110427 CM(資生堂)

 退職して、書きっ放しになっていたブログの整理をした。整理とは書き溜めた原稿をきちんと順番にファイルに保存することである。そうやって始めて気がついたことがある。ブログには使われていない原稿のあることは判明したのである。理由は分からない。もったいない話だ。その中身は時期を選ぶものではないのでこれから載せていこうと思う。まずは「CM」から。

できるだけ元気のよいものを 完全なる私好みから

 1年前、CMについて書いた。その時は御三家と呼ばれた一つ、「サントリー」について書いている。双璧となったらサントリーと資生堂になるだろう。化粧品会社なので女性が対象となるが、男の私でもすばらしいな~とつい見とれてしまうものがあった。そして、対象が対象だからサントリーよりも映像と同じくらい音楽が重視されている。いまでも資生堂のコマーシャルとしてはシャンプーのCM「つばき」が目につく。そこには多くの日本を代表する女優さんがモデルとして起用されているが、多すぎて視線が分散されてしまう。

110425 桜紀行(菊池公園)

 いつもは阿蘇・一の宮を通っていた熊本への道が、ナビを信用しなかったために今まで一度も通ったことのない菊池を通る羽目になってしまった。ところが、山道から開けた所に出た途端、桜並木にぶつかった。けっこう観光バスも停まっていたし、人も出ていた。帰りにはここをまた通って帰ろうと話した。こういうのを「怪我の功名」というのだろう。
 
 写真を見ても分かるとおり、桜も多く、沢山の花をつけてきれいなのだが、私にはイマイチなのである。なにが足りないのだろうかと考えたが思いつかない。その思いがずっと残っていたのだが、ブログを書き始めて思いついた。それは・・・・・・・。私の桜への思い入れの強さが影響しているのだと。小倉城も熊本城も健軍通りも、行きたい、見たいという思いが強かったし、その土地の歴史に対する思いもあった。
 ただ単にきれいなだけでは心には響かないのだ。「思い」が大切なんだ!
 今回の桜紀行はこれで終わりです。連休の30・1日には1泊で「津和野」へ行きます。また沢山の写真を撮ってきます。 

110422 桜紀行(健軍通り2)

 熊本城から路面電車で行くはずが、終点の停留所からけっこう歩くと聞いたので車に変更する。途中で分からなくなり写真屋で尋ねる。親切に地図まで書いてくれて、通りは駐車ができないので「マルミヤ」というスーパーがあるからそこに停めるといいよとまで教えてくれた。
 
 たしかに健軍通りの両側には桜並木が続いているが、やはり途中で停めるわけにはいかないようだ。教えてくれた通り「マルミヤ」に停める。ちょうどお昼時になったので敷地内にある「番や」という焼肉店に入る。外観は洒落ていて、もちろん店内もきれいだ。コンビランチを頼む。これにドリンクは飲み放題で、最後にムースのデザートがついている。これで980円というからランチはお店の宣伝だというのも納得。
 
 さらに、こうしたチェーン店の味はイマイチというのが相場だが、私も連れ合いも満足だった。男性店員の接客も温かい。男性女性に限らずこれでよく接客業に就いているなという人をたまに見かけるが、こういう場合の女性にはガマンならない。いつもは書かないアンケートに全て二重丸をつけて箱に入れる。
 

110420 桜紀行(健軍通り)

 この桜紀行の一番の目的は「健軍通り」の桜を観ることである。連れ合いが、もう何年も前に出かけ、凄かったよと言った時からあこがれの地になった。その時は二人で出かけるはずだったのに仕事が急に入って彼女は友だちを誘って出かけた。であるだけになおさら思いは募った。
 
 もう一つ理由がある。それは「け・ん・ぐ・ん」という言葉の響きを持つ地名への憧れである。清正以来、というより熊本には昔から「武」のイメージが付きまとう。市内に住んでいた甥たち(双子でした)がやってきた時、彼らのよく使う言葉に「ムシャヨカ!」というのがあった。カッコイイという意味である。おそらく「武者よか!」と書くはずだ。いかにも熊本の言葉ではありませんか。
 
 ネットでは二日前に満開と出ていたのでちょっと心配したが、実際はまだ蕾も見られるくらいで、熊本城と同じ青空の中に浮かび上がる桜は素晴らしかった。幹の太さも見事だが、どうしてかその幹が黒々としてたくましく見えたのが印象的だった。通りの横には自衛隊の「西部方面総監部」の敷地が続く。たしかに「健軍通り」である。 
 

110417 新博多駅

旧正月に帰ってきた孫が春休みも帰ってきた。今回は1週間の滞在だった。10日、彼を連れて新しく開業した博多駅に出かける。
今九州で一番人出の多いところ。とりあえず福岡空港に停めて地下鉄で博多まで。二駅目という便利のよさ。海を埋め立てて新空港を造る計画がご破算になったが、当たり前だ。関西空港の二の舞になるところだった。 
 
 駅の正面。たしか日本で一番大きな駅ビルとか聞いたが・・・・・。この位置からは全ては写らないのでパノラマにしようとしたがどうも上手くいかない。  
なにはともあれ、昼ごはんを食べる。人気店は行列ができていてけっこう時間がかかりそうだ。このお店はお客は入っているが、行列ができるほどではない。ちょうどいい具合のお店である。私は「ハヤシカレー」を食べる。   
彼は「ポケモンセンター」へ直行。前回の時もキャナルのポケモンセンターに行ったが、ここでも年寄りがけっこう多い。私と同じように孫のお供である。ただひたすら待つのもけっこう辛いものがある。   
帰りにやっと私たちの買い物となった。とはいえ、帰りの時間も気になるし、彼も飽きてきたようなので「東急ハンズ」で二人とも「歩数計」を買っただけである。毎晩のウォーキングは続いているが、何か刺激がないと飽きがきている。さあ、これが刺激剤となるか?   
   

110415 桜紀行(熊本城2)

 4年前、文化の森大学で築城400年祭に来た時には残念ながら本丸御殿は完成していなかった。400年祭と盛んに宣伝していたから、当然御殿は見られるものとばかり思い込んでしまった。当時事務局は私ではなかったので知らん顔をしたが、あらら!と内心思ったものだ。
 あれから4年が経ったが、当時の芋の子を洗うような人出は落ち着き、ゆっくりと内部を鑑賞することができた。一言で言えば、言い古された表現だが「絢爛豪華」とでも言おうか。当時、テレビで復元工事の全貌とかいった特集があったが、やはり目の前で見る「招君之間」の障壁画や天井のの見事さには圧倒された。
 

 こうした場合、「撮影禁止」という場合が多いのだが、ここでは「フラッシュをたかなければ写真撮影はOK」というのがうれしかった。 

110414 桜紀行(熊本城)

  4日。昨日に引き続いて桜詣で。昔、子どもたちが小さかった時、天草を一周したことがあった。その帰り、熊本城を訪れ、桜の見事さに驚いたことを覚えている。もう一度この桜を観たいというのがこの桜紀行の大きな目的の一つである。
 
 天気にも恵まれ、ほんとに素晴らしい桜を観ることができた。やはり桜は桜だけでは・・・・・・。桜ほど人との交わりの中で親しまれた花はなかったのではないか。天守閣と桜、櫓と桜、堀と桜、御殿と桜、石垣と桜・・・・・。清正と桜、西南戦争と桜・・・・・。これに抜けるような青空がバックになり、やはり来て良かった。
 

110412 桜紀行(小倉城2)

 宴会といえば松本清張記念館の前で面白い車を見た。ライトバンの側面に大きく「焼肉パーテイー 出前致します」と書いてある。そのほか「ガーデンセット無料貸し出し 配達無料 設営から撤去まで 一人前1,980円 15人前よりご予約承ります」と。ということは、場所と飲み物さえ確保しておけば、あとは片付けまで業者がやってくれるということになる。なんとも便利(?)な世の中になったものだ。
 こちらはまさか宴(うたげ)に参加するわけにもいかず、リバーウォークで昼食をとる。始めて「バーガー」なるもの(そう呼ぶのか自信はないのだが)を食べた。今流行の言葉でい言えば「バーガーデビュー」とでもなるか。正直な話、辛すぎて口に合わない。「チリペッパー」の方を頼んだので大丈夫かなと思ったけど、と連れ合いに言われる。後で言うなよ!どこかでうどんの方がよかった。