131226 イルミネーション紀行4(香嵐渓2)

  ここの紅葉の始まりは江戸時代、香積寺第11世三栄和尚に遡り、大正から昭和の初めにかけて地元民によって紅葉の大補植が行われ、今では約4,000本とも言われているそうだ。そうだろう。ここの木はみな見事なくらい大きい。Tさんもそれに盛んに感心していた。それに引き換え・・・・・・・と。石段のふもとに「上 香積寺 下 三州足助屋敷」という碑が建っている急な階段を上がっていくと山門が迎えてくれる。たいした山門ではないのだが、振り返ると暗い山門の中から輝く紅葉が見える。これだけでも名画を見ているようだ。

  かつて似た光景でこれ以上のものをたった一度だけ見たことがある。太宰府にある光明禅寺でのこと。本堂の障子越しに浮かび上がった紅葉の見事さだ。それから何度訪れても同じ光景を見ることは二度とない。