251215 鎌倉紀行30(杉本寺3苔の石段)

山門の右手には「大蔵弁財天」を祀る社がある
小さいながらも池もある
だからどうというわけでもありませんが・・・

正面には鎌倉最古のお寺である杉本寺の「苔の石段」が見える
苔むしただけではなく、
石段そのものもすり減り、いかにも鎌倉最古のお寺にふさわしい
なぜこんな風に保存しているのか

石段のすり減っているのは多くの信者が上ってきた証であり、
苔の石段はこの杉本寺のシンボルであるからである、と私は思う
この石段は当然通行禁止であり、
なお且つ苔を守るための専属の職人さんもいるという
そのため本堂へは左手にある別の石段を使って上ります

 

251210 鎌倉紀行29(杉本寺2山門)

入り口からすぐに石段になり、途中の受付で拝観料を払う
石段の中ほどに山門(仁王門)が建っている

おそらく元は朱色に塗られていたのであろう塗装もあちこちで剥落し、
その上いろんなお札が貼られ、
薄汚く、いや、ちょうどいい具合(?)に古びて、
運慶作と伝えられる左右の仁王像もたくましく見える

それにしても、運慶の作にしてはなんか雑に扱われてはいないか?!
山門をくぐってすぐに振り返ると、
苔の石段に負けないくらいに苔むした山門の屋根が見える

これはこれでいい味を出していると言いたいところだが、
ちょっと腐れかけているように見えてしまう

251205 鎌倉紀行28(杉本寺1石段)

報国寺入口を左折して鎌倉街道を下ると、
200m弱で右手に石段が見えてくる
「杉本寺」の石段である

白地に墨で「十一面杉本観音」と書かれた幟が林立している
前回来た時には、「竹の寺」を訪れることが目的でした
しかし、報国寺までのんびりと歩いたので(あの時は若かった)
途中で幟に気が付いて帰りに寄ることにした
鎌倉街道とたいそうな名前がついているが、
谷間の狭い道である

急にこの幟が現れた時は びっくりした

251201 干し柿

家の前の道路を6軒ほど西に行くと、〇地さんの家の前に昔からの大きな柿の木がある
2年ほど前まで川向こうの「ふれい市場」で干し柿用の柿を買っていた
30個で1,500円だから3,000円は毎年買っていた
昨年から〇地さんとこの柿をもらえるようになった
何かお礼をとは思ったのだが、家内が何かやってくれているようなので甘えている

これまではカビが来てしまったりとかで全部処分をしたこともあった
今年は異常な暑さが続いてどうなることかと思ったが、
11月に入って朝晩しっかりと冷え込むようになったし、
雨らしい雨もほとんど降っていない
2週間ほどで艶やかな飴色になってきたので、サランラップに包んで冷凍庫に保存した
布花教室の生徒さんたちのお茶のお供に出したら喜ばれるかな?!