141229 六郷満山4(文殊仙寺1)

 両子寺から文殊仙寺へ。ここはずっとあこがれの地だったが、なぜか行きそびれていた。号は「峨眉山」。中国の三大霊峰の一つにこの名前がついている。西遊記にも出ていたと思ったが勘違いか。開基は「役小角」。弘法大師・空海と同じで日本全国あちこちに姿を見せる。その末裔が「黄門様」というわけだ。

 石段の登り口には両子寺と同じく仁王像が鎮座する。私の中で仁王像といえばこちらの方だが、続けて見ると両子寺の方がキリッとしている。登る時にもこの仁王像の写真を撮っていた人が、降りてきた時にもまだ撮影していた。それも二人。好きなんだな~。石段をえっちらおっちら登ると本殿横に「十六羅漢」が迎えてくれる。その姿を見た途端、佐賀県の雷山千如寺の五百羅漢を思い出した。

141226 六郷満山3(両子寺2)

 予想した通り紅葉はほとんど散ってしまっていた。護摩堂の隣にあるトレッキングセンターの屋根や参道に降り積もっていたが、2週間ほど前だったらどんなに素晴らしかっただろうかと思わせる落ち葉の姿だった。佐藤さんと来年もう一度、それも11月の中旬に訪れようと約束した。

 私たちは護摩堂の下の駐車場に停めたが、参道の下に停めた方がいい。参道を降りることになったが、やはり参道は登る方が本当だ。すぐに「無明橋」という太鼓橋があって、その上の両脇に大きな石造りの仁王像が鎮座している。筋骨隆々、満身の力で仏を守っているたくましい姿にうっとり。

141223 おーちゃんのつぶやき1

 どこかに出かけ、写真を撮って、それについてのコメントを載せる。ずっとこのスタイルでやってきて、ちょっと疲れたというか、マンネリというか・・・・・。時には何かをつぶやいてみたくなりました。その時にそれに合った写真がないのが難点ですが。まあ、これまでに撮りためたものの中から適当にアップしてみましょう。

7年前に送ってもらった「カタクリ」の写真

 12月21日。サンデーモーニング。ふだんは敬遠する番組なんですが、好きな「ガッチリマンデー」のあとということで。司会は関口宏。今回の衆院選の低投票率を取り上げた時、4人のコメンテーターのうちのベテランは「自民党は信任されたと思ってはいけない」という。いろんなところでこの手のコメントを聞くが、なんか胡散臭いものを感じてきた。そのあと、若い(1981年生まれだから33歳。お肌なんかもつるつるしてる)方が「捨て台詞に聞こえる」と一言。思わずニヤッとさせられた。

 「野党は代案を出せなかった」というコメントに対してベテランは、「アベノミクスを止める。集団自衛権を止めるも立派な代案なんだ」とむっとした表情で言い放つ。これが露骨なんだからあきれたね。笑ってしまったね。じゃどうするかがなかったから野党は相手にされなかったのではないか。いい加減に反対のための反対はやめてほしい。

 駄目押し。「日本は反イスラムになってはいけない」という。えっ!これまで日本は反イスラムに一度でもなったことがあったかな。なったことはないし、これからもないと思う。イスラムの名を借りた「テロ」には反対してきたけれど。何かこのベテランのコメント、ひいては思想は、雑で、一方的で、意図的。●●そのものだ。人の振り見て我が振り直せ-気をつけよう。

141220 六郷満山2(両子寺1)

 地形図で見ると国東半島の姿がよく分かる。南に別府湾。東に伊予灘。北に周防灘に囲まれて、まるでアニメに出てくる巨人の顔をしている。中央に両子山があり、丘陵や谷が放射状に延びる。谷ごとに六つの郷が開け、そこから国東全体を「六郷」と呼んだ。ここにはかつて宇佐神宮の荘園があり、その関係でたくさんの寺院が建立され、それらを総称して「六郷満山」と呼んだのである。。宇佐神宮と寺院。つまり、ここは神仏習合の発祥の地でもある。というといかにも理屈っぽくなるが、意味そのものよりも「ろくごうまんざん」という言葉の響きがなんとも言えないのだ。

 十何年前だろう?豊後大野市であった県の大会の帰り、このまま帰っちゃもったいないと同じ車に同乗した4人で両子寺に参詣したことがある。11月の中旬だったと思う。国東半島が好きな人がいて、紅葉を見に行こうと誘ってくれたのだ。見事な紅葉でいい思い出になった。その時は、ずいぶんと山の中に入り込んだという記憶があり、たしかに車の離合に往生した覚えがある。ところが、今回は「えっ、こんなに早く?!」というくらいだった。

141217 卓球部同窓会

 このブログも話があっちこっちに跳んでしまう。スペインも残っているし、シロは1話で途切れ、六郷満山もご覧の通り。今日はタイトルにある「卓球部同窓会」。

みんな老けてしまったなあ。半世紀以上経ったんだから仕方ないか!

 毎年11月にあるはずが、担当学年が自分たちが担当であることをすっかり忘れてしまって、とうとう12月になってしまった。今年は連絡が遅いなと思っていたら、なんとその学年は私たちであったというのだから情けない。気がついた山下さんが連絡をとってくれてなんとか滑り込みセーフ。おかげでいつも10人を超える出席者が7人になってしまった。1年生が全滅となってしまい、ほんとに申し訳ありません。

 話題もどうにかこうにか続いてきた高校時代の秘話も尽きてしまったのか、孫の話に病気の話。どちらの病気の重さが重いのかなんてあ~あ! まあそれでも2時間半話が持っただけよしとするか。来年の当番は1年生。そして、期日は11月の第2日曜日。場所はここ、「花福」となりました。

141214 六郷満山1(並石耶馬)

 佐藤さんとは5月の終わりに安心院の鏝絵巡りをした。「そろそろですね」ということで秋の写真紀行に出かけることにした。さあ、どこに行くか?佐藤さんから、国東にある33か所の霊場巡りをしませんかと提案される。これまでにもいくつかのお寺や石仏などを訪れたことはあるが、33か所を意識したことはなかった。全てを回ることはなくてもこれから何年間は目的地に困らないなという安易な気持ちがあったことは確かだ。ということで、これから何年かかけてゆっくりと国東半島を巡ろうということになった。

 出かけたのは遅くなって11月も30日。午後は雨という予報を気にしながら中津を8時に出発。豊後高田の市街地を抜けて、半島を横断して空港へ続く道路を走って、まずは両子寺を目指す。最初に写真を撮ったのは長安寺を過ぎた先にある「並石(なめし)耶馬」とその下にあるダムの風景。

 そうそう、途中、車を止めて連れ合いの作ってくれたおにぎりを二人で食べていた時、窓ガラスに「ドスン!」という音と衝撃が走った。ヒヨドリみたいな鳥がぶつかったのだ。鳥はすぐに飛んで行ったが、あとを大きな鳥が追いかけていく。逃げ果せることができただろうか。

141210 三毛猫さん18(由布岳)

 10月30日に登った由布岳で出会った花と男性のお話をしますね。写真はウメバチソウとヤマラッキョウの花。花の少ない時期なので見つけた時は嬉しかった。可憐です。

ウメバチソウ-深耶馬渓小学校から分校に行く途中で見た覚えがある。

ヤマラッキョウ

 山頂で光市から一人で来たという83歳の男性とお話ししました。

 前日は朝5時からくじゅうに行き、10時間ほどかけて何座かの山に登り車中泊。今日は由布岳。下山したら中津城に行ってみたい。道の駅で車中泊して明日は英彦山に登って・・・・・、老人会の行事があり仕方なく家に帰る。もっと居たいけど・・・・・。

 山に行くと元気な中高年がたくさんです。そんな人に出会うたびに「あやかりたいもの」と刺激を受け、元気をもらいます。こんなふうにアクティブに人生を楽しみたいものです。

 寒くなりました。風邪などひきませんように!

日光の紅葉の写真を見たかったなあ・・・・・・・

141207山の会3(御船山楽園)

 お昼は金立SAで。もう少し洒落た所でなんてわがままを言う人もいたが、計画する身にもなってくれよ。ラーメン定食、美味しかったよ。

 始めの計画では九年庵だけだったのだが、それじゃ時間がもったいないという意見が出て、同じ佐賀県内の「御船山楽園」に行くことになった。ここにはあまりいい思い出がない。4年前、連れ合いと来た時はがっかりした。詳しくは「120515御船山楽園」を参照。前回はツツジだった。今回はもみじ。まあ、九年庵よりは良かったというところか。ぜひここをと希望した外園さんが満足していたので一安心。

 来てみてびっくり。なんと佐藤さんと2年前、大楠紀行で来た「武雄の大楠」のちょうど後ろ側に当たる所だった。どこかでも書いたが、佐賀県はけっこう見る所が多い。ツツジの時にもう一度来たいと言っていた外園さん。次回、春の企画担当だからもう一度くる可能性は高い。

御船山の麓のツツジの群生。20万本という。 樹齢170年の大モミジ。全く色づいていなかった。

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