110309 吉井町1

     
     

 昨年、久留米のハゼ並木を見に出かけた時に通った街並みに惹かれて出かけてみた。今回も佐藤さんとである。いつも私の勝手なお誘いに快く応じてくれるので甘えてしまっている。話の合う人、合わない人というのは確かにある。普段無口(?)な私が佐藤さんといるとついしゃべってしまう。その心地良さが忘れられずにまた誘ってしまうのである。
 ネットで見た「筑後吉井 おひなさまめぐり」で、どんなおひな様なのかと期待したが、はっきり言って期待したほどではなかった。町をあげてのひなまつりは、展示されている会場が分散されて、一つひとつを見れば特別変わったものでもない。それよりも白壁通りと国道210号線(旧豊後街道)沿いに残る白壁土蔵の家々の方が素晴らしかった。豊後街道の宿場町として栄え、商人や地主が農産物加工と売買で財を蓄え、その財を使った金融活動は「吉井銀(よしいがね)」とまで呼ばれ、その富の象徴として今に残る街並みである。

白壁の家ではないが気になる通りを見つけた。ほんとに狭くておそらく見過ごしていただろう。今日はたまたま何かないかと鵜の目鷹の目でいたので気づいたのである。「画廊」という文字が見えたが、どうもそういう名のついた飲み屋さんのようだ。お年寄りの後ろ姿がなんとも言えず味がある。