160211 不肖の弟子

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 公民館の囲碁クラブに通い始めて何年になるだろう。あまりの下手さに見かねたのか教えてくれる方がいた。たしか今年80になったばかりで、名前を「服部」さんという。

 始めは定石を教えてくれていたのだが、この頃は月に1回、自分が昔取っていたという「囲碁クラブ」の「認定100問にチャレンジ」というのをわざわざコピーしてくれる。私ともう一人にコピーしてくれるのでコピー代だけでもけっこうするはずだ。

 12月には1月号の「囲碁クラブ」をプレゼントしてくれた。ゆめタウンの明林堂で聞くと何を間違えたのか、店員さんは「1月号は買い占めた方がいて現在ありません」という。その「買い占めた方」が服部さんである。

 とにかく優しい。その上教えるのが上手だ。そしてなにより、教えるのが好きなようだ。ところが、教えてもらっている方はいくらかは上達したと思っているが、年2回開催される大会では勝てず何年間も1級のままである。不肖の弟子

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