まず初めに訪れたのは「巨石パーク」。ネットで調べると佐賀大和ICから5分と出ていた。今回、佐賀の町を調べていて一番気になったのがこの言葉である。やはり、ただの「〇〇公園」というより「巨石」という言葉にはなにか、今流行の言葉でいえば「パワースポット」というものを感じる。
管理棟でもらったパンフレットには「そこは川上川の源流を眼下に見る景勝の地で、奇岩巨石が下田山全体に散在しており、これらを石神様と呼んでいる。青嵐の山腹に磨かれたような巨石がそそり立ち、古代の民族が信仰の対象としていた遺跡を見ることができる」とある。
管理棟近くの桜に迎えられ、巨石を探して登り始める。コースは整備されていて一周するとけっこうな時間がかかりそうなので30分とある「烏帽子石」を目指すことにする。登り始めて直ぐに「石神の滝」と「烏帽子の雫」を見ることができる。片方は滝とあるが滝というほどの高さではない。こちらも「石神の雫」でいいのではないかと、これはよそ者の独り言。