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ブログの内容にちょうどいい写真がないので、この栴檀の実の写真を掲載する。大宰府に行った時、大宰府小学校の校門の横にあったものを撮った。青空に吸い込まれていくようで暫し見とれたものである。 |
夜、私のパソコンの師匠(と勝手に呼ばせていただいているのだが)「佐藤さん」と二人だけの忘年会をする。私より一回りほど若いはずなんだが、どうかするともっともっと若く見える時もあるし、どうかすると私より上のように感じる時もある。落ち着いた静かな人で、一緒にいるだけ落ち着く。ほとんど私ばかりしゃべってしまったがついついそうさせてしまうものを彼は持っている。
お店の名前は「一合」。酒井外科の真向かいにある居酒屋。個室とまではいかないが、隣とは仕切られており、なにより掘りごたつ型式なのが有難い。料理も一つひとつ味がしっかりしている。「名古屋風手羽さき」がお気に入りで、ピリッとして美味しく、ここに来ると必ず注文する。彼は初めてだそうだが、お店も料理も気に入ってくれた。
お店の若い店員があいさつに来る。私が上得意とかではなく、彼は中学校での教え子である。ずいぶん苦労した子どもであるが、その子(もういい大人に子は失礼か)がこうしてお客相手の仕事で、きちんと働いているのを見ることほどうれしいことはない。「12月でここを辞めて、豊後高田の新装開店のお店に呼ばれていきます。お世話になりました」と。私以上にきちんとあいさつができる。
6時半から2時間、佐藤さんとの楽しい、私の一方的なおしゃべりに、教え子のたくましく成長した姿を見ることができ、充実した時間だった。そこから歩いて帰る。思ったほど寒くはなくて、歩くほどに身体は温まり、気持ちのよい余韻につつまれながら・・・・。