110624 台湾紀行6(文武廟1)

 廟門にたたずむ僧らしき人。僧かどうかは分かりません。ただ私にはそう思えただけ。この人物だけが周りの観光客から浮いていた。しかし、この人こそこの建物にふさわしく見える人物はいない。   
 廟門を越えると一対の獅子の石造が迎えてくれる。この石造はかなり大きく、高さは8メートルあるという。怖さよりなんとなくユーモラスに感じるのだが・・・・・・・   
 前殿(文殿)。文武廟は前殿・中殿・後殿の三殿様式になっており、前殿には文の神「孔子」が祭られている。   
 中国では武よりも文の方が格が上になるそうだ。「萬世師表」という称号は清の皇帝より送られたとか。それにしても中国(台湾ではありませんよ。台湾がこんなバカなことをすることはありません)は、ノーベル平和賞に対抗して「孔子平和賞」を設立した。何をとち狂ったか。あの国は時々訳の分からないことを平気でする。