一の鳥居をくぐると右手に大きな松の木が植えられている
![]() |
「影向松(ようごうのまつ)」と名付けられたこの松は、創建当時からこの地にあると伝わるご神木
ということは、樹齢は1000年を超えていることになる
菅原道真が肌身離さず持っていた仏舎利が
道真の死後、太宰府から飛来してこの松に架かったと言われている
余談になるが、「飛ぶ」といえば、空海が帰国する時、
唐の港から投げた「三鈷杵(さんこしょ)」が高野山の松に架かったという話がある
昔、高野山に訪れた時に、その「三鈷の松」を見たような気がするのですが、
ずいぶん昔の話なので記憶が曖昧になってしまっています
さみしい話です
この話は、司馬遼太郎の「空海の風景」と夢枕獏の「沙門空海 唐の都にて 鬼と宴す」で知った話
こちらの方がスケールが大きい
![]() |