110727 台湾紀行17(故宮博物院2)

翠玉白菜
高さ18.7cm、幅9.1cm、厚さ5.0cmの小さなものだが、故宮博物院で最も人気のある展示品だという。白菜の白い部分と葉の緑色が天然の色で巧みに表現されている。葉にはコオロギ(とガイドさんは言ったが、実際はキリギリスらしい)が彫刻され、その上にはバッタもいるというので必死で探したが見つけることはできなかった。
 
肉形石
通称「豚の角煮」。まるで本物。いや本物以上か!ほんとに美味しそうだった。皮の表面には毛穴まで掘り込まれているなんて、リアルすぎる。
 
彫橄櫝核舟
オリーブの種を使って、一そうの小舟を作り上げている。船上には8人が乗っており、人物の動きや表情はそれぞれ異なっている(いったいどうやって彫ってるの!?)。驚くべきは船底に文字が300あまり彫り込まれているということである。高さ1.6cm、長さ3.4cmの小さな種に、なんて数字でいうより「小指の爪の大きさ」と言った方がわかりやすいか。まさに神業!
 
象牙鏤彫提食盆
圧巻はこれ。気品ある美しさとその精緻さにただただ見とれてしまった。
 

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