100718 金髪

   

11日、撮影しました。好きな花の一つでこの時期が楽しみです。庭の芝生の中から顔をかたむけながらのぞいています。 

 私のワールドカップは「午後11時39分に終わった」と書いたが、なにはともあれベスト16、おめでとうございます。今年のワールドカップもあとはオランダとスペインの決勝戦を残すのみとなりました。ということは、このブログを書いたのはずいぶん前になります。もうずいぶん前のような気がしますが・・・・・。
 ある人が事務室に寄ってきて、みんなでワールドカップのことを話題にしていたら彼が急に本田の髪にいちゃもんをつけはじめた。「なんで金髪なんか。それも日本代表として出るなら「黒髪」にしてから出ろ。子どもたちがまねをする。何でこういうことを許すんか!」と。見事なくらいみんなシーンとなってしまった。そうなればなったでなおさら言い募るのがおかしいやら見苦しいやら・・・・。
 こういうタイプが一番嫌いだ。自分なりの「こうあるべきだ」という形を持つことは大事なことだと思うが、、それを人に押し付けることが許せない。それが自分の一方的な考えであるとと言うことに気づかず、したがってその他の考えを全く認めようとしない。そしてこういうタイプの怖いのは他の考えを認めないのはまだしも、自分と違う考えを持つ人間さえも否定しようとすることである。
 子どものことは親に任せて周りがあれこれ言うのはどうか、といえば、昔は他人の子どもでも意見・小言をきっちり言う近所の口うるさいおっさんがどこにもいた。みんなで子どもを育てていた。それがなくなったのが地域の教育力の衰退した原因だとまで言い始める。こういう言い方がこの頃の流行だが、ほんとにそんなおっさんが近所にいたかな?少なくとも私の周りには他人の子どもの行動まであれこれ口を挟んでいたおっさんは見たことがなかった。ありもしないことをさもあるかのように、あるいは針小棒大に、そして過去を美化して言い募ることの方が危険だと思うがどうだろう。
 私はよく思う。髪が薄くなる前に一度でいいから「茶髪」にしてみたいと。お前は本田圭佑じゃないから好きなようにすればと言われそうだが・・・・・。

“100718 金髪” への2件の返信

  1. 宇佐の虎ファン

     やっと夏休みにたどりつきました。この記事を読んで、やっぱり先生は若いし、ずっと子どもの味方だったんだとあらためて感じ入っています。このごろ紋切り型のように中学生を悪し様に言われることがあり(この言い方も紋切り型の典型ですが)、そのたびに「あなたはよっぽど恵まれない中学時代を送ったのですね、お気の毒です」という言葉を飲み込んでいます。
     この記事に触発されて、終業式で本田選手の言葉を取り上げました。彼が繰り返し言うのは「いい準備をしたい」という言葉です。いいサッカーをするためにいい準備をする。ロシアでプレーするためにロシア語を話せるようにする。もしイタリアに移籍すると決まればその前にイタリア語をマスターするくらいは当然の準備だと考えている。今の代表選手はそんなレベルにまで達しているんですね。やっぱり若者は素敵です。こんな話でも中学生は真剣に聞いてくれます。日々伸び盛りの中学生のそばにいられて幸せだと思います。やっとそんな心境になってきましたが、これはひょっとすると父親世代から爺様世代に足を踏み込んでいる証拠かと、、、。

  2. おーちゃん

    準備する」-いい言葉ですね。私もこの言葉は新聞かなんかで見たような気がします。彼の特集の中でも、彼自身がそう言っていたのを聞いたような気がします。準備といえば、すぐ、身体を鍛えるとか高度な技術を身につけるとかが頭に浮かぶのですが、まず行きたい土地の言葉を身につけるという発想がすばらしい。
    やっと夏休みにたどりつきました」-この夏休みという制度も素晴らしい制度ですね。子どもたちにとってもこの暑さの中ではとてもじゃないが勉強しろというほうが無茶です。こういう時は思いっきり遊んで、頭の回転がまともになってから勉強を始めるべきです。夏休みは子どもだけじゃなく私にとっても素晴らしい制度でした。4月から付き合って、子どもたちの顔を見るのももういい加減うんざりという時期になって、長いながい夏休みがやってきます。これがなくてずっと顔を合わせていたらお互いのためになりません。こういう思いは生意気盛りの中学生が相手だからと思っていたのですが、小学校に異動しても同じでした。全力投球は続きませんね。あなたも8月の終わりには彼らの顔を見るのが待ちきれなくなっているかも・・・・・。
     
    夏休み、ゆっくり休んでください!
    休めるかな?
      

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