにもよく知っているように思えるし、その語りの上手さについ引き込まれてしまう。後のかっこいい帽子のだんなの背中が、嫌そうな表情をみせていて可笑しくなる。

観客の目の前に等間隔で若い隊員が立哨に立っている。どこの世界でもこういう役は若い人と決まっている。中には疲れたのか下を向いている者もいる。上の「だんな」ではないが、彼の肩の落ち具合に疲れが見える。何を考えているのか。昨日の彼女とのけんかのことか、それとも早く昼飯にならないかなか、はたまた、ただひたすら時間の経つことの遅いことを嘆いているのか?