140430 オランダ紀行32(クレラー・ミュラー美術館)

  ユトレヒトへはホテルからバスで直行。そしてまず訪れたのは「クレラー・ミュラー美術館」。赤い鉄骨で組み立てられた作品が出迎えてくれる。国立公園の中にあって自然に囲まれて、一日ゆっくりと時間をかけて散策してみたいものだ。箱根の彫刻の森美術館のモデルになったという。屋内にも屋外にもたくさんの作品が点在している。

140429 オランダ紀行31(自由行動)

  3日目は終日自由行動の日になっている。これまでの旅行ではこうした時は「オプショナル・ツアー(OP)」に参加してきた。日本ならともかく外国では日本語以外は話せないし、生来の臆病者だからまず不安が先に立つ。それでも今回は、前回のイタリア旅行で自由行動を楽しんだという土田さんに刺激されて頑張ってみようと張り切った。

  目的地をOPと同じ「ユトレヒト」にし、ネットで訪れてみたい場所を探してみた。①ドム教会と塔 ②聖カタリナ教会 ③ユトレヒト大学 ④クレラーミュラー美術館 ⑤クルーズ船での遊覧 とけっこう盛りだくさんになった。これに⑥お薦めの街並み ⑦お薦めのレストラン を足して、おまけに日本語で書かれた市街地とおおよその経費をオランダ大使館に問い合わせてみようとした。

  こうしたことを同じ事務室の旅行好きな若い人に相談したところ、「時間のロス」でおそらく半分も行けないでしょうと言われてしまった。そうだろうな。まったく見ず知らずの外国で、言葉の話せない年寄り二人が行動できるわけない。クレラーミュラー美術館へはアムステルダムまで行き、そこからまたバスに乗らないといけない。こうなると生来の臆病者が頭をもたげてくる。というわけであっけなくOPに逆戻り。

140428 オランダ紀行30(ディナークルーズ)

  「証文の出し遅れ」状態ですが、改めまして「オランダ紀行」再開です。あと14回続くうえに次の旅行が迫っています。これからは何が何でもオランダ紀行を優先します。

  「夜は貸切ディナークルーズで優雅なひとときを」とガイドブックに謳っている。夜景とディナーのどちらかに重きを置くかで違ってくるのだろうが、個人的には景色のはっきり見える時に乗りたかったなあ。

  景色の説明はあるのだが如何せんその景色の知識が何もないし、夜だから何が何だかはっきりしないものだからその言葉が何も残らない。馬の耳に念仏状態だ。その点、パリのセーヌ川クルーズは良かった。同じく夜景だが、それに絞ったクルーズだったし、なんといってもメインに「エッフェル塔のイルミネーション」があった。

  わざわざ外国を旅する以上、食べることよりもその土地ならではの景色・風景に触れてみたい。

140426 手紙4(追伸)

  目覚めると、毎朝、素敵な声が聞こえてきます。春告鳥=ウグイスです。もちろん姿は見えません。それでも声の方角からすると「利休梅」ではないかと思う。そこが彼女(あんな素敵な声は女性でなければなりません)のお気に入りの場所のようです。

  3月初めの鳴き声は滑らかではなかったし、時には音程を外してしまうこともあった。今ではすっかり自信を持っているし、どうかすると自分の声に酔っているのではないかと思われるくらい鳴き続けます。

  私が外に出たころには鳴き声は遠く、小さくなっています。水路を隔てた隣の畑の外れにある藪の中から聞こえてきます。ずいぶんと気温も上がってきました。もうすぐ鳴き声も聞けなくなります。

140424 手紙3

  外に出る時にはたいてい「ipod」をつけます。これのいいところはもちろん音楽が聞けて退屈しないのと、人が遠慮して声をかけてこないところです。この頃は「さだまさし6」と「MY BEST」を聞いています。前回作った「janis ian」以降何を作ろうかなかなか決まらなかったのですが、やっと新作CDができました。

  昔の映画音楽を集めてみました。「ブーベの恋人」から「日曜はだめよ」まで23曲。ほとんどが昔懐かしい映画音楽。若い人は全く知らないというやつです。「地下室のメロディ」なんかたまりません。これもブログのネタにしようと思いますので、コメントをお願いします。もうひとつお願いがあります。こんなCDが欲しいというのがあったらリクエストして下さい。私の方のネタは切れてきました。

それでは、お身体ご自愛のほどを。

4月14日

  上の「janis ian」はシャラランさんが教えてくれた歌手です。作成したCDを図書館で聞いていたら、たまたまやってきた副校長が「あっ、ジャニス・イアンですね。懐かしいなあ~」と言いました。彼にもCDを進呈しました。希望者がいましたら申し込んでください。

140422 手紙2

  9時には外に出て、庭の草取りか道を隔てて家の真ん前にある小さな畑に出かけます。昔はだだ広い庭が嫌でいやで仕方なかったのですが、今では残してくれた母親に感謝です。畑も2面あった一方を埋めたてて6~7台停められる駐車場にして、残りの1面で野菜を作っています。

  今は春ジャガと玉ねぎ。順調です。5月の中頃にはキューリ・トマト・ピーマン・ナスを植えようと準備しています。その頃にはサルビアの種まきも待っています。今日のような雨の日には書庫にたまった本(これについては手紙の後にアップします)をもう一度読みます。ちょっとした「晴耕雨読」です。

140420 手紙1

姫こぶし キブシ
シャガ 黒ロウバイ

  この頃週末になると雨が降るようです。今日(4月13日)もしっかりと降っています。絶え間なく一日降り続くのは久しぶりです。

  退職してようやく2週間が経ちました。心配していた生活のリズムも少しずつできてきたようです。起床はこれまで同様7時半。今朝目覚めたのは6時です。そして、1時間半、布団の中であれこれ妄想をします。これがなんとも応えられません。そのまま朝食で、後片付けと掃除機は私の担当です。これは娘たちが家を出てからずっと続いています。

  3月から4月にかけて庭に咲いた花たちです。昨年、3本も柿の木を切ってしまったので庭が明るくなりました。

140417 三毛猫さんの写真帳5(羊の群れ)

  2週間の療養を余儀なくされて、ようやく復帰後の足慣らしは「平尾台」に。平尾台は、かなり久しぶりで記憶は曖昧。ススキの原が綺麗だったから秋だった。

  今回はじっくり歩くことにした。吹上峠から大平山(おおへらやま)~四方台~貫山(ぬきさん)~自然観察センター。全コース、まったく遮るもののない眺望に開放感で一杯!野焼きのあとにスミレやタンポポ、オオイヌノフグリ。白い石灰岩が羊の群れのように見えて面白い。カルスト台地独特の景観に見とれてしまう。色んな山を歩き、それぞれ発見があり感動を貰えるけれど、今回はこの「羊の群れ」の風景だと思う。

  いつか「霧島山」の写真を見せてほしいな。