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航空祭唯一の陸上自衛隊の出番。機種は「AH-64D」。通称「アパッチ・ロングボウ」。世界最強の攻撃ヘリコプター。どうしても見たかったものの一つだ。イメージとしてはカマキリが獲物を狙う姿に似ている。兵士にとっては高い空を飛ぶ戦闘機や爆撃機よりも、目の前に浮かびじっと睨みつけるヘリは恐怖の的だろう。たしかに上から襲いかかる姿勢の時が一番精悍で、一番似合っている。
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けっこう服装に凝っている人が多い。こういう場所にはこういう服装というTPOというやつだ。ところが、迷彩服などは当たり前でかえって目立たない。この人は遠め目には基地の関係者に見えたのだが、それにしてもその人がなんでこんな場所で、おまけに携帯で写真を撮っているのかと思ったら、よく見ると上着は制服に見えたが下はジーパン。おまけに略章に見えたのはただのバッジだった。
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目の前のショーはそっちのけでよくしゃべる。夫婦であんなにしゃべるのは見たことがない。おまけにしゃべっっているのは男の方ばかり。こういう男の人って時々見かけるが、ほんとによくしゃべる。そして、いかにもよく知っているように思えるし、その語りの上手さについ引き込まれてしまう。後のかっこいい帽子のだんなの背中が、嫌そうな表情をみせていて可笑しくなる。
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観客の目の前に等間隔で若い隊員が立哨に立っている。どこの世界でもこういう役は若い人と決まっている。中には疲れたのか下を向いている者もいる。上の「だんな」ではないが、彼の肩の落ち具合に疲れが見える。何を考えているのか。昨日の彼女とのけんかのことか、それとも早く昼飯にならないかなか、はたまた、ただひたすら時間の経つことの遅いことを嘆いているのか?
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観客の中にはすごい望遠レンズを構えている人が多い。好きな人が多いんだなとも思うし、聞けば、日本全国の航空祭のおっかけをしている人までいるという。その中でもこの人は別格。いったい何本持っているのだろう。とはいえ、スピードの速い戦闘機を望遠で追いかけるのは至難の業だと思う。とっかえひっかえ付け替えるだけで大変だし、レンズの数だけカメラを用意するのも大変だ。なんでこんなに外に出しているんだろう、自慢するためかなんて思えばいらぬおせっかい。合わせて?百万円の世界か。
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初めはこんなもんかと思っていた観客が、気がつくとあの広いエプロンが観客で埋まってしまっていた。昼からは疲れたのかコンクリの上に寝転ぶ人まで出る始末。寝転んで上空を飛ぶ戦闘機を見るというのも意外といいアイデアかもしれない。教訓ー航空祭には「折りたたみイス」が絶対必要条件だ。
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となりにいる人はどこの人?初めは英語かなと思ったがどうも違う。ドイツ語系のような気がする。とにかく意味の分からない言葉は、秋に決まって我が家に襲来するムクドリの鳴き声と同じだ。だんだんといらいらしてくる。
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7:46の普通電車に乗る。基地の近くには駐車場はないし、遠くのアグリパークやメタセの森に停めてバスでピストン輸送してくれるという。ということで、電車にしたがこれが正解。わずか20分で着いたし、駅から歩いても7分ほどで基地の入り口に着く。それなりの人出だったが、早かったせいか脅されていた歩くのも大変だというほどの混雑でもなかった。
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それでもオープニングは始まっていたので、次のアトラクション「救難団救難展示」までの時間を利用して地上展示の航空機を見て回る。ヘリから輸送機に、P-3Cオライオンも展示されていた。オタクではないがやはり始めて見る「P-3Cオライオン」には興味津々。圧巻はF-2やF-15などの戦闘機だ。これが戦い(つまり破壊)のための道具なのかと、あきれるほど美しい。誰かが言った。横顔も素敵だが、ヒップもすばらしい!
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航空祭デビューである。長年思い続けてきたがやっと実現できた。佐藤さんを誘って出かけた。ずっと土・日は雨の予報だったのだが、近づくにつれて曇りのち晴れに変わってきた。これまで二人で出かけるとなぜか天気に恵まれてきた。たとえ、出かける時には降っていても着けば上がるし、小雨もいつの間にか晴れてしまう。だから、今回も当然(?)良くなるはずだ、とどうしようかなんて考えもしなかった。
最初は、同行者は連れ合いだった。彼女はけっこうこういうイベントが好きである。ところが、別なイベントが入ってどうしても休めないという。そうした時に「喜んで!」と言ってくれたのが佐藤さんだ。もうひとつ背中を押してくれたのが学食のお嬢さん(^ー^)たちである。いつも明るく声をかけてくれる彼女たちだが、家が基地の近くとかで航空祭の素晴らしさをアピールしてくれて、「絶対に、行って、見てください」と勧められた。彼らに感謝!
この頃、簡単に接続できない場合があります。何度か繰り返すと大体つながります。航空祭だけで今月は終わりそうです。
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17時に「コレット」の前でという約束で、14時からは連れ合いとは別行動。女性は行くところがたくさんあるが、こうした時男は自分の世話がなかなかできない。小倉北口に4月に、アニメやマンガの殿堂「あるあるシティ」ができたというので行ってみる。
中心は北九州出身の漫画家「松本零士」にちなんだアニメや漫画と聞いた。キャプテン・ハーロックの銅像に導かれて無事到着。というほどのこともない。駅の目の前にそのビルは建っている。張り切って漫画ミュージアムの入場券を400円出して購入。始めは人の多さとこれまでに経験したことのない空気と漫画の多さに圧倒されたが、肝心の私の見たかった漫画はどれも見つからない。
その1.ちばあきおの「キャプテン」シリーズ。野球漫画の名作だ。魔球もなければ巨人の星もない。どこにでもある中学校の野球部員のひたすらな努力が胸を打つ。墨田二中のキャプテン「谷口タカオ」が好きだ。
その2.望月三起也の「ワイルド7」。最近映画になったと聞いたがやはりマンガがいい。実写だとあの味が薄れてしまいかねない。
その3.さだす圭。あったのは「ああ播磨灘」シリーズのみ。大好きな「おかしな二人」や「なんと孫六」はない。
といいながら、かわぐちかいじの「アクター」を連れ合いに待ち合わせの時間を30分延長してもらって読み切る。こうやってみると私も十分「おたく」の資格がありそうだ。
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会場の手前に人だかりが出来ている。行列も長い。なんだろうと前に出るとロボットがソフトクリームを作っている。安川電機のロボットデモンストレーションである。ネットで調べると、多能工型サービスロボットの第1号として開発されたのが、ロボット一坪店舗「やすかわくんのソフトクリーム屋さん」であるとあるが、そんな難しい話よりとにかくかわいい。単にソフトクリームを作るだけでなく歌も歌う。もちろんテープに吹き込んだだけのものなのだが、声と歌詞がかわいくて、見てる人たちの表情がみんな笑顔で、その周りがなんとも、そう陽だまりのような空気に包まれている。
お客さんが前に立つと歌いだす。
やすかわくんがやってくる
世界が認めた関節の技術を引っさげて
工場からやってくる
いらっしゃいやす
私も作ってもらいたかったが長蛇の列。泣く泣くあきらめた。
