230325 神戸京都24(永観堂3)

右手の唐門の前に小判型の盛り砂がある
これには二つの役割があると言われている

一つは、勅使がこの砂で身を清めた後、釈迦堂に入るためのもの
具体的にどうするんですかなんて聞かないでください

もう一つは、この砂盛に月あかりを受けて明り取りにしていた、というのである
そんなもんで明り取りになるんかいなと、現代人(もちろん私も)は思うでしょうが、
昔の人はもっともっと繊細な感性を持っていたんですよ
何とも風流な間接照明ではありませんか

言ってて気恥ずかしくなります