240910 ゆり子の布花物語41(睡蓮の花)

前回の布花物語が22年の7月ですから、2年以上経っています
定期的にとは言いませんが、最低月に一度は書いてくれると読む人も楽しみにできるのですが・・・・

6月の茶道教室の床の間に生けられていた「睡蓮の花」に魅せられました
翌日には型紙を起こし、裁断
それから2か月を経て、先日染めにこぎつけ、
きょう、朝から作成開始
夕方には2本完成!!

今年生まれて初めて1か月間安静というアクシデントに見舞われました
約40日間、食事よりも好きな布花づくりを遠ざけることになってしまいました
9月になって手掛けた「睡蓮の花」が愛おしい!!!

240905 葉見ず花見ず

マスコミが大騒ぎをした変な台風も
運よく我が家には被害もなく過ぎていきました
何度も何度もしつこく映されていた宮崎市の竜巻の被害には心からお悔やみ申し上げます

娘が小学校から持って帰った朝顔(よくもまあ枯れずに残ったもんだ)も消え、
大好きな露草の青い小さな花も消えてしまいました
さだまさしの「線香花火」に
きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる
露草模様を信じたんだね
の歌詞がある
そういえば昔は上の周りの水路にもホタルが出ていたといっても信じてくれないだろうな
お父さんの好きなものをあげると、にこにこしながら両手で閉じ込めたものを娘がくれたことを想い出します

台所の窓の外に「夏水仙」の花を見つけました
台風の風が吹き飛ばした落ち葉のあとの地面から茎が覗いています
「葉見ず花見ず」とはよく言ったものだ
この花の命も一週間ほどかな

 

240901 嵯峨野散策43 (祇王寺1・入り口まで)

祇王寺までは案内の看板が架かっているので迷うことはありません
途中、猫を見つけたのですが、
岩合さんんのようにはうまく手なづけることが出来ません
それでも一度はこちらをちらっと見てはくれたのですが、
それで終わりです
そうこうしていると、わずか5分で入り口が見えてきました

 

240825 嵯峨野散策42 (二尊院6・境内2)

あと二つ
一つは、弁財天の化身である九頭竜大神・宇賀神を祀る弁天堂

九つの頭を持つ龍ということですぐに思いついたのは「ヤマタノオロチ」のこと
神話の世界はいろんなところでつながりがありそうです

もう一つは「湛空廟」

木々に囲まれた石段を上がった先にあるのが、
第三世湛空上人の碑を収めた小さなお堂です

弁天堂の上に飾られた「鳳凰」が気になって仕方ありません

 

240820 嵯峨野散策41(二尊院5・境内)

それでは境内を案内しましょう
本堂の裏手、小倉山の斜面に沿って六地蔵が配置されています

何とも可愛いお地蔵さんたちですが、それぞれが私たち衆生が生死を繰り返す世界「地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道」の「六道(りくどう)」を表しています
出来ればもう一度人間道に生まれたいものです

昨日(19日夜)に見た「博士ちゃん」に地獄大好きな男の子が出ていた
お母さんは、リビングの中が地獄のグッズでいっぱいになり、
何とかしてほしいと嘆いていました

240815 嵯峨野散策40(二尊院4・本堂)

嵐山の山々をバックにして、どっしりと落ち着いた壮麗な建物です
間口の広さがそれを際立たせています
派手な幕が下がっているが、なにか行事があるのかな
前の庭には何かの植物が低い竹の柵で囲われているところがいくつかあるけれど・・・・・
帰って調べたら「龍神游行の庭」なんてたいそうな説明を見つけたんですけど、
かえって意味不明になってしまいました

本堂の中には二尊が安置され、この寺の名前もそこから来ています
鎌倉時代の末期、快慶の作だそうです
内緒ですが、鎌倉中期の春日仏師によって造られたものだと書かれたものもあって、
ネットの情報も玉石混交ってやつの見本ですね
近づいての写真撮影は禁止なので、800円も出して写真を買いました
ありがたいと取るか儲けやがってととるか・・・・微妙なところです

 

240810 嵯峨野散策39(二尊院3・勅使門)

紅葉の馬場を抜けると、長い築地塀が続く
天皇家との深い関係を示す最高格式の5本線が引かれている
途中にある小さな門が通用口として使われている「黒門」である
今回はその先にある勅使門から入ります
その名の通り、天皇や皇族の使いである勅使だけが使うことを許された門で、
普段は「開かずの門」となっていることが多いのですが、
こうして堂々と入ることが出来るのですから遠慮なく使わせてもらおうと思います

石段の上にあるので、弓を横にしたような形で、中央が高い
「唐破風(からはふ)」の屋根であることがよく分かります

帰りに黒門から入ろうとしている女性がいたので、「先の勅使門から入れますよ」と教えてあげたのだが、
ちょっと微妙な雰囲気だったなあ・・・・

240805 嵯峨野散策38(二尊院2・紅葉の馬場)

総門をくぐると、数百メートルほど参道が続く
両側には紅葉と桜が交互に植えられていて、秋には紅葉の名所として親しまれている
と言いながら、時季が遅れたのか、発色も今一つだし、なんかスカスカだし・・・
二兎追うものは一兎をも得ずってやつか
馬場の終わりに近くなってまあまあ見られるかな
「紅葉の馬場」と呼ばれているって聞いた時には
それだけでなんか特別な場所だと思ってしまいました
本来は、馬を引いて拝観するための馬場として使われたので「紅葉の馬場」と呼ばれるようになったそうだ
ただそれだけ・・・・

そうそう、ここは昔、遠山の金さん、暴れん坊将軍、水戸黄門etcのロケ地として使われていたそうです
この参道を馬で駆け抜けるなんて・・・・カッコよかったんだろうな