120321 長崎ランタン11(浜市アーケード)

   
   

 ロウバイの後、静かだった庭が華やかになってきた。これから何回か我が家の庭のアイドルたちに登場願うことにする。第1回目は「沈丁花」。この花の下の草をもぐりこんで取っていた時、匂いの強さにびっくりした。この花もそろそろ終わりに近づいている。

     
     

 浜市アーケード街で見たオブジェ。左は中国四大美人の一人「西施」。西施を溺愛した呉王はそのために越に滅ぼされたという。いわゆる傾国の美女というやつ。彼女については、たしか高校時代、古文の授業で知った。芭蕉の奥の細道、「象潟や雨に西施が合歓(ねぶ)の花」。中はもちろん孔雀。昼間はそんなでもなかったのに夜になるとその鮮やかさが際立ってきた。『夜目、遠目、傘の内』とはよく言ったものだ。右は関帝。三国志の英雄・関羽が神格化したもの。その彼がどうして商業の神様になったものやら。
 (天)上にはオレンジ色のランタンが続く。

     
     

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