130320 山陰の旅11(足立美術館1)

前回来たのは3月の終わり。桜の足立美術館のはずだったが桜は全く覚えていない。とにかく庭園の素晴らしさに圧倒された。その時には「7年連続日本一」だったが今回は「10年連続」とある。創設者の足立全康氏の「庭園もまた一幅の絵画である」という言葉が全てを表している。その美しさを維持するための努力は大変なものがある。朝9時までの専属の庭師たちによる落ち葉1枚も残さぬ毎日の手入れ。1本1本の木に、万が一の時のために替えの木を用意し、取り替えた時に違和感のないように形も揃えておくとも聞いた。

130317 山陰の旅10(由志園)

境港から食事処の「由志園」へバスで15分。中海の中に浮かぶ「大根島」の中にあって、1万坪にも及ぶ日本庭園が見事である。食事の前に庭園鑑賞ということであったが、境港を出るときにはすでに日は落ちて真っ暗な中での到着となる。ライトアップされた紅葉もそれなりにきれいだったが、明るい時に観ることができたならと悔やまれる。苑路の中ほどにある「牡丹の館」では、温度、湿度、日照管理を徹底して一年中大輪の牡丹を咲かしているという。あきれるほどの大きさの花だ。

苑内には3か所の食事処があり、今回はその中の「紅葉」での夕食。写真を見てのとおり、その品数の多さと華やかさと、もちろん美味しさと、バスでの長旅を癒すビールに酔って、バスに乗るのもうんざりしてしまった。

130315 山陰の旅9(水木しげるロード5)

今日、3月15日。今勤めている短大の卒業式。といってもこちらにはほとんど関係ないが。とはいえ、それでも何人か親しくなった学生があいさつに来る。大分は桜の開花が宣言された。4月の6・7日、京都に行くことにしているが、このままいけば桜は散ってしまうだろう。

130311 山陰の旅7(水木しげるロード3)

17時になるとあっという間に暗くなってしまう。文字通り「つるべ落とし」である。昔、中学生に俳句かなんかの授業で話したら、「なに?だるま落とし!?」と言われてがっくりした覚えがある。橋のたもとでブロンズの妖怪たち以上に威厳のある「ネコ」を見つけた。近寄って写真を撮ろうとしたら見事に無視された。
ここ境港は、高校時代の卓球部の1年後輩であり、ブログのコメントを書いてくれているニックネーム「ゲゲゲのヒロ」さんが終の棲家に選んだ土地である。「築城航空祭」シリーズで気づいた人もいるかと思うが、ヒロさんは航空自衛隊でパイロットとして勤め上げた。何年か前から私・彼・その下の3学年で年に一回の卓球部の同窓会を開いている。
今回は私がこの旅行と重なり、彼も都合で参加できなかったので、連絡しようかなと思ったがとてもそんな時間的余裕はなかった。これがツアーの実態。来年は同窓会で会って妖怪についての蘊蓄を傾けることを楽しみにしている。
さて、このあと、今回と次回でたくさんの妖怪たちの写真をアップする。どれくらい名前が言えるかな?

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130308 山陰の旅6(水木しげるロード2)

ここには、駅から本町アーケードまでの800メートルの間に139体(添乗員さんに聞いた数だが)もの妖怪たちが立っているという。それを1時間足らずで見ようというのだから無理な話。次々に妖怪たちを写真に撮るのに忙しく、終いには何が何だか分からなくなってきた。それでも4大キャラの「鬼太郎・目玉おやじ・ねずみ男・ねこ娘」はちゃんと撮影した。
この中で一番好きなのは「ねずみ男」だ。私の周りでもそう思っている人が多い。

130306 山陰の旅5(水木シゲルロード1)

境港に着いたのは16時を回っており、すでに薄暗くなり始めていた。出発したのが17時だから滞在したのは正味1時間もない。添乗員さんは「早くからお店を閉めて商売っ気がないのよね」というが、雨も時折降るような寒々とした天気だし、17時に近い。観光客もちらほらだ。これではいつまでも店を開けておく方がおかしい。お店の若い店員さんが店の奥に向かって、「あと、5分!」と大きな声で言っていたのがおかしかった。

130303 山陰の旅4(松江堀川めぐり3)

道路を歩いているときにはほとんど川面を眺めるということはない。ましてや川辺の草花や水鳥たちを鑑賞する時間も余裕もないし、いつも通る橋を下から眺めるなんてことは絶対にない。そうしたありえないことを体験できるのもこの堀川めぐりの醍醐味だし、そもそも日常から離れることこそ旅そのものなのだから。

この堀川めぐりのコースの中で唯一松江城を目の前にできるスポットに出る。ちょうど陽を背にしてくっきりとは見えないが、それもまた味がある。右手には、小泉八雲記念館や武家屋敷などが続き、城下町の面影が残る「塩見縄手」と呼ばれる地域が見えてくる。建物や通る人たちを船という敷居を通してみるのも一興である。時間があれば「武家屋敷」だけはのぞいてみたいものだ。観光客の中に赤い和服を着た女性を見つける。あわててシャッターを押したが、あとで見ると手に携帯を持っている。彼女に責任のあることではないが、ちょっと残念!