4日目。最終日である。仙台七夕まつりで今回のツアーも終わる。上山から仙台まで約80キロ弱。1時間20分の行程だ。距離にしても時間にしてもそんなに遠くはないのだが、印象はガラリと変わる。奥羽山脈の西から山を超えて東へ。これだけで空が抜けたように明るくなる。
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話はガラリと変わるが、司馬遼太郎である。彼の小説の中で一番好きなものが「峠」だ。幕末に活躍した越後長岡藩の河井継之助が主人公である。「雪が来る」で小説は始まる。そして、「北国は、損だ」と続く。なぜか急にこの話を思い出した。バスガイドさんも言っていた。仙台は東北の中で「独り勝ち」です、と。この言葉には苦々しさと羨望のにおいが込められていたようだ。
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「藩祖伊達政宗公の時代より続く、日本一の」七夕と、必ず「伊達政宗」の名前が枕詞に使われる。そういう存在を持つことへのうらやましさを感じるのは、ガイドさんの「独り勝ち」とつながっているのかもしれない。
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ついでに言うと、今日、11月2日は私の69回目の誕生日です。歌の文句じゃないが、「人生は早い!」です。