やしの木に似ている。山一面に植えられ、小さな実ができる。これが「檳郎」である。食べるのではなく、噛むと一種の麻薬みたいに疲れ・眠気が吹き飛ぶという。昔は原住民が噛んでいたが、今では特に長距離のドライバーが好む。
道路沿いにこれを売る店が立ち並ぶ。アクリルボックスのわずか1~2坪の小さな店で、中には若い女性の売り子が立っている。最初に気がついた女性は遠目にもスタイルのよい若い女の子で、気がついた理由はその子がホットパンツに上には水着のブラジャーのみだったからである。
それから気をつけて見ると、たくさんの同じような店が並んでいる。中には中年の方もいるが、ほとんどが若い女性である。どの子もスタイルがよく、どの子も露出度の半端でない格好だ。ドライバーはどこにどんな子がいるかを携帯で教え合い、より露出の多い娘のところに行く。つまり、客寄せパンダである。こうした娘たちを「檳郎西施(ガール)」という。
アルバイト的な仕事だが、けっこう収入がよくて若い娘には人気の仕事だという。ところが、彼女たちも華やかな割には勤務労働条件は厳しい。「定年は23歳」だそうだ。これはガイドさんの言葉だが、格好がカッコウなだけに仕方のない話か!
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バスから慌てて撮ったものです |