101208 太宰府歴史紀行(天満宮・お石茶屋・光明禅寺)

天神様 おでん定食 薬師如来

 

 何日か前に書いたばかりなので気が引けるが、お石茶屋である。この店は誰かが言った。テレビになんかに出てくる江戸時代の茶店に見えますね。もちろん何度か建て替えられているのだろうが、この茶屋については田山花袋の紀行文にも載っているそうだ。私はもちろんさだまさしの「飛梅」で知った年代である。「・・・ぼくが半分、君がひとつ、梅ケ枝餅を食べた・・・・」という歌詞がある。
 入り口を入ると、そこは土間である。正真正銘の土の、である。以前夏に来た時にはこの土間がひんやりとしていて、暑い日差しの中を歩きつかれた身体に心地良かった。その土間が冬場の今、意外と暖かく感じられる。みなさんは「お石定食」を頼んだが、私だけ「おでん定食」にした。もう一つ私のお薦めでここの「梅ケ枝餅」を食べてもらった。あんこと餅のパリッが絶妙のバランスで、参道で売っている梅ケ枝餅は妙にねっとりしている。太宰府にお越しの節はぜひお石茶屋の梅ケ枝餅を食してみてください。きっと期待を裏切らないと保証します。
 光明禅寺は相変わらずの人出だったが、、やはり盛りを過ぎて23日ほどではなかった。それでも喜んでくれたので一安心。今回始めて本堂の薬師如来を撮った。いつも庭ばかりで、お参りもせず申し分けありません。
 ここで今回の歴史紀行も終わり。幹事としてホッとしています。あとは18日の反省会で全てが終わる。