120807 大楠紀行3(武雄の大楠1)

 武雄市内を走る34号線を横切ると武雄高校の看板が。たしかに高校生が部活なのか土曜日なのにたくさん歩いている。その右手、武雄神社の裏山にそれはある。34号線は10年以上通った有田陶器市への通り道である。通るたびに見た「武雄の大楠」の看板が気になって、いつか見てやろうと思い続けてきた楠だ。「まだ見ぬ君」だけに憧れは募っていた。いよいよご対面である。
 本殿から歩いて登り5分。竹林を過ぎるといきなり現れる。山の中の一角だけが切り開かれてそこに周りを睥睨するようにそれは立っている。