240531 署長シンドローム

最近も書いたような気がするが、今、ある作家に嵌っている
警察小説を書く作家は数あれど、肩の凝らない文体で数多くのシリーズものがあるので、
何度も読み返してきた
そろそろ終活の意味で改めて計画的に読み直そうと図書館で借りることにした
「隠蔽捜査シリーズ」を終えて、今は「安積班」に取り掛かっている
シリーズ4の「半夏生」を終えて「花水木}を読み始める

と思ったのだが、つい新しい本を見つけてしまってそちらを読み始めたらもう止まらない
周囲から「変人」と言われながらも「原理原則」を貫き通す「竜崎信也署長」の後任として
大森署にやってきたのが「藍本小百合署長」である

類い稀な美貌と天然な性格を持つ女性キャリア署長
貝沼副署長に言わせると「美は力なり」だし「途轍もなく強力な武器」だそうだ
よくもまあこんなキャラを考え出すもんだ
もうクスクスが止まらないストーリー
ぜひぜひ読んでこのクスクスを共有してもらいものである

240525 嵯峨野散策28(常寂光寺まで2)

竹の小径を通り抜けると、急に紅葉が増えて来た
常寂光寺まであと少しである

紅葉の先、水路沿いの向こうに小さな社が見える
この辺りの住んでいる人か、老夫婦がお参りしている
それとも掃き掃除なのかな
いかにも京都といった光景である

この写真は、23年の年賀はがき(←クリック)に使いました
念のため(何のため?)リンクしておきます

 

240520 嵯峨野散策27(常寂光寺まで)

次の目的地「常寂光寺」までここから840mで約10分
狭い道を進むと天龍寺の北門が見えてくる
その先が「竹林の小径」と呼ばれる場所だ
時間は10時28分 観光客でいっぱいだ
こういった場所で似合うのは人力車に乗った若いカップル
近づいてきたのでじろじろ見たら、けっこうな熟年のカップル

人、ひと、ヒト・・・・・でしたが、ちょうど柴垣の修理をしている職人さんに出会った
昔から親父の自転車の後ろに載って大工さんの仕事を見るが好きだった
同じ町内の日豊線の線路沿いにあった竹屋さんに出かけて、
竹を金具で4本に割るのを、あるいは竹ひごを削るのを
飽きもせずじっと眺めていたのを思い出した
立ち止まってじっと見ていたので、変なおじさん(おじいさんか)と思われたかな
1字増えるだけでずいぶん印象が違うな

240515 小銭入れ

外に出るとすると、囲碁に公民館へ行くか米山公園に歩きに行くかくらいである
それが今日は珍しく、ナフコに花壇の土を買いにとゆめタウンのダイソーへ出かけた
ゆめタウンはほんとに久し振りです

畑に植えたキュウリに「ウリハムシ」がたかっていて、しまいには食べられてしまいそうである
そこでダイソー(後期高齢者の味方)でスプレーの容器を買う
小銭入れから「110円」を取り出して払う
スマホに入れている「ペイペイ」でもいいのだが、つい小銭入れを出す
これも後期高齢者の性か?!
一度車にスプレーボトルを置いてから、もう一か所、本屋に行く
ところがいざ、端数の「155円」を出そうとすると小銭入れが見つからない
小銭はいいのだが、ナフコやヤマダのポイントカードや何か所かの診察券を入れている
探し回ったがどこにも見つからない
仕方なくダメもとでとサービスカウンターに届けておく
もちろんカウンターにも届いていないのだが、帰り着いたら即電話が入る
めったに電話の架かることないのでついビクッとしてしまう
これは後期高齢者は関係なく、ただ交友が少ないだけです
昨日のテレビで、外国人観光客が失くした財布が戻ってきた
なんて日本という国は素晴らしいんだと感激していたのを観た時には、「またまた・・・」と思ったのに、確かに日本はすごいなあと納得した

240510 嵯峨野散策26(野宮神社6・じゅうたん苔)

さあこれでここは終わった、と思いながら何かが引っかかっていました
黒木の鳥居を出て気が付きました
すぐ左に大きく「野宮のじゅうたん苔」という看板がありました
事前に調べた時にこの言葉と写真(←クリック)に惹かれてここを目的地に選んだのでした
これが一番の理由でした
なぜか・・・・・
学生時代、松尾大社と苔で有名な「西芳寺」に行ったことがあります
半世紀以上も前のことです
あの頃は、予約もなし、拝観料もなしだったと思う
それが今では往復はがきで予約をしないとならないというのだから隔世の感がある
それにしても慌てて引き返したのに、何ともしょぼい写真しか撮れませんでした
これは私の腕の性ではありません
時季の問題です
今は11月の28日
紅葉には絶好の時ですが、苔にはね~
お詫びにその時気づいた、私の琴線に触れた景色がありましたので、
それを横にアップしておきます

屋根付きの「手水舎」が普通なのに、ここは舟形の石をくり貫いたもの
いかにもこの野宮神社にふさわしいと思ってしまいました

240505 嵯峨野散策24(野宮神社5・境内社)

狭い境内には、前回書いた「大黒天」のほかにけっこうな社が鎮座している
一つひとつ書くほどのこともないので、
社の写真と効能だけをアップしておきます
1)白峰弁財天  芸能達者
ここが一番人気があるようです

2)白福稲成大明神  子宝安産・商売繁盛

3)大山弁財天  交通安全・財運向上

一言付け加えておきます
神社の由来や背後の竹林の雰囲気に比べて、
各社の鳥居や柵の赤い色が強烈すぎる気がする

240501 嵯峨野散策24(野宮神社4・大黒天)

本殿の左側の「大黒天」は、縁結びの神様として特に若い女性のお参りが多いとか
そりゃそうだ、これで熟女がたくさん来たらそれはそれでホラーだし‥‥

たしかに絵馬が飾られている上の看板の文字の中でも、
「良縁祈願」の文字が大きく目立つ
大黒天のそばに置かれている大石は神石で、
撫でながらお祈りをすると1年以内に願い事が成就すると言われている
「一年以内」と区切られたら神様も大変だろうな
いったいどれだけの人に撫でられたのか黒光りしている

「なで石」といえば、太宰府神宮の「御牛像」が有名
参道の突き当り、延寿王院の前にあって、撫でる人、写真を撮る人で
いつも行列ができている
その他、印象に残っているのは、奈良・大神神社の参集殿の玄関に置かれていたうさぎの置物
(←クリック)と鎌倉・建長寺の「おびんずるさま」(←クリック)がある

240428 イモの花

吉田拓郎の「a day」(←クリック)の歌詞の中に

今日の私はちっぽけなイモの花
夢はあるけれど言わないんだよ

というのがある
始めて聴いた時、イモの花がどんなものか分からなかった
そりゃそうだろう
ふつう、見ることなんてないもんな
自分で種芋を植えて、育てて、出てきた花を見て、
あっ、この花だって分かった
ジャガイモの花だったんだ