171030 奈良紀行25(長岳寺1)

さすがレンタカー、便利だ、病みつきになりそう
石上神宮が早く済んだので、近くにある予定に入れていなかった「長岳寺」へと向かう
山門には「関西花の寺第19番」という札が架かっている
春の花はほとんど終わってアジサイは咲き始めなのでまだ少ない

受付には誰もいなくて「インタホンで呼んでください」とある
ということは前を行く二人連れは拝観料を払っていないということになる
まじめに350円払ったがおかげでこのすぐ先の庫裏にある延命堂で「普賢延命菩薩像」を観ることができますという情報をいただくことができた
4頭の象に乗った美しい仏様です
目の前に座って観ることができたし、写真も撮れました
得した気分です

 

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171027 奈良紀行24(石上神宮4)

石上神宮(いそのかみじんぐう)
このあと行く大神神社(おおみわじんじゃ)とともに日本最古の神社と言われており、古代軍事豪族であった物部氏の総氏神でもある
物部氏は神武東征よりも前にヤマトを治めていた「饒速日命(ニギハヤヒノミコト)」を祖とする一族
古いなあ・・・・・・!!
この神宮はもともと朝廷の武器庫であり、物部氏はそれを管理する役目を負っていたと何かの本で読んだことがある
こういう話を聞くとはるか古代の姿を垣間見たようでワクワクしてくる
このワクワク感がどうしても一度は訪れてみたいと憧れ続けてきた源であったと思う

楼門をくぐると目の前にどっしりとした造りの拝殿が鎮座している
本殿は屋根の一部が覗けるだけである

 

171024 海鮮料理・井上2

料理は一つひとつ料理人の魂のこもったものばかり
それを食レポするほどの語彙もないし、自惚れもない
あとは写真を見てください

お酒も飲みました
「土佐鶴」の温めのカンがちょうどよかった

翌日は小鹿田焼きの里に行きたいと言っていたが、台風の影響でけっこうな雨
お昼過ぎまで我が家でのんびりしてもらって、ついでにアイフォンの教室を開いてもらった

171022 海鮮料理・「井上」1

連れ合いの古希の誕生日に外で食事をしました
大分に仕事で来ている横浜の甥がわざわざ来てくれました
この冬、彼の娘の結婚式でお世話になって以来だから9カ月ぶりになるのか

お店は駅から歩いて10分もない
市役所の近くにある
「生本マグロや炊き餃子」で有名な割烹風な佇まいの海鮮料理専門の「井上」
昨年の11月に開店したというからまだ1年経っていない
中津にもやっとこんな雰囲気のある、美味しい料理を出してくれるお店ができたのかとちょっと感動もの!!

夜はコースだけなので予約が必要
断られて帰っていた人もいました

171020 奈良紀行23(石上神宮3)

猫がそばを通っても知らん顔をしてるし、猫の方が遠慮しながら通らせてもらっているような雰囲気だ

足の後ろ側に突き出ている爪みたいなものがまるで鋭い小刀のように見える
昔むかし、近所の大人たちが軍鶏を飼って金を賭けて闘わせていた
そのおいさんに闘鶏では足に小刀をつけて闘わせるやり方もあると聞いたことがある

話が飛んでしまったが、ここの鶏はたくましいとは言いながらイタチやテンに襲われることもあるそうだ
それで夕方になると木の枝に飛び上がって一夜を過ごす
鶏が空を飛ぶんですよ!!
昔むかし、その空を飛ぶ石上神宮の鶏の姿をテレビで見たことがある
彼らは石上神宮の神鶏であり、アイドルでもある

期日前投票に市役所に行っての帰り、ゆめタウンの前で「横光克彦」の選挙カーがにぎやかだった
何を訴えているのかと思ったら「モリカケ問題」
遅れてやってきた候補者だけど、昔は応援してたのかと思ったら情けなくて涙が出てきた

171017 奈良紀行22(石上神宮2)

大鳥居をくぐると鶏の鳴き声が聞こえてきた
けっこう野太いたくましい鳴き声だ
幼い頃家ではニワトリを飼っていた(担当は私)が、こんなに元気のいい鳴き声はついぞ聞いたことがなかった

社務所の前にたくさんの鶏がいて「闊歩している」としか言いようのない姿だ
野生化して見るからに強そうだ
2枚目の鶏なんかまるでヤクザが身体をゆすって近寄ってくるような貫禄がある
40年ほど前に奉納された鶏が自然に繁殖しているという

 

171014 ワレモコウ

庭の片隅で「ワレモコウ」(←クリック)が揺れています
ほんとは全く風もなくて揺れてはいないのですが、ついこう表現したくなります

まだ勤めていた時のこと、ある人にワレモコウを見に行かないかと誘われたことがある
ついて行ったらそこは日田の山の中だった
ただそれだけの話だが、ワレモコウを見るために山に登るなんて今思っても粋な話だ

若い娘さんが「吾も紅なり」と叫んだと何かの本で読んだような気がする
想う人に振り向いてもらえないつらさからだったと思うが定かではない
だから何なんだということですが・・・・・・

久しぶりに自分でも何を言おうとしているのか分からない状態です

171012 奈良紀行21(石上神宮1)

TVの天気予報で「明日は一時雨」と言っていたので、今日予定していた「室生寺・長谷寺」を明日に回し、今日は「山の辺の道」をたどることにした
本当は歩くかせめて自転車で回ってみたかったのだが・・・・・
169号線を南下して天理市へ

まず訪れたのは「石上神宮(いそのかみじんぐう)」
ほとんど神社(じんじゃ)なのに、ここは伊勢や宇佐と同じ神宮(じんぐう)を称している
呼び名が違うってことは何か意味があるはず
その歴史の古さと格式の高さを表しているようだ、というのは勝手な思い込み

境内はうっそうとした木々に囲まれ、参拝者は私たち以外に一人だけだった
おまけに全てが小雨に濡れて「神(かむ)さびた杜(もり)」という言葉が浮かんできた