6日目。午前中は古都トレド観光。
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まず旧市街の全景が一望の下に見渡せる展望スポットへ。「絶景」というはずだ。古都トレドの全景が目の前に。中央にひときわ大きく見えるのが大聖堂カテドラル。同じく右にまるで大きな塊と言っていいような巨大な建物が見える。「アルカサル」。起源は3世紀のローマ帝国の宮殿に遡るが、内部はスペイン内戦で徹底的に破壊されたと聞いた。現在は軍事博物館として使用されているそうだ。
4枚目の写真は連れ合いと番場さんの奥さん。
昨晩は、美味しいものをたっぷり食べて、たっぷり飲んで、にぎやかに楽しんで、ぐっすり寝て・・・・・・・
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朝は朝で、美味しい朝食をゆっくりと。「美味しい」-バスの中で坂井さんが言っていた。「ディナーが素晴らしいのは当然ですが、朝食も味わって食べてください。これまでの朝食のように食べればいいやではいけませんよ!」と。特に味がどうのというわけではない。どちらかといえば、ごくごく普通の朝食だ。というよりこれまでのごてごてとしたバイキング形式と違って品数は少ない。この「美味しさ」は、やはり昨夜の幸せ感がずっと続いているからなのだろう。もうひとつ、何時にはバスが来ますので、と追い立てられずに「ゆっくりと」時間をとれたことも美味しさと作っているようだ。
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それにしても坂井さんのあの言葉、こうしたこちらの思いまで見越してのものであるなら、「お主、やるな!」である。
夕食。宴会になってしまった。ホテルからの差し入れですと、ビール・ワイン(赤・白)・ミネラルウォーターが各テーブルに。それもも飲み放題というのだから驚いた。これまでは水もしっかりお金を取られていたのだから。
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1、野菜のゼリー仕立て 2、野菜のテリーヌのケチャップ添え 3、牛のホホ肉のワイン煮混み 4、フルーツポンチ(?) 5、コーヒー
本当に美味しかった。連れ合いに味のことを聞かれるたびに「分からん!」と言い続けてひんしゅくを買ってきたので、私にはその感覚が欠けているのではとコンプレックスを持ち続けてきた。その私が「オ・イ・シ・イ!」と声を上げたのだから、その声に驚くと同時に少し自信も生まれた。
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部屋の番号は壁に手描き(前回)されている。天使の描かれたその絵がいかにもこのパラドールにふさわしい。鍵もカードキーではなく真鍮の鍵。ずっしりと重い。開けるにはコツがいりますと言われたが、どうしても開かない。ホテルの人が笑いながら教えてくれたが、彼がいなくなるとまた開かない。ふつうだと腹が立ってくるのだが、どうしたことかそんな気にもならない。隣の部屋の人が見かねてやってくれたが上手くいかない。やっと開いた時には二人で笑ってしまった。
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元修道院なので、修道士たちの個室が宿泊部屋になっている。小さな部屋で、いかにもホテルという設備もない。テレビもない。質素な造りながら、清潔で心が落ち着く。
写真をアップしながら今気が付いたのだが、鍵に「DESDE 1928」とある。スペイン語で「DESDE」とは英語でいうところの「SINCE」と同じ。つまり、「1928年から」となる。そんなに古い鍵が今も現役で使われているのか?!なかなか開かないはずだ。
この小道の先は行き止まりで、少し広くなっている。けっこうたくさんの人で一杯だ。ここまで来て坂井さんが言う。「さあ、みなさん。振り返って見てください!」。
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なんと、今通ってきた白壁の間から、先ほどまでいたメスキータの鐘楼が見える。お~! 何とも言えないため息が出る。絶景のスポットだ。時季も最高。鐘楼が見えるだけじゃありふれた風景。白壁と青い鉢と赤いゼラニウムと太陽の光で、この小道が最も輝く向こうに鐘楼が見えてこそ絶景だ。坂井さん、見えを切るはずだ。
前号で、「ミハスで見た景色」を忘れた方、探すのが面倒な方のために、「リンク」をやって見ました。上手くいきました。上手くいってホッとしたと同時に、やった~!!という自惚れもあります。クリックしてみてください。
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メスキータを出て、「次は花の小路に向かいます」という。なんとまあ可愛い名前を付けたもんだと思ったら、たしかに「花」がある。白壁に青い鉢が人の高さよりも高く飾られ、この時期、赤いゼラニウムが映える。たしかに「小路」だ。人がやっとすれ違える幅しかなく、長さも20mあるかな。可愛く美しいのだが、これでコルドバに名所とはちょっと大袈裟じゃないか。
同じ「花に小路」なら、青い空に吹き渡る風、白い壁に青い鉢と赤いゼラニウム。ミハスで見た景色(←クリック)の方がずっと美しかった。
