![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
当時のパリの画家たちは日本の浮世絵に大きな影響を受けている。ゴッホもまた然り。このパリの時代、彼は多くの日本画の版画を買い集め、熱心に模写している(ユヤマさん)。今回は歌川広重の江戸名所百景と渓斎英泉の花魁の3点が展示されていた。日本人ではない者が模写したのだからとは思うのだがやはり違和感を覚える。それぞれを原画と比較してみよう。
27・28の一泊2日で「なばなの里」に出かけた。その時のことを掲載したいのだがゴッホがひと段落したらと思っている。ゴッホはあと3回続きます。
![]() |
![]() |
| 女性の顔 | あごひげの老人の肖像 |
![]() |
![]() |
| タイトルが分かりませんでした | 酒を飲む人々 |
自画像を除いても人物画がけっこうある。「女性の顔」はいかにも農婦らしくてたくましささえ感じさせている。好きなのは「酒を飲む人々」だ。表情のなんとも言えない、味があるというべきか。つい一緒に飲みたくなってしまうような表情だ。ゴッホ独特の揺れるような筆のタッチが画面全体が酔っているようにさえ見える。特に右側の人物のグラスを持つ指、特にその小指のポーズがカラオケのマイクを握る指を連想させて噴き出したくなる。
酒といえば、酔っ払ってテーブルの上に仰向けになって、足を開いて眠りこけている女性の絵があったのだが、完全にピンボケになっていてご披露できません。人間の生の姿というべきか・・・・・
![]() |
![]() |
| 種をまく人 | 鎌で麦を刈る人 ミレーを模して |
ここではホントにたくさんの作品の写真を撮った。いつも書くことだが、ヨーロッパはこうした時の写真撮影に関してはずいぶん寛容だ。今回も全ての美術館で撮影が許可された。もちろんフラッシュだけは禁止されている。逆に日本ではほとんどが撮影禁止だ。この違いはいったい何なんだろう。ある人が、模写したものを展示してるんじゃないのと言っていたけどひょっとしたら・・・・・・・。
せっかく撮った写真なのでできるだけ掲載したい。観光客が多くて、真正面から撮れない場合が多いので歪んでいたり、何かの光が写りこんでいたりする。それはご容赦いただいて、今日から6日間連続でアップします。
![]() |
| 馬鈴薯を食べる人々 |
初期オランダ時代は貧しい農民の生活を描いたものが多い。この「馬鈴薯を食べる人々」はその時代の代表作という。小さなランプの灯りに浮かび上がる慎ましいその姿はなにか厳粛ささえ感じさせる。
![]() |
ガイドのユヤマ(漢字が分かりません)さんはとにかく熱心だ。これはと思ったら一つひとつ丁寧に解説する。素晴らしいなとは思ったのだが、残念ながら専門的なことは右の耳から入ってそのまま左の耳から出て行っってしまった。申し訳ありません。
でも、ひとつだけいまだに左の耳から出て行かなかったことがある。それは・・・・・・・・
ゴッホは誤解されている部分の多い人です。その最たることは、彼は貧窮のうちに亡くなったと思われていますが、実際はそうではありません。という話である。
彼は牧師の子として生まれ、画家として生きていく上でたしかにほとんどの作品は売れませんでした。しかし、パリで画商として成功していた弟の「テオ」の献身的な援助で制作に没頭することができました。
![]() |
10年という短い年月でしたが膨大な作品を残しています。それが今もこうして多くが残っているのも弟「テオ」の手助けがあってのことだし、そのテオが死んだ後には彼の妻とそして息子が彼の遺志を受け継いだからこそいまここにこうして残っています、ということであった。これしか覚えていないなんてあまりいい生徒ではなかったようだ。
![]() |
![]() |
| コンセルヘボウ | ゴッホ美術館 |
この広場でまず目に入ったのが「コンセルヘボウ」である。ここは世界で最高のコンサートホールの一つといわれている。その対面にレンブラントの「夜警」で知られる「国立美術館」がある。その他、お目当ての「ファン・ゴッホ美術館」や市立近代美術館が広場を囲んでいる。全てとは言わないがオランダの文化の中心地と言っても過言ではない。東京上野の森にあってここにないもの。それは、「動物園」。今日はゴッホ美術館と国立美術館に入館する。
![]() |
![]() |
| 国立美術館 |
国立美術館の手前にある、モニュメントというのか看板というべきか。「I amsterdam」という文字がひと文字ずつ設置されている。2mから大きい文字で3mはあるだろう。ガイドさんの話では「アムステルダムの都市プロモーションのキャッチコピー」だそうだ。長すぎる。ガイドさんの言葉をけっこう書き留めたつもりだったが忙しかった。
![]() |
| I amsterdam |
「私はアムステルダム」。わが街、アムステルだへの「愛」・「誇り」を表した言葉か。若者たちが文字の上に登ったり寝そべったりしている。まるで子どもたちが遊んでいるようだ。彼らなりの愛情表現と思えば可愛らしい。日本だったらすぐに警備員が飛んでくるだろうな。
![]() |
![]() |
3連泊で、アムステルダム観光が中心なのでゆっくりと朝食が食べられる。これって意外とこうした旅行の時には大切なことだ。特に胃腸が弱い私にはありがたい。自分に合ったものを、適量(写真を見たら、これが適量?ってあきれられそうだ)なだけ、ゆっくりと食べるということは、その後の行動にもいい影響をもたらしてくれる。
ソーセージにからっと揚げたべーこん、いり卵にバナナにヨーグルト。オレンジ色のは名前は忘れたけど果物。もう一皿。パンにナシにスイカにぶどう。そして、ミルク。このミルクは朝のトイレに不可欠なメニューである。特別に贅沢なものは一つもない。目の前で肉を焼いてくれるなんてパフォーマンスもない。3日間とも同じものを選ぶ。変わったのはパンくらいなものか。
これからまた当分、オランダ紀行が続きます。
![]() |
![]() |
「御沓橋」。3連アーチで川面に写しだされる姿も美しい。「夜間ライトアップ」とあるがぜひ一度見てみたい。岸辺でカモが一羽毛繕いをしていたが佐藤さん、えらく気に入ったようで何枚も写真を撮っていた。
![]() |
![]() |
「鳥居橋」。ここでは珍しい5連の橋である。「石橋の貴婦人」と呼ばれていると案内板には書いてあった。今回見た橋全てに共通しているのが橋脚の形である。おそらく同じ石工の手になると思われる。そして、いつも名前が挙がるのが大正から昭和にかけて活躍した松田新之助である。
鳥居橋のところで天気予報通りに雨が落ち始めた。全部で75も橋はあるのに今日はこれで5つの橋だ。全部を見るとなるといったいどれくらいの日数がかかるのだろう。夜、歩く時に股関節に違和感を覚える。翌朝になるとそれもなくなっている。そうか!川原に降りたり上がったり、おまけにカメラを抱えて川原の不安定な石の上を歩き回ったりしたのが響いたようだ。なんとまあ、年を取ったことか!
