131211 オランダ紀行15(ファン・ゴッホ6)

アルルのはね橋 サント=マリーの海の風景

  今日の4枚の風景画の中では「アルルのはね橋」が最もよく知られているのではないだろうか。少なくとも私の中ではそうだった。余談だが、この絵よりも明日行くクレラー=ミュラー美術館の「はね橋」の方が良かった。

カラスのいる麦畑 ラ・クロの収穫

  しかし、一番強く印象に残ったのは「カラスのいる麦畑」だった。最晩年の作。この絵の完成数週間後にピストル自殺を図っている。とてもじゃないがこの筆遣いはとうてい「麦畑」には見えない。私だったら「荒れ狂う生命の輝き」とでも言いたくなる。この強烈な輝きの上にはそれを押しつぶすように不吉な空が覆いかぶさっている。そして、一群のカラスが右の空へと飛び去っていく。やはり、カラス(死)でなければならなかったのだろうな。

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