120609 韓国桜紀行15(龍頭山公園)

 南川ビーチの桜から、次は釜山市民の憩いの場「龍頭山公園」へ。ここは城井小学校の時に職員旅行で来たことがある。その時に観た舞踏が今も心に残っている。名前は分からない。なんでも「農楽」の一つというから庶民に親しまれたものだろう。
 鉦や太鼓を鳴らしながら舞い、跳ね、頭を振る。すると、頭にかぶった帽子に付けられた長いリボンがゆるやかに、ある時はリズミカルに、そして、相手を誘うようなしぐさをする。沖縄のエイサーにも似ているが、リボンがあるだけ動きが複雑で、優美でさえある。もちろん今日この時間には行われていなかった。
 ここは釜山タワーや韓国の英雄(ガイドさんは私の恋人なんて言っていたが)李舜臣の銅像などが有名だが、桜の横にある名前の分からない桜によく似た木の方が気になった。近くにいたお年寄りが教えてくれるのだが、とうとう理解できないまま。 

120608 送られた写真1

知多のあっちゃんから始めて写真がメールで送られてきました。何事も挑戦するのは素晴らしいことです。 
美濃路は、4月に訪れた時は、遅咲きの山桜と、こちらでは山ツツジと呼ばれている三葉ツツジで山全体がピンクに染まったようでした。
とありました。
 

k2さんから、金星が太陽を横切った時の写真が送られてきました。
 話は変わりますが、昨日の金星の太陽面通過の写真を写してみました。事前準備もしてなかったり、機材も含めて万全ではないのできれいではないのですが、なんとかゴミのような金星が撮れました。
拡大してみると、左の隅にたしかに黒い点が見えます。

 

 

120607 韓国桜紀行14(南川ビーチアパートの桜)

 

 今回の旅の最後の桜の名所が「南川ビーチアパート」の桜並木通り。免税店では雨が降っていたのに、同じ市内でも近づくにつれて雨は上がる。誰かが言う。「なんて私たち、運がいいのかしら。降りたら止むもんね!」。
 ここは釜山でも高級住宅地になるそうだが、約300mの通りの両側に桜並木が続く。先ほどまでの雨の後、歩道沿いに停められた車に花びらがびっしりとへばりついている。あと、洗うのが大変だぞ! これらの車は完全に一車線をふさいでいるので日本の感覚でいうと完全にアウトなんだが、こちらでは違法ではないという。
 そうそう、桜だった。とにかく美しい。特別の場所ではなく生活の中にあるというのがなんともうらやましい。 

120605 韓国桜紀行13(免税店)

 3日目はパラダイスホテルの免税店から一日が始まる。女性たちはこうした時の時間が余って困るなんてことは全くない。昨日までの疲れはどこへやら、生き生きとしてエネルギッシュである。それにひきかえ男性陣は何をしていいのか、ただ奥さんの後について回るか、いすに座ってひたすら待つか。私の場合は椅子もないので単独行動をとろうとあえて無謀な試みをしてみた。
 男性服のブランドだと聞いたことのある「ゼニア」というお店を見つけたので入ってみようとしたら、さっと(いったいどこに隠れていたのか)店員(何か特別の言い方があるのかもしれないが)が寄ってくる。慌てて飛び出す。向こうも仕事だろうが、こっちとしてはきれいで、ちょっと気取った女性が獲物を狙うように近づいてくるだけで怖くなって逃げ出してしまう。
 仕方なしに免税店を出て裏のビーチに行ってみる。とてもきれいなビーチですよとガイドさんが言ったが、あいにくの雨で煙ってしまい、遠くがほとんど見えない。そういえば予報にしたがって用意した傘を差したのはこの時だけだった。

120604 グミ

 今年も生垣の中から グミの赤い実が覗いている。だけでなしに、採(盗)るものが誰もいないので熟れた実が地べたに落ちている。散歩に出る時にひとつ採って口に含んでみる。たしかに今の子どもたちの口には合わないだろう。酸っぱくて、口の中に妙な後味が残る。なんかざらざらとしたものである。それなのに小さい頃、口いっぱいにほおばって食べた思い出がある。こんなものでもご馳走だった。
 あそこの家には柿がある。こっちにはびわがある。あそこの石桃は硬いけど美味しいぞ。中の「モーおっさんは見つかると怖いから夜に行こう」などと、今頃から秋までは町内のあっちこっちの生り物を食べて回った。スイカを盗りに新〇の浜まで遠征(町内を出ることを遠征なんて大げさに言ったものだ)した時にはそれなりのスリルを味わったものだ。
 今はこんなことをやったら大変なことになるだろう。というより今の子どもには絶対に思いつかないことだと思う。

120603 韓国桜紀行12(鎮海の軍港祭)

 鎮海(チネ)は海軍基地の街。人口17万の70%が軍人とその家族、そして、基地に関係した仕事に従事している人たちだそうだ。桜も多い。特定の場所にだけ咲いているのではなく、街全体が桜で覆い尽くされ、その数は34万本とも言われている。
 解放(昭和20年)後、すべての桜が日本を思い出させるものとして切り倒されたそうだが、ここに多かった桜の品種「王桜(ワンポッコナム)」の原産地が済州島であることが判明したことと、朴正熙大統領が植樹を指示したことも追い風になって、現在のような「桜の都」になったそうだ。
 桜の季節には「軍港祭」が開催され、国の内外から200万人以上の人が訪れる韓国最大の桜祭になっている。この時には広大な海軍基地も市民に開放されて、多くの人が基地内で行われる様々なイベントを楽しみ、桜を鑑賞する。時間のない私たちは残念ながら移動するバスの中からしか見ることができない。ゆっくり観たかったなあ。 

120601 韓国桜紀行11(余佐川ロマンス橋の桜)

   
   

 2002年に放送されたドラマ「ロマンス」のロケ地になったことから名付けられた橋の名前だそうだが、そういういわれがなくても十分美しい。川の両脇には菜の花が咲いている。桜のピンクと水の流れと菜の花。あふれる観光客。菜の花は今一だったが、桜はすでに散り始めている。本当に美しい時に訪れることができた。その三つが一度に見える橋の上では写真を撮る人が多くて、上品にしていてはなかなか順番が回ってこない。川に下りて下から見上げる桜も素晴らしい。

   

 小さな男の子が地面に降り積もった花びらを集めては投げ上げている。夢中でシャッターを切ったが、「幸せな気持ち」になれた一瞬だった。 

120530 韓国桜紀行10(安眠峠の桜)

 慶和駅から安民峠へ。バスは途中で停まり、少し歩いて登る。アスファルトの代わりに板を敷き詰めた歩道なので足に優しい。登り始めて「すごーい!」という声に振り返ると道の両側の木から枝が伸びて、この時期見事な桜の花のトンネルができている。こんな光景なら声も出ろう。いや、ここはやはり「ため息」の方が似合うというもの。
 桜の古木のコブから新芽が出て、一丁前に花を付けている。こぼれんばかりの花もいいが、こうした小さな命にも感動する。
 小さな展望台までくると、眼下に鎮海(チネ)の街と海が一望できるのだが、この日はあいにく少しもやっていてはっきりとしない。