090806古代ハス

〔 残念ながら今年の写真ではありません。カメラを持っていませんでしたので、02年に、たっくんを連れて遊んだ時に撮ったものを使いました 〕

疲れがたまってくると、緑が見たくなります。というより緑に中に身を置きたくなります。以前、よく風土記の丘に行きました。今回は、園芸用の材料を四日市まで仕入れに行ったついでに宇佐神まで足をのばしました。

大きな鳥居の横に宝物殿があり、その横に池があります。この時期、池いっぱいに蓮の花が咲きます。淡いピンク色をした上品な花です。どこかの遺跡から出てきた古代の蓮の種を、見事、現代に花咲かせたそうです。古代の人たちが眺めたであろう花を、何千年か経って現代の私たちが眺めている。その事実を思う時、なにか夢を感じます。今という時の池の中に、ぽっかりと古代が浮かんでいるわけです。ひょっとしたらその逆もと考えたら楽しくなります。

蓮の花は、開く時音を立てます。ほんとかな?私はまだ実際にその音を聞いたことはありません。ある本に書いていたのを記憶しています。筆者はその音を聞いたとき、恐怖を覚えたというのですが、どんな音なのでしょう。

私のハスの記憶といえば、花よりも葉のほうです。幼い頃、夏の暑い日ざしを避けるために、逆さにして帽子のようにして被ったものです。風の画家、中島潔の世界ですが、昔は当たり前に子どもたちはそうしていたものです。そのハスの葉をとったレンコン畑は、今、ゆめタウンやハローワークになっています。

090804「もっとコメントを!」

〔安曇野通信2〕白山大池にて。雪渓を吹き降ろす風と、池を   渡る風は冷たく、寒くて防寒着を着る始末。この時期、暑い下界に行く気がしない、とか。くそっ!
アオノツガザクラ(青の栂桜)
高山帯の雪田の縁に多く生育している。ツガザクラの仲間 では一番多く見かける代表的な高山植物。淡い黄緑色の壺形の花を7-8月に咲かせる。

さっそく回答がありました。横着構えて自分で調べもせず、ブログに載せたら次の日には二人の方から連絡が。二人とも同じ名前でした。「夏水仙」。さっそくインターネットで調べると、完全に庭にある花と一致。ありがとうございました。

携帯で連絡してくれた方から「ブログにコメントしようと思ったけど、あなたのブログの形式はちょっと変わっているので、どう書き込んだらいいのか分かりません」。たしかにそうですね。私がほかの人のブログに書き込んだ時は簡単でした。簡単というより分かりやすかった。なぜなら、「名前」とか「アドレス」とか「投稿」とか、日本語でしたから。私のブログは英語で書かれています。チラッと見たとき(自分では書き込みをしませんから見ただけです)思いました。「あれ?どうしたら送れるのかな」と。

聞きました。分かりました。手順を書きますので、どうか、たくさんのコメントを下さい。アクセス数も分かるようにしてくれました。しかし、やはりコメントが欲しい。コメントをもらえると俄然張り切ってしまいます。

①コメントを書きたい投稿記事の左側に「No Comments」と書かれた箇所がありますので、クリックします。すでにコメントがある時は「1 Comment」などと表示されています。
②投稿記事の下に添付ファイルのようなコメント記入欄が表示されます。Nameのところは、名前・ニックネームを。Mailは、メールアドレスを。Websiteは、ホームページを持たれている場合にアドレスを記入します。メールとかホームページアドレスは記入しなくてもOKです。
③その下の欄にコメントを記入する。
④記入が終わったら「Submit Comment」をクリックします。これでコメント投稿となります。

ただし、私がコメントを承認しないと表示されないそうです。私はまだ経験がありませんが、なかにはとんでもないコメントが投稿されることがあるそうですね。それで私が前もって読んで、OKとなったら実際に表示されるというわけです。あらかじめ了承を。

ゲーテが臨終の時に言いました。「もっと光を!」。
私も言います。「もっとコメントを!」。

090803麻のジーンズ

退職してからはもっぱらジーンズを愛用している。さすがに現職の時は遠慮をしていたが、それでも休みの日はほとんどジーンズで過ごしていた。今の職場にいってからは、誰に気兼ねすることもなく、毎日をジーンズで、夏場は上はTシャツが多い。
この頃、夕食後毎日ウォーキングを1時間近くしている。そのおかげか、ウエストが細くなったような気がしてきた。今までぴっちりしていたジーンズが緩めになってきたのである。ベルトで締めればといわれたが、やはりきちっとしていないと気がすまない。それでウエストを縮めてもらいにいつものお店に行ったのが運のつき。そこで勧められたのが写真の麻のジーンズ。
穿いてみてびっくり。どうしても、ジーンズはもともとが作業着であるため、頑丈さが売り物。おかげで重くて、夏場は暑苦しい。それがこの麻のジーンズになると何よりもその軽さに。そして、通気性のよさに感動!写真を見ても分かるように透けてみえるほど薄い。一つだけ心配したのはヨレヨレにならないかということ。ところが、今のところその心配もなし。意外(?)としっかりしている。
お店のコメント
イタリア製の輸入生地
麻96% ポリウレタン4%
夏場の吸湿速乾性にすぐれ、収縮性も抜群!
和紙にも似た軽い素材
興味のある方はぜひ「クォータイン」へ。このブログを見たと、店長の恵良さんに言えば、「サプライズプライス」が待ってます。

090802そより

この頃、庭のあっちこっちにこの花が

咲き始めた。可愛いピンクの花が

なんとも言えない。

ところが、花の名前がどうしても

分かりません。知ってる方、教えてください。

よく降りました。それでも、ここは適度な降り方で、被害が出たとかの話も聞かない。山口や福岡の被害の話を聞くと恐ろしくなってしまう。昨日も、下水から汚水が噴出す様子がテレビで映し出されていたが、あれがここで起きたらと考えるだけでゆううつになる。

ところで、梅雨はいつになったら明けるのでしょう。けっこう遅くなった年もあったとか、いつ明けたかも分からなかった年もあったとか・・・。それでもこれからの暑さを考えただけで「憂鬱」な気分になります。と書きながら、まずパソコンから出てくるこの「憂鬱」という文字を見ただけで「ユウウツ」な気分になってしまいました。日本の夏(しか知らないのに変ですが)の暑さは半端ではありません。暑さというより膠のような粘り気です。ごりと横になると、体が畳にくっついてしまう。どうしようもないくらい暑苦しい。終いには暑いという言葉さえも出なくなってしまう。

一日の中で、全ての動きが止まってしまう時間があります。空に光る入道雲(今年はまだ見ていません)ものっそりと立ったまま、街路樹の葉っぱまでくっついてしまう。身体だけではなく心まで動きを止めてしまう。そんな時、そよりと、ほんそよりと空気が動くことがあります。風とはとてもいえないほどの動きなんですが。ふつう風といえば、風立つ秋や風薫る五月を思い浮かべる。しかし、私の生活の実感からくる風は、この「そより」のような気がします。

090728友情3(赤ニシ)

《 残念ながら中身を食べてしまってから写真を思いつく 》

帰宅して車を車庫に入れようとした時、近所の奥さんに呼び止められる。「奥さんに巨峰をいただきました。美味しかった。これはうちの旦那が蒲江に行って獲ってきた赤ニシ。おすそ分け」。

すぐに海のニシが頭に浮かぶ。「いい酒の肴になる。ありがとう」と受け取ったら、ずっしり。見事な赤ニシが4個。ニシはニシでも私の思ったのはタニシほどの大きさ。これについてはまた別な機会に。こういうことになると、家内は全くの音痴。サザエをもらったと喜ぶ。たしかによく似ている。海に全く縁のない、寄り付こうとしない彼女には当然の話か。

熱湯に塩を少々。「ギューと鳴いた。生きてるよ!」とびっくり。本当はびっくりしていることに「びっくり」なんだが。煮立つと目打ちで中身を取り出す。この作業だけ「おとうさん、お願い」とくる。簡単なはずなのに、甘えているのかほんとに苦手なのか。冷たい水で手洗い。ぬめりを取るのか身を引き締めるのか、それとも両方か。薄くスライスしてお皿に。手造りの味噌にあえて食べる。

となると、ビールは欠かせない。10日ほど前に家内が夏バテから急性胃腸炎を起こす。それ以来飲むのを控えているし、私も飲んで食事をした後のウォーキングがこの頃少々きつくなってきたので、ビールを控えようと思っていたのだが、こんな素敵な、美味しい肴を前にしたら飲まないなんて、そんな不謹慎(?)な真似はできない。

こんな美味しいもののやり取りから付き合いは深まり、友情も生まれる。

090725クーラー

〔 安曇野通信1 ワタスゲ 〕2年間ですごい数の写真を送ってもらったが、その中での一番のお気に入り。風の姿が見える。これから時々(?)安曇野の写真を掲載する。

今年になって、調子の良くなかった洋間のクーラーがとうとう動かなくなってしまった。耶馬溪の職員住宅に住んでいた時からのものだから、おそらく30年は経っているはず。今でこそどの部屋にもクーラーはあるが、耶馬溪でも、今の家に移ってきてからも最初はこのクーラーしかなかった。ほんとに暑くてどうしようもなくなると、家族4人がみんなこのクーラーの下に集まって過ごしていた。その頃は家族関係が濃密だった気がする。

寝る時には私たちの部屋も子ども部屋も、窓を開け放しているとどうかすると寒いくらいだった。こんなにテレビが「真夏日」だということもなかったような気がする。ましてや「猛暑日」だなんて。それに家の周りの景色の大きな変化も影響している。移ってきた当初は昔ながらの通りにしか集落はなかったのに、今や周りはアパートだらけ。家の南には水路が通り、その先はずっと向こうのお墓まで水田でした。それが、大きな道路ができて、5軒ほどの家が建ちました。と思ったら道路沿いにはアパートが建ち並び、とうとう庭のすぐ前にまで建ってしまった。

北側ははるか向こうに海の堤防が見えていた。そしてずっと水田が続いていた。それが今や虫食い状態に住宅やアパートが建ち始め、ずいぶん水田も狭まった。今はルートを変えたが、犬が生きていた時はその水田の中の道を散歩していた。何の不安もなかった。田植えが終わり、田んぼに水がいっぱい張られると、うるさいくらいのカエルの鳴き声を聞きながら、水田の上を渡ってくる風がひんやりとした中を、昼間の暑さはなんだったんだといいながら二人と1匹で歩いていた。

それがアパートが建ち、車が多くなり、ゆっくり歩くこともできなくなってしまった。そのアパートもこの不況で、場所によっては空き部屋だらけのところもある。夜は昔みたいに開けっ放しで寝るなんていうのはできなくなってしまった。

090723友情2(サルビア)

《 これはトーチライトという名前がついていた 》

この頃、サルビアに凝っているので、起きるとそのまま庭に出てしまう。これまではパンジーとビオラを種から育てていた。最後の年に一緒になった教頭さんに種から育てることを教えてもらい、ずっと挑戦している。

2年前、九州大会が別府であった時、私の花の師匠である友だちと会場の前にある公園にたくさん咲いていたサルビアの花を、紀要の入った袋いっぱいに取った。一ヶ月もすると枯れた花柄からすごい数の種が残った。それを次の年の5月に種から育て、秋まで楽しむことができた。残った苗はいろんな人に届け、喜んでもらえた。こういうところから友情は芽生える。

もちろん出てきた花は赤だけだったが、今年はいろんな種類に挑戦してみた。ほんとは赤だけでよかったのだが、花の師匠が紫を育てたというのを聞いて俄然やる気が出てきた。インターネットで「トーチライト・サルサ・シズラー」の3種類を取り寄せる。

種を蒔いたのは4月の始め。初めは調子が良かったが、種の蒔き方が密集していたので苗が徒長し始める。慌てて間引く。それでもなんとかポットに植えるところまでいったが、そのあと、旅行が待っていた。2泊3日の短いものだったが、その間水をやらないわけにはいかない。全部で300を超えるポットなので、水遣りだけでも大変だ。いろいろ悩んだが、近所に魚市場に勤めている人がいるのを思い出し、発泡スチロールでできた箱を分けてもらう。一つの箱にポットを30ほど入れて水を張っておくと上手くいきそうだ。全てを北側の屋根のある通路に置いて旅行に出る。帰ってくると苗は枯れることなく、順調に育っていた。

自分の家と公民館に必要な苗を優先してプランターに植えてみたが、300もある(根切り虫にやられたり枯らしてしまったものもあるが、それでもずいぶん余ってしまった)ものだから、近所の花好きな人に、職場のいつも私の花を褒めてくれている人に、どうしてもあげたかった人(その中には12年ぶりに再会した人もいる)に、半ば強制的にもらってもらった。こういうところから友情は生まれると思っている。

090718友情1

《 さっそく夕食にのぼる破竹の煮物 》

日曜日、外にいると、携帯が鳴ってるよと大きな声で呼ばれる。退職するまで仲良く付き合っていた友だちからである。退職後、途切れていたが、彼が同じ内容の職に再雇用されたことでまた付き合い始める。以前は何年も山芋掘りに連れて行ってくれた。それも近くの山ではなく、別府から湯布院への高速道路沿いの山が多かった。

枯れてしまってかすかに残る蔓の残骸から山芋のある場所を探し出す。まさに名人芸である。小さい頃から、学校から帰るとカバンを放り出し、夕方まで家の前の山に入り込んで遊んでいた。年季が違うと言う。年季もそうかもしれないが、こっちは海の近くに生まれたので、彼の話はまさに別世界の出来事。

車から遠くの山肌に蔓の残骸を見つける。言われてみると黄色くなった蔓の葉がけっこう緑の中に鮮やかに見える。足場の悪いところで汗びっしょりになって芋を掘り出す。この場所で、こういう方向から、こんな風に掘って、と手取り足取り。私がやっと1本掘り出す頃には彼はどうかすると3本くらい掘り出している。私は途中で折ってしまうことが多いが、彼は見事に山芋用の鍬一本で折ることもなく掘り出してしまう。昼には家に帰り着く。それからは何日も山芋三昧。一番は、熱いご飯にすりおろした山芋をぶっかけて。これが最高。

その彼から、「破竹を採ったので、今から持って行く」と。届けて一席ぶつ。「わしゃー、季節の旬のものを追いかけちょる。旬のものが一番。これを食べちょら、絶対身体にいい。冬にはまた行くけ、身体を鍛えちょってな」。もちろんお返しを、と探す。適当なものがなくて、お取り寄せしたばかりの「メロン」を一つ。

くそー! しかし、こういったところから友情は生まれるのである。