230825 弱肉強食

今年も畑の片隅に「いちじく」が果実をつけてくれました
2・3日後には食べれるかなと期待していたのに、今年もカラスがつついています
慌てて網を持ち出してきて掛けようとしますが、
4本ほど長く伸びた枝があってうまくかかりません
伸びた枝は切って網はうまくかけられたのですが、、枝の処分はどうするか・・・・
昨年までは枯れるまで放っておいて枯れたら焼いていました
近所の年寄りに、外で焼いたりしたら市役所に訴えられるよと言われています
昨年まではもみ殻をいぶして「燻炭」を作っていたのになあ
でもまあ、小さく切って(これが余計な手間なんだけど)ゴミに出せば収集車が持って行ってくれるから中津はまだまだありがたい
長々と書きましたがここからが本番
枝は細かく切って葉っぱは木の下に敷き詰めました
その作業中、あれっ、カマキリが何か食ってるぞと気づきました
バッタです  頭からむしゃむしゃ食べています

それをじっと見つめていたら、何年か前にも同じような光景を見た事を思い出しました
クモがセミを捕まえていました
自分よりも大きい獲物を中が見えないほど糸でぐるぐる巻きにしていました
その時もブログに書いたのですが、いつのことだったか

3日後には無事今年初なりの無花果を食べました
※見つけました  「090809弱肉強食はたまたグルメ」(←クリック)でした

230820 葉見ず花見ず

台所の窓の外、昔井戸のあったところと生垣の間には、この時季決まって夏水仙が花を咲かせる

まず気づいたのは13日の朝、洗い物をしている時、地面から茎が飛び出しているのに気づいた
次の日には、先っぽの花を包んだ部分に赤い色が覗くようになる

さらに次の日(15日)には、数輪の鮮やかな赤い花が出てきます
そして次の日には、ピンクの葉が2輪生まれ、あと4輪のつぼみが残っています

翌朝、花は4輪になり、蕾が2輪残っています

貝原益軒は「花譜」の中で、「花あるとき、葉なし。花尤下品なり」と紹介している
人の好みはいろいろ 人生もいろいろ
私は上品な色だと思うけどなあ・・・・・

230815 神戸京都48(竜安寺8蹲踞)

方丈(本堂)の裏手には、もう一つの名物「つくばい」がある
つくばいとは茶室に入る前に、ここで手を清めるための手水鉢のこと
徳川光圀が寄進したことで有名で、「知足(ちそく)の蹲踞(つくばい)」と呼ばれている
その由来とは・・・・・

石の真ん中が四角に彫られている
もちろん水をためるためのものですが、
それを囲むように「五・隹・疋・矢」の4文字が刻まれている
すみません、注ぐ水のためはっきりとは見えません
例によって、ネットの写真(←クリック)をリンクしておきます
中央の四角が4つの文字のへんやつくりとして共有されており、
【吾唯知足】と読むことが出来る
つまり、「われ、ただ足るを知る」と読みます
老子の言葉だそうですが、「近平」に聴かせてあげたい言葉ですね
すみません、リンクは写真ではありません
これの方がよく分かりますので

※竜安寺だけで8回を数えました
次は「仁和寺」です
その前に身近で見たことを2回ほど書いてみます

230810 神戸京都47(竜安寺7侘助椿)

方丈(本堂)の東側の庭にある椿の古木には『侘助椿』の添え書きが立っている
その横に「日本最古」と書いてある

樹齢400年だそうだが、椿って大きくならないんだね

昔、その名前に惹かれて太宰府の山野草のお店(「うさぎや」という名前だったと思う)で買い求め、庭に植えました
何年かは淡い紅の花を咲かせてくれたのですが、
いつの間にか消えてしまいました
今年、連れ合いと太宰府に行くと、そのお店は流行りのカフェになっていました

「侘助」という名前を教えてくれたのは、三光中学校で司書をしていた岡部さんです
彼と会わなくなってもう何年経つだろう

230809 あなたにだけは

昨日(8日)のヤフーニュースの日刊ゲンダイDIGTALに面白い記事が出ていた
ここはいつも偏った記事を出すところで楽しいのだが・・・・

台湾を訪問した麻生副総裁の講演の中の『戦う覚悟』を切り取って、
共産党の小池書記局長や立憲の岡田幹事長が早速いちゃもんをつけていた
さすが「立憲共産党」と褒めてやりたいところだが、今日のタイトルはそのことではない

このニュースで2日前(6日)のフジテレビでの甘利前幹事長の発言に
思わず拍手をしたのを思い出しました
ネットで動画を見つけたので貼り付けておきます

「(中国は)政治的意図で根拠のないうわさを外交ツールとして使うわけです。(トリチウムの)排出総量は中国の5分の一から7分の一。政府の気持ちを代弁するならば『あなたにだけは言われたくない』(←クリック)です

散々脅された台風6号も何事もなく過ぎようとしています
外に出るわけにはまだ早いけど、暇に任せて書いてます

230805 神戸鎌倉46(竜安寺6土塀)

庭と外を隔てる土塀が何とも言えない風情を醸し出している
白砂からの照り返し防止と風化を防ぐための菜種油を混ぜた油土塀だそうだ
そのためか土の色が独特だ

比べるのもおこがましいが、昔むかし、宇佐の山奥の親父の実家にあった土塀や蔵を思い出した
いとこの初盆に兄姉して出かけたのが最後
今はその息子の代になっていて、年賀状のやり取りも無くなった
こうやって時は過ぎていくのか

塀の高さは奥に行くほど低くなっていて、その高低差は60㎝もあるそうだ
何のために・・・・そのために庭は実際よりも広く見える
昔の人も遠近法を知っていたんだなあ
そういえば、鎌倉の若宮大路でもこの目の錯覚が使われていました
段葛の道幅は二の鳥居付近で4.5m
三の鳥居付近では2.7mと八幡宮に近づくほど、道幅が狭くなっています
もう一つ、段葛の両側に築かれた土手は、八幡宮に近づくにつれて低くなっています
その効果は言いませんが、鎌倉に行くことがあったら確認してみてください

230731 神戸京都45(竜安寺5石庭)

「日本庭園史に凛然と輝く枯山水の庭」とか
「エリザベス女王が絶賛し、『Rock Garden』として世界中に知れ渡りました」とか
京都の、いや日本の代表的な文化財として「世界遺産」に登録されています
というのが代表的なCMです

白砂に15個の石が配置されているだけの75坪のシンプルな庭
それを眺めながら、ただひたすらに静寂に浸りたい(ほんとですか??)と思うのですが、
外人さんを含め溢れるほどの観光客に圧倒されてしまいました

京都は、ゆっくりと旅をするところではなくなったようです

230725 神戸京都44(竜安寺4群仙図)

庫裏の中に入ると、さすがに古いお寺だけあって薄暗い
石庭までには屏風の書や襖絵など見ごたえのあるものが多いのだが、
あとからあとから入ってくる人の波に押されてゆっくりできない
襖絵の「群仙図」は、明治の廃仏毀釈で流出したもので、
115年ぶりに戻った6面のうちのひとつだそうだ

途中の廊下に石庭のミニチュアが展示されていた
「目のご不自由な方の為のミニ石庭」とあるが、
これを目の不自由な方がどうやって鑑賞するんだろう
だれか 教えて!?