130514 イタリア紀行3(ハヤシダさん)

 ツアーの中で一番始めに仲良くなった夫妻である。ひょっとして年が近かったからかもしれない。若く見える方だが、事務室の歓迎会で「最長老に」乾杯の音頭を取ってもらいましょうと言われて唖然としてしまった。こんな形容詞がつくようになったのかとショックを受けた。
 だんなさんは無口なほうで素晴らしいカメラでいつも写真を撮っている。同好会に入っていたとかで本格的だ。彼の切り口をまねて撮った写真が多い。
 奥さんは、目がクリクリと動く、かわいい方だ。小柄で私の姉によく似ている。好奇心は強いと見た。年だ、ついていけるか心配だとさかんに言うが、なんとなんと歩くのの速いこと。できれば私も彼女のようになんにでも好奇心を持ち、元気に歩けるように年を取りたいものだとつくづく思った。

130512 イタリア紀行2(ホッタさん)

 「写真、撮りましょうか?}から「写真、撮るよ」になり、最終的には「カメラ、かして!」と言葉が変わってしまった。
 このツアーに新婚さんがいるとのうわさに、間違えて姉・弟の二人を新婚さんだと思ってしまった。それほど「ホッタさん」夫妻は落ち着いて見える。聞けばもう10年ほど実質夫婦だったとか。つまり、同棲ということか。今はもう「同棲」なんて言葉使わないかもしれないな。昔、「同棲時代」なんていう漫画があったなあ。懐かしい響きだ。
 奥さんはイタリアに行きたいのだが、同じ会社に勤めていてなかなか長期の休みを一緒に取るのも難しい。新婚旅行ならいいのではと聞き、じゃ~正式に結婚するかとなったというのだ。奥さんはけっこう行ける口なのだが、だんなはほとんど飲まない。奥さんは停まるたびにお土産を買おうとするが、だんなはそれを食い止めようとする。だんなは奥さんが厳しいと言いながら、けっこうそれを楽しんでいる風が見える。新婚さんとはいえ、すでにいい夫婦関係になっている。
 もらった名刺には「堀田工業 専務・堀田△△」とある。

130509 イタリア紀行1(タケダさん)

 いつもだと時系列にしたがって書いていくのだが、今回はまず触れ合った人から書いてみようと思う。ツアーでは何日も一緒になるのだが、これまであまり触れ合ったという記憶がない。ところが、どうしたことか、今回は9日間の長旅だったが、疲れよりもすばらしい風景、そして人との楽しい触れ合いの記憶がたくさん残っている。
 まずは、なんといっても我らが添乗員「タケダさん」だ。39名という普段の倍近いツアー客を引率し、いろんなトラブル(けっこうありました)にも負けずに頑張る姿は、みんなの称賛を受け信頼を得た。ある人は、最後のアンケートに「上司は彼女に高い評価を与えるべきだ」と書きました、と言っていた。これはみんなの思いだと思う。
 誰かが「カナコちゃん」と呼んだら、このごろよく言われるんですよと答えていた。そういえば確かに似ている。愛嬌のある容姿とガイドさん顔負けの知識に、ネタ本を読んでいる(?)とは感じさせない巧みな話術と人を安心させる声といつも落ち着いた姿と。うわさの中ではあの落ち着きぶりでは「35歳」という結論だったが、実際に聞いてみると「28歳」だという。
 タケダさん!早く両親を安心させてください。

130507 法事9(平安神宮)

 帰りはホテルによって荷物を受け取り、16:52発ののぞみ41号に乗らなければならない。ところが、このあとみんなの行きたい所がまだ2か所残っている。一つは平安神宮の裏庭(神苑)である。もうひとつはいま無料で一般公開されている御所だ。思い切って2か所回ってみようとなる。

 平安神宮の神苑は最高だった。京都のソメイヨシノはほとんど散ってしまったが、ここはほとんどが枝垂れ桜である。色鮮やかなピンクが華やかで、枝に残る花びらと地面を覆い尽くす落花とがこの世のものとは思えない幻想的な世界を作り出している。ここをぜひ訪れたいと勧めてくれた熊本のマリちゃんにも感謝、かんしゃ!

 御所では雨に降られ、時間もなくて散々だった。それ以上に御所に行くのに乗ったタクシーの運ちゃんは最悪だ。道は間違えるし、慌てて戻ろうとして交差点で強引に割り込むし、あがってしまったのか降車場所は間違える。ほんとに京都の運転手なんだろうか?
いろんな出来事はあったが楽しい法事だった。父に母に兄に。企画してくれた啓二郎に。フォーシーズンの飲み代を持ってくれた社長・浩二郎に。思い直して参加してくれた姉に。触れ合うことのできた多くの人に、か・ん・しゃ!

 これで「法事」は終わりました。次には「イタリア紀行」が待っています。すぐに始めましょう。でないとまた時期を違えてしまいそうだ。

130505 法事8(いもぼう)

 いもぼう平野屋には本店と本家がある。それも近くにあるというのだからややこしい。私たちが行ったのは本店の方だ。ここを昼食会場に選んでくれたのは横浜の甥の連れ合いである。おとうさんが、夜の会場に居酒屋を設定したから、せめてお昼は京都の味を堪能したいとここを選んでくれたのだ。これまで何度か円山公園に来た時にこの店の横を通っている。前回も「棒鱈」のことを孫に講釈している。昔むかし、おばあちゃんがね・・・・・・。

 予約の時間より少し早めに入ったが受け付けてくれた。部屋に通されるとテーブルは掘り炬燵形式だ。足を入れると温かい。嵐のあとの時々雨の降る寒い陽気だったのでこの温かさがなによりのご馳走だ。料理は海老芋と棒鱈を炊き合わせたもので、御覧の通り色からして昔むかしの田舎料理である。ところが、その炊き合わせが絶妙で、何とも言えない美味しさだ。
ここを選んでくれたヒロミさんに、感謝、かんしゃ!