160930 奈良紀行5

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「飛火野」はさだまさしの歌「まほろば」の冒頭に出てくる

  春日山から飛火野辺り
  ゆらゆらと影ばかり泥む夕暮れ
  馬酔木(あせび)の森の 馬酔木(まよいぎ)に
  たずねたずねた 帰り道

さだの歌には古典を踏まえたというか古語を巧みに使ったというか、
そんな歌が多い
その中でもこの「まほろば」は秀逸である

「飛火野」 - 何か特別な場所のように感じませんか
実際は鹿のフンだらけだとタクシーの運ちゃんはいうのですが・・・・・・・・

160926 碁 敵

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Yさんから電話よという
21日間入院していてやっと退院したと
5月ごろに体調を崩して入退院を繰り返している
「あんた、強くなってもう相手になっらんじゃろうな
そんな夢ばかり見とったよ」と

川向うに住んでいる
いわゆる碁敵である
年は10ほども上だが、妙にウマが合う
これまでは会えばいつも3番ほど打つだけの淡々とした付き合いだったのだが、
この頃こうして時々電話をくれる

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70年の人生の中で「馬が合う=波長が合う=リズムが合う」人に
いったい何人出会っただろうか
どう考えても片手にも満たない
その中でも話していて楽しかったのは、となると・・・・・・・・・・・

 

160924 奈良紀行4

ホテルは「サンルート奈良」
何年か前、本山参りに行った時に京都で泊まったサンルートがよかったのと
中津にもあるのでなじみじゃないけどなんとなく・・・・・・・

13時半にホテルを出る
奈良でどうしても行きたい所の一つに「春日大社」がある
修学旅行の定番は「東大寺」だが、そこから歩いても10分ほどか
それでも縁がなくて一度も行ったことがない

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最初に出てきたのは「二之鳥居」
事前の調査では「一之鳥居」から「影向の松」、「飛火野の大楠」に
「二之鳥居」のはずだった
そうか!
疲れていたのでホテルからタクシーに乗ったために途中をとばしてしまったのだ

160920 秋 !

台風16号も通り過ぎました
風はまだ残っているけど心配ありません
20数年前に屋根瓦が吹き飛ばされる被害を受けたことはありましたが、
ここ中津はだいたい台風は避けてくれています
とはいえ、想定外の時に来るのが災害ですから熊本のことを考えると・・・・・・・・・

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畑へのあぜ道「ツユクサ」と庭の「センニチコウ」が台風の後の風に中で色鮮やかです

萩の花の中では昆虫が忙しそうに動き回っています

どっぷりと秋です

160916 奈良紀行3

近鉄特急
京都から奈良まで特急だと30分
料金は1130円
快速だと同じ停車駅なのに無料だった
いったいどないなっとんねん!!

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車掌のアナウンスがたまらない
「近鉄特急をご利用いただき、ま・こ・と・にありがとうございます
この電車のご乗車には特急券が必要になります」
文字からは感じようがないのだが、
思わず拍手したくなるほどの見事な鼻声である
こうしたアナウンスの真似の上手な芸人は「中川家」の弟・礼二の方だったか?

電車を降りると「せんとくん」が出迎えてくれる
ちょっと不気味だ!

160912 奈良紀行2

小倉駅9時14分着
新幹線のぞみ16号5番のD
連絡時間は7分しかない
腰の悪い者には綱渡り状態だ

とか何とかいいながら11時45分
京都駅まであと7分
雲はどんよりと垂れているが雨は降っていない
なんとか今日は予定通りいきそうだ

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今日は6月8日
6月といえば例年梅雨に入っている時季である
なんでこんな時季にしたのかというと、もちろん望んでではありません
JRの日本旅行社に頼んだところ、4月・5月は外国人観光客でホテルが取れません
5月はそれに修学旅行が入るのでどこも満員ですと言われてしまったのです
1泊ならありますが4泊は無理ですと

160908 奈良紀行1

23時に寝て、なんと目覚めたのが1時半
それから3時15分と5時にトイレに行って、とうとう6時に起床
旅に出る喜びが、喜びが
まだまだそんなことに興奮できる若さ(?)があると、いい方に考えておこう

8時41分発
白いソニック12号
ゆうくんなら興奮するだろうな
3号車3番B  ちょうど1週間の日程で憧れの奈良へ
大きなバッグに小さなバッグ
大きい方には連れ合いのものがいっぱい入っており、それを運ぶのは私の役目
5月の初めから腰が痛くてたまらない
だましだまし過ごさないと・・・・・・・

今度の旅、ツアーではないのでゆっくりできた
できたのでその日の出来事をその日のうちにまとめることができた
おかげでこれまでの紀行文の中でも最長の大河ドラマになってしまいました
自分でも呆れているのですが、しっかり着いてきてください。

160904 花と猫

たしか「花と竜」とかいう火野葦平の小説があったはず、
なんていっても知ってる人はほとんどいないだろうな
私も古くなったもんだ

猫1 猫2

前回書いたブログ「夏水仙」の花の根元に野良猫がのんびりと寝ている
台所の窓の向こうに見える
警戒心の強いノラにしてはずいぶんリラックスしている
コケを布団にして気持ちよさそうだ

猫3 猫4

ブラインド越しで見えにくいので、
いい角度にしようとガチャガチャいわせたり、
思い切って窓を開けたらさすがに気付いて睨まれてしまった
こうなるとどちらが家主か分かったもんじゃない