130903 イタリア紀行53 番外編(路地裏)

ヴェニス フィレンツェ アマルフィ

今回も、そしてこれまでもその土地、その場所での名所・旧跡を巡るのが旅の目的である。なんて、当たり前のことをカッコつけて書いてます。ところが、決められた、素晴らしい風景以外にも心惹かれる場所がたくさんあった。そのひとつが「路地裏」だ。ついついそちらに目が行って写真を撮ろうとする。気が付いたらグループはずいぶん先に行ってしまっていて、連れ合いに叱られてしまう。

ポジターノ マテーラ

それでもまた遅れてしまう。なんでこんなに心惹かれるんだろう。きれいでもないし、歴史的な価値があるわけでもなし、どちらかといえば薄汚れてさえいる。しかし、人間は濃厚に感じられる。たとえ、そこに人が映し出されていなくても。