101031 日曜日なのに!

     

 今日は日曜日。来年度からは毎日が日曜日だが、今は一応勤めに出ているので貴重な休日である。なのに・・・・・。
 家を7時42分に出る。公民館まで20分で着く。40分には小学校に集合と言った手前遅れるわけにはいかない。早く着いたつもりがやはり年寄りは早い。公民館の事業の一つ「学社連携」で、昨年は樋田小学校。一昨年は本耶馬溪中学校の文化祭に参加した。今日は、上津小学校の文化祭。全校生徒が40名程度。複式が一つ。来年には2複になるとか。
 小さな学校の小さな文化祭。1年生の劇「けんかした山」のかわいいこと。男子3名に女子は1名。一人は何役もしなければならない。そういえば、私が中学校から小学校に異動した時の学校は私が担任した5・6年生が一番多くて4名でした。全校で11名。それで文化祭から運動会までやりました。やればできるものなんですね。プログラムに「温かさのある文化祭」という言葉がありました。

     
     

 午後は我が家のお寺「光楽寺」の継職法要である。2年前に先代の住職が亡くなったが、公式には今日が新しい住職が生まれる日となる。第18世というが、おそらく350年は経っているだろう。この2年間、内陣の化粧直しから境内の整備などがあって、準備は着々と進められてきた。おそらく私の生きているうちには二度とないであろう継職法要である。今日はお手伝いに出かけなければならなかったのだが、自分の担当している文化の森大学の事業と重なったため失礼をしてしまった。まあ、連れ合いが役員の一人として参加しているので良しとしよう。そのかわり、連れ合いはお寺主催の食事会に出かける。私は<あと省略>。

101028 あらあら・・・Ⅱ

適当な写真がないのでシロに助けてもらいました。 左を何箇所か修正しました。どこでしょう?

 この頃メールを開けなくなりました。今日は虫の知らせか。ゲゲゲのヒロさんから届いていました。「先輩、お久しぶりです。お口直しにコメントしたのですが、届いていませんか?」。あわててコメントを調べると見つかりません。これまで11日からコメントがなくて、24日の「サルビアの花」に始めての方からのコメントが入って喜んでいました。ヒロさんの「お口直し」は19日ですから気がつかないはずはないのに。ひょっとしてと「スパム」の中を調べると、ありました。スパムとは私がコメントを拒否することなんですが、これまでは外国語のコメントは意味不明ですので拒否してきました。日本語は、ましてや知った人のものを拒否なんて覚えがありません。
 自分では覚えがなくても絶対に自分で処理しているはずです。機械は間違えません。人間がどこかで間違え、誤ったキーを押しているはずです。今日、事務室で指導員が印刷機が悪いとさかんに言うので、「機械は悪くありません。あなたが間違えただけです」と冷たく突き放したばかりです。あ~、それなのに・・・・!
 ヒロさんのコメントに「これまでで一番印象に残った彼岸花のこと」というフレーズがありました。さっそく検索しました。まず「彼岸花 埼玉県日高市」と打ちました。出てきた中の4番目、「彼岸花、巾着田日本一群生地埼玉県日高市新潟見どころナビ」と長いのですがこれは一番いいようです。オートスクロールパノラマという写真が7枚。普通の写真が204枚と盛り沢山です。圧倒されました。ここも「いつかきっと」の引き出しの中に入れておきましょう。ヒロさん、ありがとう。

101026 あらあら・・・

杜鵑(ほととぎす) 遠くも近くも 造化の妙

 

 今日、県の公民館研究大会が豊後大野市で開催された。私たちが参加する分科会は第2「教育の協同」。会場は「エイトピアおおの」という施設。ここは昔(といっても8年ほど前のことだが)県の校長会の大会会場として訪れたところである。こんな山の中に(ごめんなさい。その時はそう思ったのです)こんなにすばらしい施設が、とびっくりしたものです。
 分科会の発表は2つ。その2つ目の発表でトラブルが起きた。発表は大分市の社会教育主事が行なった。タイトルは「地域住民みんなで盛り上げる子ども夏祭り」。15分間の持ち時間のうち半分の8分間は、夏祭りを取材した放送局の番組をこの発表のためにまとめたものである。ところが、画は出るが、音が出ない。発表者はあせっただろうな。汗が噴き出したと思う。音の出ないまま流し続ける。彼としたら他にどうできただろう。素晴らしい内容なんですがとさかんに言うのだが、言えばいうほど会場がしらっとしてしまうのが良くわかる。
 それにしても、退職した教員がなった館長の発表なら、「あらあら・・・」ですむかもしれないが、現職の主事の発表にしてはお粗末過ぎる。こんな場合知らん顔をするのが礼儀かもしれないが、仮にも県の大会である。 

101024 サルビアの花

サルビアの花って歌、知ってた?今日の新聞に載ってるよ。
知ってるよ。昔、流行ってたじゃないか。
土曜日の朝刊に「うたの旅人」というコーナーがある。好きなコーナーで必ず読んでいる。以前書いた森田童子もこれで思い出した歌手である。
ところが、読んでいくとどうも自分の思っていた歌とは違っている。youtubeで検索して歌を聴いてみると、やはり違っている。作詞者の相沢靖子さんは、この花の鮮烈な赤に、別れた彼女への未練を引きずる男性の心情を重ねたと振り返っている。昔、ある女性に、別れたあといつまでもウジウジするのは男性。女はもっとしたたかよ。男の作った歌には未練たらしい女の思いがこめられた歌が多いが、あれはそうあってほしい男の身勝手な願望の現われだと言われたことがある。
この歌は多くの歌手が競作・カバーしているが、40年前、大ヒットさせた当時青山学院高等部3年の「もとまろ」という女子グループの歌は、きれい過ぎて青春時代の純愛の歌になっている。「なのになのにどうして他の人のところへ 僕の愛の方がすてきなのに 泣きながら君のあとを追いかけて」なんて純愛どころか、未練の塊じゃないか。一歩間違えればストーカーだ。そう思うほうがサルビアの赤い花に似合っている。

 

サルビアの花は、夏前から咲き始めるので夏の花のイメージがある(歳時記には夏に入っている)が、我が家では今が一番赤い色が鮮やかである。夏の終わりに思い切って3分の2ほど切りもどしておいたのがよかったようだ。
そうそう、私の思っていた歌は「サルビアの花」ではなくチューリップの「サボテンの花」でした。でも題名は似てると思いませんか!?

101022 文化の森大学(長寿の秘訣)

文化の森大学・10月講座受講生

 公民館の成人学級(文化の森大学)の今年の現地研修は、昨年に引き続いて九州国立博物館への一日研修である。行きと帰りのバスの中で運営委員長さんが挨拶をすることになっている。この挨拶が、毎回いい話なのに毎回長くて、みんなの反応はイマイチである。ところが、今回の委員長さんの話は評判が良かった。
 話は二つ。ひとつは退職公務員連盟での100歳の表彰。表彰を受けた方が次回はいつなのかというので、10年後だというとそれではまた10年後に会いましょうと言ったというのである。そういえば、昔長寿日本一になった泉重千代さんにアナウンサーが好みの女性は?と聞くと、「年上がいいなあ」と答えたという話がある。なんか似た話でほのぼのとする。もうひとつは「かえる寺」で聞いた長寿の秘訣。「あいうえお」を守りましょう。「あ」は「安眠」。「い」は「色気」。「う」は「運動」。「え」は「笑顔」。「お」は「おしゃべり」で、この5つを守れば100歳までは大丈夫とのこと。
 みなさん、感心されていたが、自分に当てはめてみるとなんとも心細い。「安眠」はこの頃夜中に必ず一度は目覚める。朝までぐっすりということがない。眠るのも体力がいると聞いたことがあるが、もう若さがない。「笑顔」は素晴らしいと思うのだが、なることが少ない。「おしゃべり」は上手なんだが、よっぽど話の合う人でないとまずは話そうとしない。連れ合いにはあなたの話し方はすぐ先生になってしまうとけなされる。
 合格点は「色気」と「運動」だけである。若い女性のミニスカートを見ればドキッとするし、素敵な女性を見れば心ときめく。これだけはいつまでたっても変わることはない。「運動」も毎晩4.8キロを1時間かけて歩いている。公民館では昼休み裏の山道を20分ほど上り下りしている。この二つだけでは100歳はとても無理のようだ。

101019 お口直し

 前回の「有害鳥獣」の写真があまりにグロテスクと評判が良くない。たしかに気持ちのいいものではないね。はじめて見て、びっくりして、これはブログに載せなくてはと張り切ったのだが・・・・。ちょっとやりすぎだったか?!

   
   

 お口直しというかお詫びというか、私が昼休みに歩いている山道(とはいっても車もすれ違えるし、おまけに舗装までされているけど)にひっそりと(?)咲いていた野の花の写真を見てもらおうと思う。ピンクはゲンノショウコ。昨年風物館で行われた野草展のあといただいて庭に植えたのは消えてしまった。今年の異常な暑さのために参ったのか。もともと乾燥気味の我が家では無理だったのか。それにしても可憐な花である。白は「ヨメナ」だと思うがどうだろう。名前を知っている方は教えてください。 

101017 有害鳥獣

   

  朝(15日)、出勤簿に押印しにセンターに行く途中、産業課のカウンターにとんでもないのもが並べられていた。左が鹿の尻尾。右がイノシシである。今は一年中であるが、やはり秋になると特に鹿やイノシシが里にたくさん出て来るそうだ。その被害が激しくて今では一年中猟ができるようになったという。そして、狩猟期間外(4/1~10/1)に捕獲したものにも報奨金を支払っているというのだから被害は深刻のようだ。イノシシは6千円。鹿は1万円という。その差は何なんだろう。捕獲した証拠として尻尾を切り取るというのである。戦国時代、討ち取った首の証拠として「耳か鼻か」を切り落として提出したという話を何かで読んだが、同じことか。ちょっと哀れな感じになった。そういえば、耶馬溪の知り合いは毎日のように山に入って仕掛けた罠の点検をしているという。
 土地柄、こういった話は事務室の中でも当たり前に話されている。今日も西谷の人がやってきて、上の尻尾の話から始まって、自分の畑の作物や果物がイノシシにやられると嘆いていた。特にこの時期、栗に関してはイノシシと競争だそうだ。夜はイノシシの天下だから夕方、落ちた栗を拾いに行くようにしている、と。「拾いに行って中身のない栗を見ると腹が立つけど、夜出てきて、実のない栗を見つけた時のイノシシも腹を立てているだろうな」と、なにか他人事みたいに話すのが、ユーモラスで可笑しかった。

101014 本庄の大楠

  白い部分は焼けて枯れた部分  

 3日の新聞に「音色 老大樹うっとり」と見出しが載っていた。『福岡県築上町にある国の天然記念物「本庄の大楠」で2日夜、クラッシク音楽を楽しむコンサートが開催された。ライトアップされた推定1900年の大樹の下で、福岡室内合奏団のメンバーがフルート協奏曲12曲を演奏。集まった約千人の観客は、初秋の山里に響く音色に酔いしれていた』というのである。
 ネットで調べると、この楠は日本第3位の大きさを誇ると出ている。それを見ると矢もたまらずさっそく出かけてみた。火曜日、公民館は休館日である。それでも午前中、サークルがひとつ入っていたので昼から出かける。椎田道路(無料になった途端車がずいぶん多くなった。)を築城出口で降りて右折する。山に向かって10分ほど。上城井小学校の近くにそれはあった。
 たしかに巨木だ。樹高23m.、胸高周囲21m.とある。木芯部に空洞があり、明治34年、この中に浮浪者が入り込んで火を出したというのだが、たしかに生活できるほどの洞の大きさである。その火災で主幹部を焼き尽くしたが、奇跡的に第一枝が生き残り今の姿によみがえったそうである。新緑の頃、若葉におおわれた姿を見てみたいものである。