090915 彼岸花

彼岸花の写真の中で一番気に入っているもの

秋空と彼岸花

長安寺の白い彼岸花

彼岸花と戯れる2匹の蝶

若宮八幡の彼岸花

 月に一度、町内の地区公民館を巡回している。まず屋形に行き、山の中を通って東谷へ。東谷から、また、山道を通って西谷へ。とにかく山から山へである。その山道で見かけた彼岸花が、今はもう里まで降りてきていて、田圃の畦に赤く群れています。此花は昨日まで全く見えていなかったのに、唐突に地面から燃え上がるように立ち上がります。

 白い彼岸花が咲いているということを聞き、何年か前、国東の長安寺までわざわざ出かけました。たしかに沢山の白い彼岸花が咲いてはいたが、なぜかすっきりしません。やはり彼岸花は赤でないと。それぞれが持つ固有(ふさわしい)の色があるようです。冴えた青い空と緑の田圃の広がりの中では、赤が目立ちます。周りの色ときっぱりと色を分けて、華麗に天に伸びていきます。

 学校帰りの小学生が数人、棒切れでこの花をたたいています。赤い花が当たり一面に飛び散って、血の色のように見える。時代は違っても子どもは子ども。同じことをやってるな、と。曼珠沙華あれば必ず鞭打たれ(虚子)

 幼い頃、私たちは墓地を格好の遊び場にしていました。今は拓けてしまって、まわりは駐車場になっていて、あっけらかんとしています。その頃は田圃の中にぽつんと置き忘れられた状態で、子どもたちにとってはちょっとした別世界でした。ちょっぴり怖かったが、男の子たちは不思議とそこに集まってきた。そして、思い出すのは「彼岸花」とその赤い色。

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