101126 卓球部同窓会 2

6時に始まった会も8時半にはお開きとなる。送迎用のマイクロがユメタウンまで送ってくれる。また来年の再会を約束してみんなと別れる。私は「あっちゃん」をホテルまで送ることにする。ふたりで夜の街に消えることをだれも冷やかしもしない。昔からこうだ。練習の後、よく二人で帰っていた。時には彼女の自転車に二人乗りで。その姿はけっこう有名だったが当たり前の景色だったのか、ほとんどうわさになったり冷やかされたりもなかった、と、記憶している。
彼女の家があった所は区画整理でほとんどの建物が取り壊されて、いったいどこに何があったのかも分からないほどだ。時間が経つとはそんなものだとは思いながら、自分が育ったところの景色が消えてしまうとはどんなことなんだろうと思ってしまう。立ち尽くす彼女の後ろ姿が小さく見えた。
途中、「フォーシーズン」というお店に寄る。昨年の30周年以来だから1年以上のご無沙汰だ。ここはカウンターの壁一面に洋酒が並べられている。以前マスターに聞いてびっくりしたことがあった。数は忘れたが、その数、千ではきかなかったと思う。1本として同じ物はありません、と言って(自慢して)いた。私たち以外にお客がいなかったので静かな時間を過すことができた。
ホテルまでの道、最後の学校で一緒に勤めた若い先生に出会った。もう遅くまでは飲めないんですよと嘆いていたのが可笑しかった。彼とは1年きりだったが、最後の年、いい出会いだったと懐かしく思う。