150516 スペイン紀行14(シエラネバタ山脈)

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3日目。朝食後、グラナダへ。529㎞。約7時間の行程。9時出発だから早くて目的地「アルハンブラ宮殿」に着くのは16時になってしまう。まあ、こちらは21時になってもまだ明るいところだからいいとしても、疲れるなあ。行けども行けど見るのはオリーブ畑と白い土。本当に乾燥した台地だ。これではオリーブしか育たないだろう。

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6時間ほど経ってグラナダに近づいた頃、左手に雪を被った山々が姿を現す。最高峰ムラセン山は標高3,482m。シエラネバタ山脈で万年雪を被って美しい。この山の向こうは地中海と言う。乾いた大地に白い雪は神々しささえ感じる。たしかアメリカにも同じ名前の山脈があったなあ。

 写真が青味がかって見えるのはバスの窓越しに撮ったものだからです。

150512 新大分駅2

 1階から4階までが商業施設になっている。九州初出店が17店舗。全部で230店が入っているという。慣れていないのもあるが、、店の表示がいまいちで目当てのお店になかなかたどり着けない。たとえば、パンフレットには数字と名前で表示しているのだが、数字のない店が多い。例によって私は本屋でタダ読み。紀伊国屋は「どうぞごゆっくり」と椅子まで用意してくれている。

 屋上は日本最大級の広場になっている。まず目に入るのは「夢かなうぶんぶん堂」。国籍不明の建造物だ。この形、「千と千尋の神隠し」に出ていたような気がする。鉄道神社なんてのもある。子どもにとってはミニトレイン「くろちゃんぶんぶん号」が人気だ。

 「大分かあ~」といかにもやる気のないのを見越して、「ブログのネタになるよ」の一言で出かけることになった。どこを押せばいいのかよく分かっていらっしゃる。

150510 新大分駅1

 世間では「ゴールデンウィーク」なのに我が家は・・・・・・・・というわけで、新大分駅(ほんとに駅だけで半日過ごすことができた)に出かけた。もともとはハウステンボスにバラを見に行こうという話だったのに、読売旅行に申し込んだ時にはすでに満員御礼!! 中津発のツアーなので便利だったのに。  小倉や博多に行くことはあっても二人で大分なんて。それも駅を目的にというのだから世の中、変わったもんだ。JRを使って大正解。うみたまごや高崎山の前の10号線は大渋滞。こうした眺めはTVの中だけのものだと思っていたのに、世は正に「ゴールデンウィーク」。

 何度もTVで紹介されていただけあって、前の大分駅を知っている者としてはそのあまりの変化にびっくりしてしまう。規模ではもちろん比較にならないかもしれないが、ちょっとした博多駅並みだ。いろんなお店が入っていて見て回るだけで十分楽しめる。ちょっと舞い上がった私も6月の奈良旅行のためにと「H&M」で何枚か買う。安いしユニクロよりもセンスがある(?)。余談ながら、1階で早昼で食べたホルモン丼と生ビールがなんとも美味しかった。

 余談の余談なんだが。高崎山の「シャーッロト」ちゃん。なんであんなに抗議がきたんだろう。上から目線というか、英国王室に成り変って、みたいな雰囲気。なんにでも抗議する、不満をぶっつけるというまるで最近のどこかの国みたいなクレーマーぶり。おまけにわざわざ英国大使館に連絡を取って「コメントする立場にない」と言われてしまうし。どこかの国みたいに「おまえらに抗議する資格はない!」くらい言っとけよ!!!

150507 スペイン紀行13(ラス・ファレラス水道橋2)

「世界遺産:ラス・ファレラス水道橋」。2000年前、ローマ時代。アウグストゥス帝の時代に造られたという。日本でいえば卑弥呼の時代。こんなものが造られ、この水を使って上・下水道が完備していたというのだから驚きだ。

別名「Pont del Diable(悪魔の橋)」。橋がなかなかできなくて困っていたところ、悪魔が出て来て「最初に水を飲んだものの魂をくれるなら助けてやろう」という。ところが、最初に水を飲んだのは山羊だった。悪魔は泣く泣く(?)その魂を食べたとさ。宇佐神宮にも鬼の階段がある。おそらく悪魔や鬼はいろんなところに出没して、人間のために頑張ってくれているのだろう。

150503 スペイン紀行12(ラス・ファレラス水道橋1)

 バルセロナからラス・ファレラス水道橋まで1時間半。市街を出る頃「これからはお昼寝タイム(シェスタ)です」と。そこまではたしかに覚えているのだが、あとは完全に暗闇の中。飛行機でも満足に眠れず、ホテルでも遅すぎてあまり寝ていない。年を取るといよいよ眠れなくなってきた。こんなこと(覚えもなく眠る)があったのはいったいいつのことだろう。

 話は変わるが、このおっさん、誰だろう!我ながら呆れてしまう。昔は(みんなそう言う)紅顔の美少年だったのになあ。