130222 寄り道2(ジョウビタキ)

庭の草取りをしていた連れ合いがわざわざやってきて自慢そうに言う。私が草を取っていると、すぐそばまで寄ってくるのよ。まるで、遊びに来ているみたいだわ、と。
先週(9日)、久しぶりに畑の草を取っていたら、同じように小鳥がやってきたことがあった。これまでに何度も同じことがあったが、やはり冬だった。2メートル近くにまで寄ってきて、私の草取りを観察している。カメラを向けてもまったく逃げようともしない。警戒心の薄い鳥だ。遊びに来たのではなさそうだ。おそらく私が掘り起こした後に出てくる虫を狙っているのだ。
連れ合いのいう鳥もやはり同じ鳥だった。ひょっとして先週私が見た鳥だったりして。

130220 寄り道1(アラカブ)

今晩のおかずは新鮮な「アラカブ」のお煮つけよ、という。食卓の上には見事なアラカブが鎮座している。連れ合いの生徒さんの旦那さんがこの寒さの中、米水津まで釣りに行ってきたという。今年初めての釣果をお裾分けしてくれたそうだ。なんといい人だろう。こういうところから友情は生まれると言ったのは「拓郎」だった。私のお皿のアラカブは全長26センチあった。26センチというより26センチもあったと言うべきだろう。これだけの大きさだと引き上げるのにずいぶん格闘しただろうな。その様子が目に浮かぶ。
以前は友達が年に数回、県南の海に連れて行ってくれていた。アジやイカを狙ったこともあったが、私はやはり「アラカブ=ホゴ」釣りが好きだった。引き込まれて何度も糸を切られたが、あの、グ・グっとくる当たりは何とも言えない感触だった。そういえば、最近、漁労長からのお誘いもなくなったな。

130217 山陰の旅1(出発)

8:40小倉駅北口に集合なのに8:00に着いてしまった。昨年のルミナリエの時に寄った駅構内のパン屋さんで朝食。早めにと15分前にKMLビル前に行ったら、駅のロータリーは観光バスであふれんばかり。その数、20台は超えている。今日(11月18日日曜日)が紅葉探訪のピークなのか。九年庵に、宮島に、国東半島に・・・・と。えっ、国東半島?そのバスだけでも3台並んでいた。大分県に住む人間としては紅葉で国東にツアーに参加という感覚にはなれないのだが、「仏の里」というキャッチフレーズは魅力的なんだろうな。そういえば、昔、県校長研修会の帰りに4人で二子寺に立ち寄ったことがあったなあ。もう少し地元に目を向けないといけないのかもしれない。
参加者41名。満員一歩手前。こうした時は必ず遅刻をする者がいる。案の定、定刻を過ぎても2名が遅れている。10分遅れで添乗員さんが見つけてくる。前の座席の奥さん、「こういう時には一言あるはずなのにねえ~}だって。女性の方が同性には厳しい。

さださん。申し訳ありません。あまり掲載したまま振り返らないので気がつきませんでした。どうかお使いください。こうした反応が返ってくるだけでうれしくなります。時々、見てくれている人がいるのだろうかと不安になります。ありがとうございます。

130213 韓国紅葉紀行19(ホットク)

馬耳山塔寺観光のあとは釜山へ。ロッテホテルでのカジノ体験(全くやる気なし。すぐに出る)と免税店でのショッピング。今回は友達がいないので私が付き合う。向こうからやってくる男性が笑いかける。同じツアーの人。「同じですね」という表情。

そのあとは定番の龍頭山公園と国際市場へ。ここは春のブログで散々書いたので今回はパス。一つだけ。国際市場で「ホットク」を食べた。ガイドさん一押しの食べ物。表はサクサクしているのに中はモチモチ。ほかの屋台はガラガラなのにここには行列ができている。びっくりしたのは代金がセルフサービスになっていることだ。お客が現金を箱に入れ、おつりは見ての容器から自分で取り出している。たしかにこれの方が衛生的だし、作ることに専念できて時間も節約できる。なんと合理的なやり方であることか!
紙コップに入れてくれたので汚れなくてすむ。寒くなった夕闇の中で食べる「ホットク」は、このあとの夕食の「海鮮なべ」よりも美味しかった。

19回にもわたる「韓国紅葉紀行」、お付き合いくださりまことにありがとうございます。ちょっと長すぎたよとの声もちらほら。次回からは、山陰の旅が始まります。

130209 韓国紅葉紀行18(感謝)

ガイドさんはおそらく40は超えている。すごく日本語が上手で、時々韓国人特有の発音で改めて現地のガイドさんだということを気づかせてくれる。最初に添乗員さんが紹介する時にガイドさんのことを「やわらかい方」と言った。はじめてそんな表現を聞いたし、ガイドさんもはじめてそういうことをいわれたと言っていた。ところが、時間が経つにつれてぴったりの表現だと思うようになった。「やわらかなガイド=伊(ユン)さん」。
韓屋村では、お客さんを寒い中歩かせたくないからここまで入ってきて、と連絡している。会社で一番やさしい運転手さんだから無理を言えるのだと。狭い急な坂を下りてくるバスに乗り込みながら、ツアー客、拍手!ホテルについてわずかだが感謝をこめてほかの人に分からないようにチップを渡す。
馬耳山から釜山に行く途中、バスが急に止まる。ガイドさん、「びっくりしたでしょう。バスが急に止まったから。運転手さんがみなさんに聴いてもらいたくてサービスエリアでCDを買ったので今かけているところなんです」。乗客、拍手!どんなにやさしい運転手さんだって、ふつうここまでやる人なんているはずがない。おそらくあのチップをどう使おうか彼は考えたのだと思う。受け取る時も妙に固辞することもなく気持ちよく受け取ってくれた。そして、これが彼なりの感謝の気持ちだと分かった。こちらの方がずいぶん得をしたような気持ちになった。

130206 韓国紅葉紀行(馬耳山塔寺)

山の中に入っていくと右手に一つのとがった山が見えてきて、それがやがて二つ並んだ姿になる。その姿から「馬耳山」と呼ぶ。どう見ても馬の耳には見えないわ、という人もいるが、位置によってはそう見えるかもしれないし、昔の人の想像力はすごいなと思ってしまう。

その山のふもとに「馬耳山塔寺」と呼ばれるお寺がある。境内には石を積み上げて造られた塔が80基残っている。もともとは108基だったそうだが、やはり煩悩の数ということか。接着剤も使わずただ積み上げただけにもかかわらず、どんなに強い風が吹いても倒れることがない。それは馬耳山に存在する「気」のせいだと考えられ、それでここを「霊山」と呼んでいる、とはガイドさん。

小雨の中を二人で一番上まで上ったが、下から見上げても、上から見下ろしても石の塔によってここは一種独特の雰囲気を醸し出している。連れ合いが、今度の旅で一番感銘を受けたのがこの雰囲気だ。

130202 韓国紅葉紀行16(3日目の朝)

3日目。目覚めると外は雨。今回は雨に祟られる。今までの「運」をここで一気に使い果たしてしまった。TV(NHK)の天気予報では日本も東北地方が荒れ模様と出ている。東北・北海道に行った人たちは大変だ。そういえば、中国では万里の長城で日本人ツアー客が、なんと大雪で遭難死したと報道している。韓国でよかった。

ガイドさん。「みなさんが早く集合したので私の方が走り回りました」と。私たちは2日続けて一番あと。それでも10分前にはバスに乗ったのに。日本人だからなのか。年を取った人たちだからなのか。たまたまそういうせっかちな人たちだったからなのか。

恒例の、「忘れ物、ないですか?パスポート、大丈夫ですか?結婚指輪、洗面所に置いてないですか?スリッパ、履いてないでしょうね?信じられないような話ですがたまにあるんですよ」。そういえば、部屋を出てエレベータに乗る時、エレベータの乗り口の前にスリッパが一足きちんと並べられていたが・・・・・・・。

130130 韓国紅葉紀行15(全州韓屋村)

午後は全州韓屋村観光。あるツアー客の女性によればここが今回のツアーの目玉だという。何人か韓国大好きなおばちゃんがいていろいろ教えてくれるので勉強になる。「千年全州」と呼ばれる伝統文化都市で、特にこの地域には都心に約700余軒の韓国伝統家屋が集落を成していて、もちろん実際に生活している人がいて、生活と文化と観光が共存している場所、とはガイドさんの受け売り。
いかんせん、傘を差しての散策。明るくあたたかい時に、ゆっくりと歩くのであれば歴史にも浸ることができただろうが、冷たい小雨に暗さを増していく夕暮れ。これではせっかくの歴史的な街並みもただの薄汚れた建物にしか見えない。繰り返す。明るく、あたたかい季節(とき)にもう一度訪れてみた。それもツアー客としてでなく。

今日、左上の奥歯を抜いた。ここ何年か、調子が悪かったが、とうとう引導を渡された。30年以上前に右下の親知らずを抜いて以来だ。夕食の後に飲んだ薬が効いたのだろう。うずいていた痛みが和らいだ。いつまで経っても歯を触られるのは慣れることがない