240220 陰陽師全18巻

全18巻のうち1・5・18を除いた分が図書館にある
順番にと1巻と2巻を予約した
連絡が入って取りに行くと、1巻は県立図書館から取り寄せたそうだ
2巻目(飛天ノ巻)は返却日をずいぶんと過ぎたそうだが一向に返却に来ないという
順番にと決めた以上、待つのは待つけど、催促くらいしてくれよと思う

10年以上前にあるだけ読んだことがあるんだけど、また読んでみようと急に思い立った
特に理由は思いつかない
本棚にずらりと並んでいたのを見たから・・・が素直な思いなんだが、
あえて理由らしきものを挙げるとすれば「オノマトペ」を感じたくなったとでも言っておこうか

〇清明と博雅は、簀子の上に座して、ほろほろと酒を飲んでいる。
〇鬼小町の髪が「ざんっ」と風になびている。
〇あとにはなやましいほどに発酵した新緑の匂いが、闇の中に漂っているばかりである。

こうした言葉を見つけるのが楽しいのである
つまり、癖になるのである

240215 嵯峨野散策15(天龍寺9・曹源池庭園3)

もう一つは目の前の景色
池の中の石の上の片足立ち(当たり前か)のサギの姿
じっとして全く動こうとしない
おそらく獲物を狙っているだけなのだろうが、
こうした姿を見ると、なにか瞑想に耽っているようにも見えないか・・・・!?
哲学者か!!

ダイハツの社長が交代しました
親会社のトヨタの中南米の担当者だとか
ドイツのフォルクスワーゲンがディーゼル不正問題で国をも巻き込むとんでもないミスをやったのにそこから何も学んでいないなんてアホ過ぎて・・・・
空気よ 変われ!!!!

240210 嵯峨野散策14(天龍寺8・曹源池庭園2)

曹源池庭園であと二つ素晴らしいものを見た
その一つは借景式庭園であること
背後の嵐山や亀山の山々を取り込んでいて、それらさへ庭の一部に見えてくる
だだっ広い、周りに何もないところに住んでいる者からは思いもつかない発想である
と、卑下することもないか
京都のような盆地に住んでいれば当然の発想かもしれない

全く話が変わって、中津市はもう駄目である
前後左右、新しい家やアパートが建ちこんで、我が家からもよく見えていた八面山も見えなくなってしまった
借景どころではない
その上とんでもない話をすることになるが、
中津市の基幹産業と言ってもいいダイハツがとんでもない不正をやってしまって、
目に見えるのではないが、なんか暗い雰囲気が街全体を包んでしまったように感じられる
BGどころの話ではない

うるさくて申し訳ありません。
12日から(あと2日です)、何年間も使ってきたブログのアドレスが使えなくなります。
表示できなくなります。
新しいブログのアドレスは以下の通りです。
移動をお願いします。https://studio-reve.com/harada/blog/

 

240205 嵯峨野散策13(天龍寺7・曹源地庭園1)

法堂の天井に描かれた「雲竜図」が天龍寺の表の顔だとすると、
本堂の裏手には、天龍寺のもう一つの顔と言ってもいい庭園がある
天龍寺の開祖「夢想国師」が作庭したと伝えられている
日本庭園を語るうえで欠かすことのできない名園、中央の曹源池(そうげんち)と呼ばれる池を巡る池泉回遊式庭園である
方丈から見た正面には2枚の巨石を立て、龍門の滝とする

中國の登竜門の故事になぞらえたもので、石組みの妙が素晴らしい
とネットには書かれているが、私にはとんと・・・・
それよりも戦前までは水が流れていたということで、
それが見られたらおそらく素晴らしい景色が目の前に広がっていたはずなのに、
それが見られないことが悔しい

240131 嵯峨野散策12(天龍寺6・達磨図)

受付の正面に置かれた衝立の中から怖い表情の「達磨図」がこちらをにらみつけている
これを見た瞬間、昔々修学旅行で生徒を引率してきた時、これを見てびっくりした事を思い出した

その後ろの棚に「韋駄天像」が・・・・・・
暗い中に隠れているように見えるけど、これがカッコいい
庫裏の奥の書院の床の間にも「達磨図」の掛け軸が掛けられていた
同じ作者なんだろうけど、こちらの方が小さい分穏やかに見えて、なんとも言えないいい表情をしている

 

240125 嵯峨野散策11(天龍寺5・庫裏)

庫裏は七堂伽藍の一つで、台所兼事務所の機能を持つ
ということでここでも拝観料(800円)を取られる
「払う」ではなく「取られる」になってしまう
というのも先ほど法堂でも500円を払っているので、つい「取られる」になってしまうのだ
方丈と棟続きで、切り妻造りの屋根の下に大きな三角形の壁を正面に見せている

白壁を縦横に区切ったり曲線の梁を用いたりして、白壁の白さが強調されている
装飾性を前面に出した建物で、天龍寺の象徴となっている
したがってパンフレットの表紙もこれが使われている
東福寺でも同じ形式の建物を見た覚えがある

そうそう、屋根のてっぺんに載っている「鬼瓦」もカッコイイ
アップすると迫力が一段と増してくる

240120 新しいアドレスへ

連れ合いの生徒さんで、一人だけ駅まで送り迎えをしている人がいます
宗像から月に1回通ってきてくれています
私の初めての、大入島中学校での生徒で、彼女のおばあちゃんにお世話になりました
駅までのわずか4~5分の短い時間にちょこっと話すことが楽しみになっています
その短い時間で、今日は、前のアドレスから新しいアドレスに移行する方法を教えてもらいました
写真が多くなりますが、その方法を書いておきますので利用してください

〇画面のブログのアプリをタップします。
〇そうするとブログのタイトルが表示されますので、それをタップ。

〇前のアドレスで書いた最後のブログが出てきます
〇ブログの一番下にリンクが設定された新しいアドレスを表示しているので、それをタップしてください。

〇新しいアドレスでの最新のブログが出てきます。
〇上にスワイプしていくとアドレスの下にいくつかの記号が出てきます。
〇真ん中の記号(言葉が分かりません)をタップし、

〇上にスワイプすると「ホーム画面に追加」が出てきます。
〇それをタップするとスマホ画面に新しいアプリが生まれます。
〇これからここをタップすることで新しいアドレスのブログを見ることが出来ます。

以上です。ありがとうございました。

240115 嵯峨野散策10(天龍寺4法堂)

目の前には「法堂(はっとう)」が見える
法堂とは禅宗様式における七堂伽藍のひとつで、住職が法を説く大切な堂宇の一つです

ここで見るべきは、何といっても天井に描かれた「雲竜図」
祭壇の上にあって睨みを効かせる龍の姿
どこから見ても睨まれているように見えるところから「八方睨みの龍」と呼ばれている
龍は仏教を守る八部衆のひとつであり、「龍神」ともいう
住職が仏法を大衆に説く法堂の天井に龍を描くことで、
法の雨を降らせ、堂を火災から守るという意味が込められている
ここでは入るだけで本堂とは別料金で500円も取られ、おまけに撮影は禁止
しょうがないからパンフレットのものを使います

何年か前の「東福寺」では、警備員の方が声をかけてきた
大柄な人で、一瞬身構えたのですが、優しい声で言う
「天井は撮りましたか? ほとんどの方が気が付かないんですよ」と
「撮ってもいいんですか」というと
「どうぞ、どうぞ」と笑いながら言う

200902京都旅行19で書いたものです