110505 津和野紀行3(殿町通り)

 津和野は小さな町である。津和野川に沿って、周囲を山に囲まれた小さな町である。「小さな町」ということばを繰り返しているが、この言葉は津和野駅前に建てられたテントにいた、おそらくボランティアであろうお年寄りから聞いた言葉である。「どこから来られたのですか? 大分から! こんな小さな町にわざわざ来ていただいて・・・・・・」。たしかに、駅からゆっくりと30分も歩けば町並みを通り抜けてしまいそうである。
 津和野といえば、「山陰の小京都」。本町通には旧い商家が残り、殿町通りには掘割に水が流れ、今も鯉が泳いでいる。

     
掘割と鯉  多胡家老門  藩校養老館 

 どちらといえば彩りの少ない通りに、急に鮮やかな建物が目に入る。ゴシック様式で建てられた気品のある教会である。中に入ると床は畳敷きだ。その畳の上にステンドグラスを通して鮮やかな光が落ちている。小さな子どもが懸命にその光を踏もうとしているのが絵になる。
 

     
     

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