130601 イタリア紀行12 ヴェニス1(イカスミパスタ)

 ヴェネチアに着いたのは13時を回っていた。あこがれのヴェネチア。この旅行、3月に予定していた。ところが、冬場には高潮でよく水に浸かるという話を聞き、たまたま見たテレビに、長い雨靴を履いてサンマルコ広場を歩いている観光客の姿が映った。急遽変更である。変更してよかった。ミラノで小雨だった雨もここでは上がったし、高潮なんてどこの話、である。

 何はともあれ昼食。店に行くまでが大変。タケダさんに、はぐれたら絶対に合流できませんよと脅されtが、2つ角を曲がったらもう自分がどこにいるかが分からない。もちろん初めての土地だから当たり前の話だが、ヴェネチアの道の狭さ、複雑を通り越した入り組んだ迷路のような路地裏。「るるぶ」には「路地裏散策こそヴェネチアの醍醐味」と書いてあったが、それは時間と案内してくれる人のいる時の話。

 昼食は「イカスミパスタ」。これも「るるぶ」で見た「イカスミパスタ」には色鮮やかなトマトなどが添えられていたが、今日のは単に真っ暗なだけ。連れ合いは「イカスミパスタデヴュー」なんて言っていたが、最初で最後にしたい。

130530 イタリア紀行11(ドゥオーモ2)

 ミラノのガイドさんは、中で女性の係員に2ユーロを払うと写真の取り放題だという。ヨーロッパは写真撮影に関してあまり厳しくない。もちろん禁止のところもあるるが。ルーブル美術館ではパチパチ撮ったし、「モナ・リザ」のすぐ目の前で撮れた時は感動した。

 ところが、その女性が見当たらない。8時過ぎに着いたから彼女はまだ来ていないのだ。男性の職員に交渉した(もちろん私じゃない)が、許可は出ない。周りを見ると観光客が何人か写真を撮っている。それを見ても知らん顔なので、これもイタリア方式なんだと勝手に解釈して写真を撮る。

 中はかなり薄暗い。高いたかい天井を巨大な石柱が支えている。正面には4本の柱に支えられた主祭壇が見事だ。振り返ると薄暗い中にステンドグラスが浮かび上がる。そうか!薄暗いからこそ浮かび上がるのか。

 駆け足のツアーでは仕方ないが、この街はゆっくりしたかった。

130528 イタリア紀行10(ドゥオーモ1)

 ガレリアを抜けると目の前に「ドゥオーモ」が文字通り聳え立つ。それを目にした途端みんなの口から一斉に「すご~い!」という声が上がる。「ドゥオーモを見ずしてミラノを見たというなかれ」という言葉があったかどうか。フィレンツェの丸みを帯びたドゥオーモと違って繊細かつ華麗なゴシック建築。見る者の心を天へと誘う。これぞゴシック建築の最高傑作。

 入口には3人の兵隊さん。ベレー帽を傾けて被り、なんとも粋な姿だ。ところが、中へ入らせてくれない。時間が早すぎるのかな。なにか問題があったのかな。日本人はだめなんかな。ここまで来て入れないなんて・・・・・・・

 タケダさんの話では団体さんはだめなんだとか。それじゃバラバラならいいだろうと勝手に入ろうとしたら、一番若い兵隊さんがウインクしながら「どうぞ(日本語じゃなかったけど)」という。いかにもイタリアらしい対応だけど、文句を言う筋合いじゃない。慌てて中へ。

130526 イタリア紀行9(ガレリア)

ホテルを7:30に出発。今日はドゥオーモを見学してからなんと270キロを4時間かけてヴェネチアまで行くという。

ミラノのシンボル、ドゥオーモの手前に見事なアーケードがある。オペラの殿堂「スカラ座」と「ドゥオーモ」を結ぶ。「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエール2世」という。中央部にはガラスのドームがあって美しい。ドームの4隅には4大陸をイメージしたフレスコ画があり、見上げると首が痛くなるのだが一見の価値はある。

ミラノは世界のファッションの都。私が時々訪れる「クオータ・イン」の店長・恵良さんが愛してやまない街である。アーケードの両側には有名なファッションのお店が並んでいる。残念だが、8時前なのでほとんどのお店はシャッターを下ろしているし、わずかに数軒カフェが開いているくらいだ。

素晴らしい建物・どんなに圧倒される建造物であっても、そこに人がいて、生活が感じられないとただの物になってしまう。買い物客・観光客でごった返す中に身を置きたかったぁ。

始めタイトルを「アーケード」としていたが、実際に見るとそのあまりのスケールの大きさに圧倒されてしまった。アーケードでは日出町の、あのアーケードをイメージしてしまう。やっと紀行文らしくなりました。お付き合いください。

130524 イタリア紀行8(ホテル)

 ホテルまでの間、タケダさんは言う。バスではシートベルトを必ず付けてください。時々壊れているのもありますけど。まさに今私のシートベルトが壊れていた。全員の荷物が出てきてよかったです。時々2~3個出てこない時があって大変です。治安ははっきりいって悪いです。今晩は出ないように。言われなくてもこんなに疲れていては、とてもじゃないが出る気はしません。これから泊まるホテルは悪くはないのですが日本と比べないように。それ(何だろう?)を受け入れてください。そこから楽しい旅が始まります。

 ホテルは幹線道路から少し入ったところにある。ロビーは観光客でいっぱいだ。タケダさんが手続きをしている間待っているのだが、日本人の何とお行儀のいいことか。夫婦あるいは友だち同士で静かに話している。おそらくアメリカ人だろう。あちらも団体さんのようだが特に女性が元気がいい。いかにも南部(?)らしい服装とあけっぴろげな会話。なにかといえば抱擁(といっては誤解されそうだ)、いやハグをする。いいなとは思うのだが、日本人には無理だ。このホテルには中国人がいない。それだけでもラッキィ!

 とにかく眠い。

 下の写真は翌朝、ドゥオーモに行く前に立ち寄ったところ。どこか忘れてしまいました。

130522 イタリア紀行7(入国審査)

何時間待ちになるのかと恐怖を感じました。 やっと空港を出てバスにたどりついたところ。この写真からもなんとなくみんなの疲れが感じられませんか。

 6ゲートもあるのに緑色のランプの付いているのは2つだけ。誰かが言ってた。前来た時も時間がきたらどんなに混んでいようと係員はさっといなくなるんだよと。こんなだから金融危機になるんだと、愚痴のひとつも言いたくなる。

 列は遅々として進まずイライアラが募ってきた時、インド航空の便が着いたのかインド人が横から割り込んでくる。それも一番前に。それも後からあとから・・・・・。たまらず添乗員さんに文句を言う。なんとかしろと。彼女は嫌だったろうが言われた以上は動かなければならない。インド人は知らん顔だったが、係員がEUのゲートを使わせてくれた。

 この頃インド人の旅行客が増えてふえて、今では「インド人か中国人か」とまで言われているそうだ。あこがれのミラノに着いた途端こんな嫌な思いをしなければならないなんて。それにしてもタケダさん、嫌な思いをさせて申し訳ありませんでした。

130520 イタリア紀行6(大韓航空)

 福岡空港を出発したのが10:30。途中、インチョン(ソウル)空港で乗り継ぎ、ミラノに着いたのが18:20。時差が7時間あるので15時間かかったことになる。

 2度の食事の間はただひたすら映画を観る。日本語対応のビデオは少ないのだが、それでもけっこう観た。「アウトロー」に「007スカイフォール」。そして、「ホビット思いがけない冒険」。そうそう「LAギャングストーリー」は面白かった。クラシック映画のジャンルの中から「アラビアのロレンス」を見つけて喜んだのだが、もう45年も前の映画。昔あんなに夢中になった映画が古臭く見えて仕方なかった。

 私たちの座席の位置の担当CAは新人らしく、初々しくかわいい。それにしても顔が韓流ドラマに出てくる女優に似ている。似すぎている。韓国人と云えば扁平な顔で、頬が出て、目が細いというイメージがあったのに、今でも年寄りはこの顔だ。ところが、今の若い人は人種が違うのかと思うほど違ってきている。

130518 イタリア紀行5 (ミナさん)

 今回のツアーには日本全国(ちょと大げさか)から参加していた。北海道からはツチダさんをはじめ5名。新潟からはおばちゃん4人組。だれが名づけたか「関西のおばちゃん」。とにかくにぎやかで、楽しい4人組。写真がないのが残念。これを見た長橋さん、送ってくれないかな。
 若い女性のペアが二組いた。その内の一組。姉妹という。よく似ている。けっこうお酒に強い。それもワインだ。そしてよく食べる。アマルフィでも昼間からカフェでピザを食べていた。夕食の時には「今日は4食です」という。添乗員さんは用心して夜は出ない方がいいですよというが、けっこう二人で出て飲んでいる。うらやましいような食欲と行動力である。
 カワカミさんにはお世話になった。これについては後日。下関の夫婦。小倉のお友達。旭川の母と娘・・・楽しい旅、たのしい仲間でした。

 ホッタさんからCDが届いた。なんと中身は彼の撮った写真の画像と動画にコースの地図付きである。動画は私のPCでは対応していないので見ることができないが、316枚の画像全てに彼のコメントが付いてある。それが傑作で、くすくす笑いながら見てしまった。ブログに使っていい許可をもらったので、時々使いたい。
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左「元気なうちは食べられる機内食」  右「イタリア名物“水道ホースのブツ切り”