150923 スペイン紀行45 パラドール2

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 部屋の番号は壁に手描き(前回)されている。天使の描かれたその絵がいかにもこのパラドールにふさわしい。鍵もカードキーではなく真鍮の鍵。ずっしりと重い。開けるにはコツがいりますと言われたが、どうしても開かない。ホテルの人が笑いながら教えてくれたが、彼がいなくなるとまた開かない。ふつうだと腹が立ってくるのだが、どうしたことかそんな気にもならない。隣の部屋の人が見かねてやってくれたが上手くいかない。やっと開いた時には二人で笑ってしまった。

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 元修道院なので、修道士たちの個室が宿泊部屋になっている。小さな部屋で、いかにもホテルという設備もない。テレビもない。質素な造りながら、清潔で心が落ち着く。

 写真をアップしながら今気が付いたのだが、鍵に「DESDE 1928」とある。スペイン語で「DESDE」とは英語でいうところの「SINCE」と同じ。つまり、「1928年から」となる。そんなに古い鍵が今も現役で使われているのか?!なかなか開かないはずだ。