240715 嵯峨野散策34 (常寂光寺6・歌仙祠)

頂上まで行くと展望台があって、そこから京都の町並みも望めるそうです
私の写真では中途班ですが、すぐ下に町並みが、そして遠くに京都を囲む山々が見えます
たしかに京都は盆地です

頂上から少し下がると、小さなお堂がひっそりと建っています
掲げられた額の漢字は難しいものですが、要は定家や家隆を祀る「ほこら」だそうです

もう少し下がると、石碑が建っていて、
この地が定家の小倉山荘「時雨亭」の跡だということです
気が付かずに通り過ぎました
もっともここが「時雨亭跡」だと主張するところがあと2か所あるそうです

 

240710 よかったなあ 生きとったんやなあ!

剪定の終わったアジサイの鉢12鉢あります
そろそろ切ってくれと言っているジェラニウムが6鉢、そしてサルビアが8鉢
これらに毎朝水やりをしなければなりません
その上に畑の野菜にも水やりです
今朝の天気予報で、昨日九州で最も高温だったのは な ん と 中津市の37度だったそうです
2日ほど前、畑はジェロでは話にならないので、
隣の水路から水中ポンプで水をくみ上げてたっぷり上げました
ところが、1日経つともうカラカラです

今朝も倉庫に入れたポンプを持ち出して水やりです
この準備だけで結構時間がかかります

出しっぱなしにして納屋の中で作業をしていると、「おいちゃん いる?」と声がします
近くに住む上の娘と同級生の男の子です
「よかったあ、生きとったんやな!」と真顔で言ってきます
30分以上も水が出っぱなしで、誰も出てこんのやから心配になってしもうて・・・・・
どうすりゃよかったのとつい思ってしまったけど、うれしかったのは確かです

 

240705 嵯峨野散策33(常寂光寺5・多宝塔)

参道を登っていくと、本堂の裏手あたりに「多宝塔」が見えてくる
高さ12メートルの立派なもので、美しいスタイルの塔です
1階と2階の間にある漆喰で塗り固めたものを、その恰好から「亀腹」と呼ぶそうですが、
ここのものはそれが特に目立っているように見えます
屋根の裏側が複雑な形をしているので、それをアップで撮ったつもりが、
何やらかすれてしまいうまく伝わりません すみません!

 

240701 梅雨の花

玄関前のもみじの木の下にたくさんの紫陽花が咲いている
昨年の4月に連れ合いが最後の布花展を自宅で開きました
私は邪魔なのでということで、3泊4日で、一人で「鎌倉散歩」と洒落てみました
帰ったら、連れ合いの紫陽花好きがしれわたっていて、
たくさんもらったから枯らさないように鉢に植えてという命令で・・・・・
何とかほとんど枯らさずに12鉢咲いています

そのアジサイも雨が降り続いているのに、色が微妙に衰えてきました
そんな時に台所の窓の外、
昔の井戸の跡のまわりに出てきたのが水色の花「アガパンサス」です
年々花の数が増えているのは私の気の迷いかな
まさか加齢の性ではあるまい!!!

 

240625 5月の花

本来は紫陽花について書くはずでした
ところが時期的に遅れてしまったのと、5月に撮りためた花もぜひアップしたくなって・・・・
こうやって見ると、けっこう庭の中には花があるもんだなと感心してしまう

それでは、まずは生垣から顔を覗かせている「つるバラ」です
例年この花の時は母親について書くのが定番です
となりは「ドクダミ」です
ドクダミと言えば安曇野の彼が引っ越す前に中津の家にあったものを置いていった八重のドクダミですが、今ではすっかり親分みたいにはびこっています
そこで今回は、昔から椿の下にひっそり咲いている「十薬」です

次は「シモツケ」
小さくて鮮やかな赤い花の集まりが好きです
そのとなりは「ヤマボウシ」
ある人に教えてもらい、今はもうなくなった太宰府の山野草のお店で買ったのを思い出します

240620 嵯峨野散策32(常寂光寺4・本堂)

本堂は瓦葺の二層構造の屋根になっています
あまり見たことはありません
真正面には格子状の柵があって中を見ることはできません
正面の扁額の文字はかすれていて判別できません
判別できたとしても、読めなかったことでしょう

ということで、ここは早々に切り上げて上を目指そうと思います
それにしても、本堂の向かって左の紅葉の見事なこと
真紅と言えそうな鮮やかさです

240616 嵯峨野散策31 (常寂光寺3・男坂)

仁王門をくぐると、石段が迫ってくる
いったい何段あるんだろう、つい愚痴りたくなる
この現象もいつもいう「加齢」なのだろうか
この石段は「男坂」と呼ばれている
男坂というくらいだから急でもあり、段数の多さも仕方のないことだと思うが、
それなら「女坂」はどこにあるんだろう

振り返って見ると、仁王門は前から見た時とは全く違う姿を見せている
壁の白さもそうですが、
私が言いたいのは屋根の上ですよ
前景では枯れ葉一枚もないきれいな茅葺きの肌をしているのに、
後からは枯れ葉どころか草も生え、雑木さえ生えている
これはこれで趣があると言えないこともないけど・・・
手抜きというか、ずぼらというか・・・・・

夜中、今日借りてきた本を読んでいると、何かが気になって仕方なかった
そうだ!今日は15日だ。ブログを書く日じゃないか…
もう12時前だ 明日朝に書こう!!

 

240610 嵯峨野散策30(常寂光寺2・仁王門)

茅葺きの屋根が非常に特徴的です
瓦葺よりも、この方が嵯峨野の地にふさわしく上品に感じます

とも思いますが、仁王門という言葉の響きには少し似合わないかな
それにしても紅葉に包まれた茅葺きの仁王門もいいですね

門の両側には運慶作の阿吽の仁王像(←クリック)が境内を守護しています
東大寺の阿吽の像はすごい迫力の筋肉美でした
ここの仁王像は規模ではとても敵いませんが、守護という言葉にふさわしい目力です
ところがそれを表現する写真が私のアルバムの中にはありません

ということで、ネットの中に見つけましたのでリンクしておきます