230420 神戸京都29(南禅寺2)

三門をくぐると、緑の向こうに「法堂(はっとう)」が見える
他派では仏殿と呼ばれるもので、公式の行事が行われる南禅寺の中心の建物
普段は入れないのだが、
外から覗くことが出来るという話なので期待して出かけました
中は暗くて、入り口は金網が架かっている
それでも、金網越しに本尊の釈迦三尊像(中ー釈迦如来、右ー文殊菩薩、左ー普賢菩薩)も、
天井の「幡龍」も写真に撮ることが出来た

前回の京都旅行の時は、東福寺でも天井の龍←クリック)を見ることができた
当然のことながら、中を見ることは「禁止」と思っていたので通り過ぎようとしたら、
警備院の方が手招きしてくれて(ある意味、なんかやっちゃったかなとギクッとしたが)、
わざわざ「ここからなら見えますよ」と教えてくれた
日本人は優しいなあ!!

※個人的な理由で1日早くアップしました

230415 神戸京都28(南禅寺1)

永観堂から歩いて数分で南禅寺に着く
室町時代には「五山之上」に列せられた
五山とは京都の禅寺の中でもトップ5の格式を持つ寺を表し、
南禅寺はさらにその上の位置していたということだ

すぐに目につくのは高さ22メートルもある巨大な「三門」である
近づくほどに門の重量感が圧倒的な迫力で迫ってくる
500円払って階段を上がって回廊を回り、
五右衛門のように「絶景かな!」と言いたかったのですが、
時間が気になって今回はパス!!

230410 神戸京都27(永観堂6)

放生池まで下りてきて振り返ると、遠くの緑の中に多宝塔(←クリック)が見える
ここからの姿がベストショットだそうだ
放生池には小島が浮かび、弁天社が祀られている
弁天社へと続く錦雲橋や緑が水面に映って美しい
紅葉の時季のそれも風のない時には、
橋と紅葉が逆さに映ってそれはそれは幻想的だとか
言葉でいくら言っても伝わりそうもないので、
旅行雑誌の写真を載せてみました
なんか余計に雰囲気を壊してしまったようです
ということで、ネットで素晴らしいのを見つけたのでリンクしておきます
ぜひ、クリックしてみてください

※ 千春ちゃん、コメントください
連れ合いが心配しています

230407 八重のドクダミ

先生にもらった「八重のドクダミ」を作ったよ。
先生に見てもらいたいから何とかして!

という言いつけでブログにアップしました
これだけじゃさみしいので、今、庭に咲いている花を添えます

二つとも日陰に咲いています
エビネは先ほど見つけました

230405 神戸京都26(永観堂5)

阿弥陀堂からのルートには、途中「水琴窟」と呼ばれる井戸がある
実際に水を注ぐと幽かに水滴の澄んだ音が聞こえた
また開山堂までの屋根付きの廊下は階段状になっていて、
その曲線的な形状から「臥龍窟」と呼ばれている
まあたしかにそう呼ばれなくもないけど、ここが永観堂だからじゃないかな
他のところだったら、「何気取ってるの!」で終わりそう

一番奥の一番高いところに永観堂のシンボル「多宝塔」が見える
ここまで来ると木々に囲まれて多宝塔の全体像は見えない
その代わり(?)ここからは京都市街が一望できる

そうそう、ここは「もみじの永観堂」と呼ばれるほど紅葉が美しいことで知られている
今年の秋はぜひもう一度来たいものだ

230401 神戸京都25(永観堂4)

大玄関から入ってまず、「阿弥陀堂」へと向かう
ここには永観が出会った阿弥陀如来像を映した立像がある
正面ではなく、左肩越しに振り返る珍しい姿の仏像で
「みかえり阿弥陀」(←クリック)と呼ばれている
呆然と立ち尽くす永観に「永観 遅し」と言ったとか
昔から一度は観たかった仏像だが、
ひょっとして浮世絵の「見返り美人」もこれの影響を受けたのかな?

釈迦堂・御影堂と通って行くのですが、
けっこう入り組んだ経路で、どこをどう通ったか思い出せません
どう通ったかだけでなく、仏像をたしかに見たのかも今となっては自信がありません
理由の一つは、写真を撮っていない(撮影禁止だった)こと
もう一つは、加齢のために物忘れがひどくなっていること

怖い話です!!

 

230325 神戸京都24(永観堂3)

右手の唐門の前に小判型の盛り砂がある
これには二つの役割があると言われている

一つは、勅使がこの砂で身を清めた後、釈迦堂に入るためのもの
具体的にどうするんですかなんて聞かないでください

もう一つは、この砂盛に月あかりを受けて明り取りにしていた、というのである
そんなもんで明り取りになるんかいなと、現代人(もちろん私も)は思うでしょうが、
昔の人はもっともっと繊細な感性を持っていたんですよ
何とも風流な間接照明ではありませんか

言ってて気恥ずかしくなります

230320 神戸京都23(永観堂2)

中門からまっすぐ進むと「鶴寿台」に出る
ここはふつうの家では台所に当たる庫裏と呼ばれる建物
梁に強調された白壁が印象的で、紅葉とのコントラストは見事だとか
今はカエデの若葉が瑞々しく、
その若葉越しに見える白い壁がうっとりするほど美しい