140129 朝日新聞

朝日新聞
毎日新聞 読売新聞

朝(23日)、新聞を見てびっくりした。1面のトップ見出しが『歴史問題 中韓と和解を』となっている。横に「ケネディ駐日大使インタビュー」とある。記事を読んでみると、項目は7つあり、その中の一つである「歴史と和解」を見出しにしているのである。こういう表現になると中韓に合わせるべきだという朝日の思惑が透けて見えるがどうだろう。

今勤めているところは3つの全国紙をとっている。「毎日・朝日・読売」である。家では朝日なので昼休みゆっくりと毎日・読売を読むのを日課にしている。今朝のことがあるので3紙を比べてみた。毎日は「原発政策 出そろう」であり、読売は「都知事選 公約出そろう」と都知事選が主役となっている。個人的にはそれが当然だと思うが3紙とも横並びなのもいかがなものかという考えもあるだろう。しかし、、朝日の「中韓と和解を」には違和感を覚える。

ケネディさんだからだろうがそれにしても彼女は一大使である。朝日では、その彼女のインタビューが都知事選よりも一面トップを飾るのである。ケネディさんも国と国の関係に「和解」なんていうものがほんとにあると思っているのだろうか。ましてや「恨」の国・韓国や「侮」の国・中国を相手に。「和解」とは「互い」の関係であって、中韓を相手に「和解=互い」があるはずがない。特に韓国の要求する「誠意ある態度」とはあっさり言えば「金をくれ」でしかない。

たったこれだけでうんざりしている私に比べて、中韓のしつこさにはある意味、凄味を覚えてしまう。それにしてもこの頃、朝日の編集方針が気になり始めた。

140126 イルミネーション紀行14(おかげ横丁)

  外宮・内宮と参拝を済ませ、お待ちかねの「おかげ横丁」へ。人の多さでその流れに流されて終わったという印象だった。「赤福」の看板の前で、写真を撮ってくださいと頼まれた。ところが、そのカメラとはタブレットのこと。けっこうなお歳のご婦人だったが洒落たものを持っている。自分と赤福の看板を一緒に撮ってほしいという注文が入る。ところが(この言葉が続くが)、シャッター替わりのタッチが微妙すぎてうまくシャッターが下りてくれない。寒いのに汗が出てしまった。

  やっと「イルミネーション紀行」も終わりました。3日に1回のペースでアップしたのですが、これ以上早いとネタが早くなくなってしまうし、これ以上遅いと間延びしてしまう。このあと、「朝日新聞」というネタを挟んで、「オランダ紀行」に戻ります。これが何とあと20回ほど続くことになります。なにとぞお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。

140123 イルミネーション紀行13(内宮)

正 宮 外弊殿

  外宮では古いものと新しいものとが同時に見られたので、新しい社の美しさ・清々しさが十分感じられた。ところが、内宮では古いものは取り壊されて完全に隠されていたし、参拝客の多さでゆったりとお参りするといった雰囲気ではなかった。

荒祭宮 風日祈宮

  手前を左に折れて少し上ると「荒祭宮(あらまつりのみや)」がある。「天照大神の荒御魂(あらみたま)を祭る別宮で、荒御魂とは神の特別な働きをする状態、または神が現れた状態といわれています」とマップにはあったが、よく分からない。正宮よりもこちらの方が人気があるような気がした。下には「籾だね石」や「御稲御倉(みしのみくら)」に「御酒殿(みかさどの)」があって、私たちは農耕民族であることを思い出させてくれる。この頃なぜか「農耕民族」であったことが幸せに感じられる。

140121 イルミネーション紀行12(宇治橋)

宇治橋 五十鈴川
御手洗場

  ガイドさんから繰り返し言われたのが、式年遷宮なので交通渋滞のすごさと宿泊地の確保の困難さ。おかげで翌日伊勢に行くのに「なばな(長島)」からわざわざ引き返して小牧のビジネスホテル泊まりになる。渋滞は何とかすり抜けることはできたが、伊勢神宮のお参りの多さにはどれだけ脅されたか。前の週末には大混雑で宇治橋の上では写真なんか撮っていたら蹴飛ばされましたよとまで言っていたのに、ここでもゆったりと歩くことができた。

  「ゆったり」で文句を言うのもおかしな話だが、あんなに脅されたのだから少しは体験したかったなあ。五十鈴川御手洗場までの間にお酒を奉納したのを見た。そういえば天照大神が岩戸に隠れた時にも神々はその前で酒盛りをやっていたとか。そういう話の方が身近で楽しくなる。やはり三重県の酒造組合のもので、たくさん集まると賑やかでデザイン的にも優れている。日本酒の好きなТさんもしきりに感心していた。残念ながらいま最も人気があるという「獺祭」は見当たらなかった。そうか、あれは山口県のお酒だった!

  昨夜は夜のウォーキングに出かけようとしたら冷たい雨になっていた。コタツに潜り込んでテレビに専念していたらブログのことをすっかり忘れてしまった。

140117 イルミネーション紀行11(外宮)

北御門鳥居 古 殿 正 殿
多賀宮 土 宮 風 宮

  前回伊勢へお参りしたのはいつのことだろう。親父と長兄の本願寺への納骨の時には、その後みんなで永平寺に行った。ということはお袋の納骨の時ということになる。それでももう13年ほど前になる。あの時は内宮にだけ参拝している。ということで、今回は正式に外宮から内宮へ、そして、別宮も時間と相談しながら行ける範囲でお参りすることにする。

  今年は20年に一度の式年遷宮にあたるのですごい数の参拝者だ。写真撮影は石段の下までとなっているのだが、どこでも無視する人はいる。正殿の隣には前の社がまだ残されている。その前で写真を撮ったお年寄りが案の定衛視に注意されている。日本だから注意だけですんだが、外国だと悪くするとメモリを没収される。

  ここでは風宮と土宮に多賀宮にも参拝できた。「風宮」という言葉が何ともいえず風情がある。途中の参道で「亀」を見つけた。彼も式年遷宮に合わせてやってきたのか?時間がかかっただろうな!

140114 イルミネーション紀行10(富士山)

  ベゴニアガーデンを出たとたん連れ合いが「雨!」という。香嵐渓では快晴で雨の気配は全くなかった。あわててメインの富士山を観に走る。今年のテーマは世界遺産になった富士山を祝して「祝・世界遺産 富士」と名付けられている。

  暗闇の中、四季折々の富士山の姿が映し出されていく。7分間、10シーン。山頂にかかる日の出・ダイヤモンド富士から新緑のラベンダーに彩られる初夏の富士。紅葉の赤富士に雪化粧の白富士と目の前で刻一刻とその姿を変えていく。言葉も出ずにただひたすら写真を撮る。連れ合いたちも雨の中、濡れながら惚けたように眺めている。

140111 イルミネーション紀行9(光の回廊)

  人気のスポットに「光の回廊」と呼ばれるものがある。二つあって、始めのものが「華回廊」。なんでこの名前がついたのか?全長200mを飾る白熱電球の一つひとつに花びら型のソケットがついているからだという。写真を拡大してみてよくわかったが、ちょっと味気ない命名の仕方だ。それにしてもこれだけの長さに全部でいくつの電球が使われているのだろう。

  今年新たに作られたのが、全長100mで全てLED電球が使われ、あたたかな秋色のトンネルで、題して「もみじ」。全てが紅く染まって艶やかに彩る。カップルたちが盛んにツーショットを撮っているが、おばあちゃん二人にシャッターをおしてくださいと頼まれる。ボタンは分かるのだが、ズームをどうすればいいのか・・・・・。

  そういえば香績寺でやはりお年寄りに聞かれた。シャッターが故障しているんです。「メモリーがいっぱいです」という文字が出てくるんですよ。それは故障ではなくて、たくさん撮りすぎてもうこれ以上は写せないということですよ。でもいっぱい充電したよといって息子が渡してくれたんですけどね。充電とメモリーは違うんですよというところから説明しなければならない。そうか、そういうことなんですね。でももう写せないんですねという悲しそうな顔が心に残る。

  変なことを思い出しました。変なことといえば、「艶」という文字を書きながら同じ郡内に「艶子先生」という大先輩がいたのを思い出した。

140108 イルミネーション紀行8(ベゴニアガーデン)

  園内にあるのはイルミネーションだけではない。ベゴニアガーデンという名前に惹かれて入ってみてびっくり。そこは4棟からなる大温室で、数百種、1万2千株のベゴニアが栽培・展示されているという。まず目に入ったのは私の知っているベゴニアとは大違い。つい、こんな立派な牡丹の花がこんなにも!と思ってしまった。壁一面に飾られ、天井から垂れ下がり、、水面に散らされて、まるで絵画の中に飛び込んだような印象さえ感じさせる。

  出口のところに立て看板がある。「見返りの花 今一度振り返ってご覧下さいませ」と書かれている。もちろん振り返りました。