110712 台湾紀行12(愛河)

 二日目の高雄のホテル「アンバサダ」の近くに河が流れている。大きな河で台湾の河にしては水量が多い。遠くを貨物船らしきものも見えるところから港があるようだ。5時45分にカメラを抱えてホテルを出る。ボーイさんに聞くと河はすぐ横だそうだ。たしかに何分も歩かずに河に出た。

   
アンバサダホテル  愛  河 

 名前を「愛河」という。以前はお決まりのように工場や家庭からの排水で汚れ、「愛のドブ」と呼ばれていたそうだ。浄化に努めたことで、今では人気の観光スポット&デートスポットになっているという。朝早くから(もちろん夜は明けているのだが)多くの人が河べりを歩き、ジョギングをし、体操をし、恋人たちがベンチに座って二人だけの世界に浸っている。

   
ライオン  愛の船(ネットから) 

 びっくりしたのは、若い男性が遊歩道に倒れていたことだ。どうも眠りこけているようだが、それにしても歩道の真ん中にである。覗き込むのは私くらいで、通り過ぎていく人たちは見向きもしない。覗き込むくらいで、さすがに写真までは撮れなかった。良く見ると二の腕には刺青が彫られている。まるで香港映画に出てくるチンピラだ。 

110709 台湾紀行11(澄清湖)

この湖は人口湖で、中国杭州の西湖を模したものだそうだ。向こうに見える建物は「圓山大飯店」というリゾートホテル。その大きさと宮殿のような華麗さで圧倒される。
それはそうと、「湖」と「潭」との違いは何だろう?
 
                                ジグザグの橋。「九曲橋」という。蓮池潭にも似た橋があったが、これは、悪魔は真っ直ぐには歩けても曲がりながらは進めないので、このようなくねくねした橋をつけているのだそうだ。もちろんガイドさんの受け売り。そういえば、一時流行った香港映画でキョンシーは前ばかり向いて跳ねていたなあ。  
この湖にはここで飼っているミツバチから採取した蜂蜜を売っているおじさんがいる。「日本人には刺さないが、アメリカ人には刺すよ」というジョークを必ず言うからとガイドさんが教えてくれたが、案の定全く同じジョークだった。もちろんみんな爆笑だったが、おじさん喜んだだろうな!
それにしても、ガイドさん、そういうことをばらしてしまっていいものかいな。
 
 

110706 台湾紀行10(蓮地潭)

ここにはいかにも中国らしい建物がたくさんあり、人気スポットとして多くの観光客で賑わっている。

竜虎塔                       
龍の口から入って虎の口から出ることで、これまでの自分のケガレが清められるとか。私はあまり変化がなかったみたいだ。 
 
春秋閣
竜虎塔から少し北の方角に歩くと、龍に乗った観音様が見えてくる。 
 
湖里亭(五里亭)
春秋閣の奥には長い橋があり、進んでいくと、反り返る屋根が特徴の中国式東屋(あずまや)が見える。 
 
 慈済宮 
医術に優れ、たくさんの命を救ったという「保生大帝」が祀られている。
 
慈済宮の内部 
屋内は華やかさを通り越して・・・・・なんと表現していいのやら。 
 
   
   
   

110703 台湾紀行9(台南)

日月潭観光の後、飲茶の朝食をとり、台南で2箇所、高雄でも2箇所と一気に300キロを走る。
『赤嵌楼』

もとは台湾南部を占領していたオランダ人によって建てられた城で、その名の通り柱は赤い色をしている。
オランダの占領は中国から渡ってきた鄭成功によって撃退され、彼は英雄として祭られている。 

『延平郡王祠』

鄭成功が亡くなった1662年に彼を慕う人々によって創建され、開山王廟と名づけられた。この本堂の奥に見えるのが鄭成功である。
鄭成功は父鄭芝竜と日本人の母「田川松」との間に生まれ、7歳まで平戸で過ごした。彼を題材にした近松の浄瑠璃に「国姓爺合戦」がある。 

110630 台湾紀行8(檳郎西施)

 やしの木に似ている。山一面に植えられ、小さな実ができる。これが「檳郎」である。食べるのではなく、噛むと一種の麻薬みたいに疲れ・眠気が吹き飛ぶという。昔は原住民が噛んでいたが、今では特に長距離のドライバーが好む。
 道路沿いにこれを売る店が立ち並ぶ。アクリルボックスのわずか1~2坪の小さな店で、中には若い女性の売り子が立っている。最初に気がついた女性は遠目にもスタイルのよい若い女の子で、気がついた理由はその子がホットパンツに上には水着のブラジャーのみだったからである。
 それから気をつけて見ると、たくさんの同じような店が並んでいる。中には中年の方もいるが、ほとんどが若い女性である。どの子もスタイルがよく、どの子も露出度の半端でない格好だ。ドライバーはどこにどんな子がいるかを携帯で教え合い、より露出の多い娘のところに行く。つまり、客寄せパンダである。こうした娘たちを「檳郎西施(ガール)」という。
 アルバイト的な仕事だが、けっこう収入がよくて若い娘には人気の仕事だという。ところが、彼女たちも華やかな割には勤務労働条件は厳しい。「定年は23歳」だそうだ。これはガイドさんの言葉だが、格好がカッコウなだけに仕方のない話か!

  バスから慌てて撮ったものです

110627 台湾紀行7(文武廟2)

中殿(武殿)
武の神、関羽と岳飛を祭る。
 
関羽
三国志に登場し、劉備・張飛と義兄弟の桃園の契りを結ぶ。後世の人が神格化し関帝と呼ばれるが、商売の神様になったのはなぜだろう。
 
九頭竜
この武廟を守る神だそうだ。九つの頭というのでじっくり数えたらたしかに頭は九つあった。そんなことより手をこうして伸ばすと真ん中にある玉をいかにも手のひらで持っているように見えますよという。だれもが同じポーズを取ろうとするので順番待ちが大変だ。
 

110624 台湾紀行6(文武廟1)

 廟門にたたずむ僧らしき人。僧かどうかは分かりません。ただ私にはそう思えただけ。この人物だけが周りの観光客から浮いていた。しかし、この人こそこの建物にふさわしく見える人物はいない。   
 廟門を越えると一対の獅子の石造が迎えてくれる。この石造はかなり大きく、高さは8メートルあるという。怖さよりなんとなくユーモラスに感じるのだが・・・・・・・   
 前殿(文殿)。文武廟は前殿・中殿・後殿の三殿様式になっており、前殿には文の神「孔子」が祭られている。   
 中国では武よりも文の方が格が上になるそうだ。「萬世師表」という称号は清の皇帝より送られたとか。それにしても中国(台湾ではありませんよ。台湾がこんなバカなことをすることはありません)は、ノーベル平和賞に対抗して「孔子平和賞」を設立した。何をとち狂ったか。あの国は時々訳の分からないことを平気でする。   

110621 豊津神社

     
     

  国分寺のすぐ隣には「豊津神社」がある。二つ目の鳥居には「山王宮」と彫られている。調べてみると、332年前、比叡山坂本に鎮座する日吉大社大山咋命の分霊を受け、1870(明治3)年に豊津神社と改称したとある。
 本殿への道はわずかな距離しかないが、きれいに草が刈られ、青臭い臭いが周りに立ち込めている。これから大雨が続くと報道されているので、その前にと慌てて草刈りに励んでいるようだ。近くで草刈り機の音がするのだがその姿は見えない。
 本殿に架かる注連縄が面白い。注連縄といえば、両端がつぼまった大根締めが普通見られるものである。片方が細くなったものもあると聞いたことがあるが、ここのは真っ直ぐである。始めて見た。

   
アゲハとタイマツソウ  庭藤の葉に止まるなんとかシジミ 

  降り続いた雨ガひと段落したら、今度は一気に真夏がやってきたように日差しが強くなり、今朝方の雨の湿気と一緒になって蒸し暑くて仕方がない。午後の外はやめだ!代わりに蝶が飛び回っている。